制作のきっかけは、一冊の本でした。
「鉄道写真風景レールファンが選んだ563」(ネコ・パブリッシング)のページをめくった時、目に飛び込んできた一枚の写真にくぎ付けに。
どうしてもどうしてもどうしても、このボロボロの柵が作りたい!
その本を握りしめて帰り、作り始めたのがこのジオラマです。
今まで水辺の表現にはリアリスティックウォーターを使うことが多かったのですが、今回は透明プラ板+グレインペイントのアクアシリーズを使いました。
リアリスティックウォーターでは表現の難しい「深さ」を作りたくて、この方法を選びました。
そして、恋い焦がれるように作りたかった柵は。
プラ棒を切り出し貼り合わせる作業は面倒できーっとなりましたが、くたびれた雰囲気に塗装するのはとても楽しかったです。
この柵に一目惚れしなければこのジオラマも作らなかったので、タイトルは「柵のある風景」としました。
…この作品は、RM MODELS216号(ネコ・パブリッシング)に掲載していただきました(*´▽`*)
自分の作品が誌面に載っているのを見るのはとても嬉しくドキドキしました。
これからも、がんばって作っていきたいです(*´ω`)
(柵のある風景・2013年2月制作)