典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

怖いデス、「氾濫危険」

2017年08月07日 | 【自然と暮らし】暮らし・自然災害・環境問題

 大阪府の「開設避難所」のテロップが画面にうつした出されております。午後からずっと・・・。

 大阪府南部の各市のここかしこ。そして、東大阪市の東部の生駒山ろくに近い地域の小学校名が次々と!

 大昔、大阪平野は「河内湖」で大阪城から四天王寺にかけての「谷町台地」の西は「難波砂堆」で中世末まで、海はすぐそこという低地帯です。

 午後2時からのMBS「ちちんぷいぷい」において、気象庁ホームページの利用を気象予報士の広瀬さんが紹介なさっておりましたが、もうひとつ国土交通省の「川の防災情報」も、ここまでの降雨となると活用する必要があります。

 川の氾濫に関する情報が得ることが出来ます。

 水防団待機・氾濫注意・避難判断・氾濫危険・・・。淀川水系の河川には観測所がたくさんてります。

 浸水害に関する情報は気象庁よりも、国交省の防災情報の方が役に立つと私は思います。

 大阪府と大阪市の場合は「オーク・レーダー」で、どの時間帯に雨が降るとかも分かり、買物や通院などの外出にとても役に立ちます。

 せっかくのスマートホンetc.です。停電しても使えますでしょう?18:25

 今日はお金もないし、家の冷蔵庫にある品で、飢えをしのぐかな?病院は、630円・・・。財布の中は800円もありますが・・・。ノンアルコール3日目

  午後7時20分、嵐になったので、「写真整理」を止めて、リビングに来て、テレビをつけました。     西風に変わりましたが、雨足は強くて、すべての窓を閉めましたぁ

 土砂災害は、これから起こります。怖いです、ほんとうに・・・。現在も、少しずつ、国土地理院の地形図の整理をすすめていますが、同じ地域の地図を時系列で整理すると見えて来ることは・・・。山や丘を削り、宅地化されているという変遷です。河川の近くも然りです。

 そして考えることは、山地が多い「日本」の土地は、資産価値がどこまであるのか?司馬遼太郎さんの著書に、確か『土地と日本人』?といったタイトルの本があります。(間違っているかも知れません。) 

 関東大震災を経験した親父は、死ぬ直前(1、2ヶ月)まで家を買わず、借家住まいでした。もちろん、現金での購入です。鉄筋コンクリートに建て替えるんやと語っていましたが、脳溢血で倒れ、3週間後に他界しました。天災や事故、原発にも危機感を抱いていた父の「教え」を私は受け継いで、ずっと生きてきました。

 戦後の住宅政策での間違いは、持家政策であると私は考えています。ローンを組んでまで、家なんか買うな!農村で農業するならば、土地は財産でしょう。わずかな期間で返済できるローンならば、また別ですが・・・。そして、代々その地に子孫が住む場合も別です。

 しかしながら、「都会」というものは、村で食いっぱぐれた者が職を求めて集まって出来た地域です。まあ、中には、昔から「大坂」とか「江戸」をはじめに住み続けいる「家」の方々もいらっしゃいます。でも、所詮、「庶民は」であります。

 午後9時過ぎ・・・。凄まじい西風が吹き荒んでおります。今は、ただ、ただ、この台風によって困難に陥る人たちが少ないことを祈るばかりです

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