典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

「キエフへ、やっと、戻って来た」と、思ったら(改)

2015年01月26日 | <歴史>

まずは、全体の構成を・・・。

 序章 中央ユーラシアの歴史世界 (p.1~)

[第1部 イラン系民族] 第章 草原の民-古代ユーラシアの遊牧騎馬民族/第章 オアシスの民と国家 

[第2部 トルコ系民族]章 トルコ系民族の発展 【.モンゴル高原から中央アジアへ(~p.126)】2.ウラルから東ヨーロッパへ(p.174)】 .中央アジアから西アジアへ】  第章 中央アジアとシベリアのトルコ系民族  

[第3部 モンゴル系民族] 章 草原の覇者-モンゴル民族の形成と発展  第章 伝統と変容

[第4部ウラル系民族]章 ウラル系諸民族の世界 第章 歴史と文化    [第5部 チベット系民族] 章 民族の構成と軍事国家「吐蕃」の体制      第章 社会の歴史と宗教的基盤 (~p.576)

 う~ん 手ごたえのある本ですね。新刊・税抜3800円は、良心的な手に届く価格かな?

 今日<読んだのは、127から、174ページの「2.ウラルから東ヨーロッパへ」でしたが、ほんと、手ごたえがあるだけでなく、丁寧な地図も付されて、唸りつつ、愉しんでいました。かといって、内容は・・・?

 そこで 「小見出し」を書き抜きます。章立てや見出しをこうして、書き抜くだけでも、頭の中がごちゃごちゃにならず、整頓出来る・・・。勝手に番号⑳とか附します。

フン族の西進    アッティラとフン帝国   アヴァ―ルの遊牧国家  アヴァ―ルとスラブ  ブルガールの勃興   ヴォルガ・ブルガール国 ブルガリア国の形成と発展 ハザール・ハーン国の成立 ハザール・ハーン国の拡大 ハザールの統治機構 ハザールの宗教 ユダヤ教の受容  ベチェネグとポロヴェツ ※以上「2.ウラルから東ヨーロッパへ」127-174

 しかし、記述されている内容は、東ローマ・ビザンツ帝国との交易や外交です・・・。自分たち自ら「記録」を残すところまでに至らない 部族連合や民族や「国」は、相手の文字の世界に記述された姿でしか、表さない・・・。でも、考古学の発掘によっても、近年、明るみに出て、研究が進んだいるんだなぁ

 さて、山川『中央ユーラシアの世界』は、章を追って前から、後ろへと読み進む類の本ではないですな。

 本の本と掛け合わせながら、ゆきつ戻りでしょうかしら。

 今日は黒海、クリミアの「ケルソン」についての論文でした。pm5:08

 でも、「民族の世界史」は、そのまま「3.中央アジアから西アジア」に突進しちゃいますかね。

 ↓

 突進してしまいましたぁ すっきりしなかった「セルジュク」の歴史がすとーんと整理されて、気分よかったぁ。

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