典虚てん手古舞

我が“為”の日々を振り返りつつも、逝き時を待つ日々を悔いなく一日一生

こんなものが!

2012年07月12日 | 【日録】今日は何した?どう過ごした?

 「小遣いについて」というタイトルの、ワープロ文字のB51枚である。大学受験前に対して手わたしものです。以下、文面・・・

 母〇〇〇〇が 子〇〇△△に与える1ヶ月間の小遣いに関して、金額・用途等の条件は下記の通り定める。

 第1項 1ヶ月、4週間の小遣いは金1万円とする。 

 第2項 第1項の小遣いには食事代を含まない。

 第3項 第1項の小遣いには、洗顔や整髪に必要な品の購入費を含む。

 第4項 第1項の小遣いには、文房具の購入費をふくむ。ただし、学期始めや高額(1品500円以上)については、適宜検討する。また、ノート・消しゴム・サインペン・ノリ・テープなど至急を要しない場合は支給する。ただ急な申し出の場合は、第1項の小遣いの中から自分で負担すること。

 第5項 衣服や靴などに関しては、必要と認めるものに限り、支給する。

 第6項 娯楽費・遊興費については、相談の上、決定する。ただし、急な申し出の場合は、一切認めない。4日前までに、必ず申し出ることを条件とする。

 第7項 学習に必要な参考書や受験料などについては、全額支給するが、領収書を必ず、提出すること。

 第8項 第1項の小遣いの支給は、母〇〇〇〇の給料日の後の日曜日とする。

 以上、子〇〇△△は、母〇〇〇〇のの収入を考慮し、また大学受験などのため出費の多い時期であることを念頭において、無駄のにいようう小遣いをつかうこと。

                              日付 199●年1月21日

 ちょうど、息子が大学受験で志望校を巡って、意見が食い違いました。授業料も安い公立大学なら、合格は確かでした。しかし、彼は「〇〇大学になんか行けるか!」

 自宅から通えるし、授業料も割引・・・というのに。落ちれば、浪人です。しかしながら、やはりこれは親が決めることではないと思いました。

 「予備校の学費はない」というと、「特待生」の口をみつけてきました。

 一浪後、1年後の受験・・・。私立大学に行かせるだけの資金はありませんでした。私立中学も、経済的にゆとりがあったからでもなく・・・。借り手は返し、借金、借金。減りません。

 そして、受験する大学名を聞いたときは、目の前が真っ暗になりました・・・。ランクを落とせ、落としたらといくらいっても、頼んでも聞き入れません。

 いくらセンター試験の点数があるからといって、併願校ゼロ。慶応や早稲田なんかとってもやない。受けるだけでも、受験料、交通費もかかるし、通っても無理!

 落ちれば二浪のところを、志望校一本で貫きました。受験の日は、わたしは、台湾に用事があったので、友人の経営するペンションに息子を託し・・・。

 大学の入学式、卒業式にも行かなかったですね。その大学には、私も学生身分で、ちょこちょこ行く機会はあったけれど、親が顔を出すなんて格好悪い・・・。

 大学の学費はもちろん出している・・・。小遣いは?覚えていませんね。教科書や交通費は出しているはずです。

 3年生から、大学の近くに下宿しました。この時は、息子4歳ぐらいからの知人が、間に入り、<預かる><預かって>といった感じで、月額5万円(下宿・食事)とまとまりました。

 下宿の部屋の合鍵、息子からもらいましたが、一度も行きはしませんでしたね。ほんの近くにある友人宅を訪ねたりしているのに、なぜか・・・。

 「就活と鬱」の後半、本田由紀さんの指摘です。

 

 う~ん!わたしの頭の中には、「家庭」と言葉が内実をともなったものとして、存在しないんですよ。 「母子家庭」だったから?

 そもそも、結婚によって作られる「家庭」って、一体、何んだべさ!

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