ほんとにこれでいいのだろうか？

　リビングでそのまま眠ってしまい、一度真夜中に起きたものの、寝室には行かずに朝を迎えた本日でした。まあ、こんな日もあっていいでしょうな。

　　母の昼食に向けて、いくつか料理を作った後、わたしめの朝食が９時過ぎ・・・。　　　　　　　　今朝は、オバマの演説があるとのことなので、テレビは＜ＣＮＮ＞でした。最近は、ＢＳで世界各国のニュースもみておりますが・・・。

　そして、ＵＳＡ大統領の演説は、どうせ後で分かると、副音声で録画いたしました。どれぐらい聞き取れるのだろうかと・・・。　だって、どういう話をするかは、ある程度は予想出来ている内容だし、使われるだろう単語、名詞も少しは覚えたかなぁ？

    　　携帯電話で録ったこの写真は、わたしめが現在使っている英和辞典であります。これは、自分のものではなく、息子が高校生のときに使っていた辞書    　今日になって、初めて書き込みを見つけたぐらい、ほ～んと、きれいな状態でありましたっ　　　ずっと、手元に置いている・・・。　テレビの画面に知らない単語が出てきたら、すぐに調べるようにしていますから、この一冊と和英辞典だけは、本棚の辞書コーナーに戻さずに・・・。

 　　しかし、単語を覚えようといった気持ちは、さほどないですね。＜分からないことは調べずにはおられない＞という習性、習癖といいましょうか？　とはいっても、一月の終わりぐらいから、毎日少しは、おべんきょうしていますの。

　 　リアルタイムで放映される報道映像を少しは分かりたい が動機ですね。　

　 それともう一つ・・・。　私の世代がうけた英語教育は、役に立たないものだったのか？という＜疑問＞ですねん。

　２月の終わりだったか、３月１日のどちらか、定かではありませんが、　「歴史は眠らない」のシリーズの『英語・愛憎の二百年』の最終回、「使える英語を求めて」をみて、心を揺さぶられたんですね。鳥飼玖美子さんの番組でした。

　　今日、本屋さんに行ったときに、このテキストをみつけ、購入して読んでいる最中です。

　「ほんとに、これでいいのだろうか？」は、まもなく始まる小学校での英語の必修化に対して、わたしなりの危惧からの言葉です、実は・・・。

 「アメリカだったら、ガキでも英語、しゃべっているやん」

　昔からずっと、次のように考えております。必要なら留学すればいい・・・。　　　　　　　会話ぐらい出来ると　　母語で、きっちり話したり、考える力が育っていない段階での、英語の早期教育はヤバイのでは・・・と思うのです。

 そう語らずにおられない源は、私が小学校、しかも低学年の教師だった経験にあります。通信教育で形ばかりの免許をとって、８年間あまり勤めていました。　息子が乳児から幼児、小学校の低学年の時期が、ちょうど小学校勤務でした。

　ああ、その前は、高校で、世界史と倫理社会の講師を２年間で、実は、倫理社会でやった論理学の授業経験が、小学校１年生の授業に、ものすご～く 　役に立ったのですね。　　　　一つ、付け加えておくと、私が倫理・哲学を教わった先生は、後に大学のせんせいになってはります。すご～い読書家、勉強家で、かなりの影響を受けたかな？高校一年で、キェルケゴールに傾倒していますから、そんな私にとって、倫社の授業は猛烈な刺激

  よって、小学校低学年の担任になって、乳幼児の発達、ことに言語の発達過程を、かなり真剣にべんきょうしたのでありますねん。息子は、格好な実験台、観察対象だったともうしますかね。

　　本題に戻ると、入学したての小学生の国語授業に、「これやっ」と、応用出来たのが、高校で学習した＜英文法＞での、文型パターン・・・。形容詞文、動詞文、名詞文です。　「水！」　　　　「水がどうした？」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　水が冷たいのか、水が飲みたいのか？　「水」だけでは分かりませんよね。

　  そして、小学校での授業経験は、中学教師になって、また、あれやこれやも役立ちました。　英語がさっぱり分からない生徒に、小学校低学年の国語文法を教え、そこから英語へ・・・でしたわ。

   英単語については、ふだん何気なく使っている＜外来語＞や、果物、飲み物、野球チームの名前を調べさせて、遊びましたね。また、自分の持ち物にくっついている＜アルファベット＞を英和辞典で探させたり・・・。

　　まっ、現在は生徒達とした＜遊び＞を振り返りながら、遊んでいるという次第で御座いますのんよ。  

　 さて、明日の予定は・・・。若ごぼうの料理を作る　　　「ほんとに、これでいいのだろうか？」でありました。　　　　　　(了)