蔦や草に埋もれ静かにたたずむ扇形機関庫と、一羽の鴉。
車窓から見えるその廃墟は、哀しくも鮮やかに一瞬で目に焼き付くようで…。
このジオラマは、大分県にある豊後森機関庫をモチーフに制作しました。
スケールは1/150で、ベースが約75cm×52cmとこれまで作ったジオラマの中では最大で、狭い我が家では置き場所に困っております(笑)
力足りずつたない部分もとても多いのですが、その当時は形にするために本当に必死でした。
あの時どうしても作りたかった風景が、そこにあります。
(鴉と機関庫・2012年10月制作)