棚田の残る山あいの村を、時々思い出したように鉄道が走ってゆきます。
すでに住む人のいなくなった民家。
丸太橋の向こうには、小さな畑で収穫をするおばあちゃんの姿が。
棚田の間を登る坂道の上には、洗濯物の干してある日の当たる広い庭。
農作業の合間に一休みする老夫婦。
短い花の季節を終えて、はらはらと散る桜。
石垣の棚田がとにかく作りたくて作った、小さなレイアウトです。
私が作ったジオラマの中で唯一、鉄道模型がちゃんと走ります(^-^;
作ってから時間がたっていますが、失敗したり思うようにならなかったりしながらも、本当に好きで楽しく作っていた気持ちを思い出します。
好き、って大切ですね。
全景。
(棚田のある風景・2011年7月制作)