将棋の羽生善治九段(51)が、2月4日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第80期名人戦A級順位戦8回戦で、永瀬拓矢王座(29)に敗れ、通算成績2勝6敗となりました。
この結果、最上位となるA級から初の陥落が決まってしまいました。羽生九段によるA級在籍は、名人在位9期を含む29期連続で途絶えることとなりました。
しかし、このA級29期連続は、中原誠16世名人(74)と並ぶ歴代4位の記録とのことです。なお、1位は故・大山康晴15世名人の44期連続となります。
それにしても、残念なのは、この結果として、おそらく、順位戦での羽生九段対藤井聡太四冠が見られない可能性が高くなることでしょうか。ただし、分かりません。今後の状況は、あくまでも今後ですから。
斎藤慎太郎八段 2年連続名人挑戦を決める 豊島九段に勝利し8戦全勝(スポーツニッポン)
一方で、こういう報道もありました。
A級順位戦で今期トップの斎藤慎太郎八段(28)が、豊島将之九段(31)に151手で勝利し、8勝0敗としました。
この結果、2番手の糸谷哲郎八段(33)が佐藤天彦九段(34)に113手で敗れて5勝3敗となった関係で、3月3日の最終9回戦を待たずに斎藤八段の2年連続挑戦が決まりました。
昨年度の名人戦での斎藤八段は1勝4敗と、ほとんど良いところ無く敗戦、という感じでしたが、次はどうでしょうか?上記の通り、今のA級では一番強いわけで、果たしてそれが渡辺名人に通じるかどうかですね。それに、次はもう、藤井四冠が来るでしょうから、そうなると当然、A級の勝敗も大きく変わるでしょうし・・・
この記事を評価して下さった方は、にほんブログ村 国内ニュースを1日1回押していただければ幸いです(反応が無い方は[Ctrl]キーを押しながら再度押していただければ幸いです)。
最近の「将棋」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2016年
人気記事