家族ったってねぇ・・・

　父方の親戚付き合いは、耐えて久しい。年賀状だって一枚だけ・・・。
　財力・人脈、それなりの「力」をもっていた親父が健在だった頃は、うよ
うよ、集るように親戚たちはやって来たものである。
　母方の親戚は少ないが、「お父さんには世話になった」と従妹とは、音信が
あるけれど・・・。これは母の妹の筋ね。
　だが、母の弟、私の叔父貴が他界してからは、＜一切縁切り＞だ！仲のよかっ
従弟達がどうしているかも知らない。便りもない。叔父貴が家を買うときなぞは、
大枚の銭を融通したりもしていたんだが・・・。

　　　　

　昨夕、美味しく仕上がった自信作の＜粕汁＞を実家に持っていきましたが
・・・。
　問題は今朝のことです。
　オトウト君が今日からフルタイムで、しごとなので、実家を行ったら・・・。

　冷蔵庫の中に、昨日の粕汁の具が、パックに入れて置いてありました。

　「残ったの？」と母に聞くと、
　「水で薄めて食べるつもり」との返事に、

　水で薄めの言葉に、切れちゃいました！　

　家には、酒かすを溶き、白味噌も入れてきちんと味付けをした、「汁」を
足せるように作ってあるのですよ。

　水を足す　わたし、思わず怒ってしまいました。
　母も、手にしていた鍋を放り投げ・・・。奥に行ってしまいました。

　　　世間で言う「認知症」、年齢相応に判断力は鈍っていて、
「もう、これ食べたら＜マズイ＞だろう」とおとうとが注意しているにも
かかわらず、「もったいない」と食べるんですよ。　
　そして、おなかを壊してしまっているらしい・・・。

　しかし、それを隠したり、誤魔化して、何かあれば言い繕うのですな。

弟からの　　
　今日は、しごとに行かれへん！