7N4TDN 空は広いな 大きいな

アマチュア無線、飛行機、鳥、猫、ドライブなど・・・。思いつくまま、気の向くまま・・・。備忘録程度に綴ります。

ステップアッテネーター

2021年05月28日 15時10分42秒 | アマチュア無線
 今度はステップアッテネーターの方です。こちらはネット上にいろいろあった情報を参考にさせていただいています。作者の皆様、ありがとうございます。
 
 ケースの加工。タカチのアルミダイキャストケースにBNCコネクタ用φ9mm、や6Pトグルスイッチ用φ6mmの穴をあけ、すべて取り付け。そのあと、くりぬいた銅張積層基板の真ん中をスイッチのサイズにくりぬいて、スペーサー10mmをかませてケースに取り付け。 




 左からー20db、-10db、-6db、-3db、-1dbのユニット。Π型減衰回路です。それぞれの減衰量の抵抗はネット上の情報をそのまま使わせていただきました。-1dbが6.8Ω×1と910Ω×2、-3dbが18Ω×1と300Ω×2、-6dbが39Ω×1と100Ω×2、-10dbが75Ω×1と100Ω×2、-20dbが62Ω×1と240Ω×1という組み合わせで取り付けました。(この時点では間違いに気が付かず、-20dbだけがうまく動作しませんでした。1個の抵抗が2桁、2個セットの抵抗が3桁、と雑に理解してしまったことが仇になりました・・・(泣)




 すべて取り付けて、テプラでラベルを作って貼り付け。完成です。




 この後、動作テストを行ってみたのですが、先ほど書いた通り-20dbの減衰だけがうまくいきません。理由は一晩眠って朝目覚めた後、回路図を見直した時にはっと気が付きました。-20dbの抵抗の組み合わせは240Ω×1と62Ω×2だったのですね。見間違いというか、早とちりというか、わかってしまえばとっても恥ずかしいミスでした。-20dbは周辺回路とシールド分離しないと、みたいな書き込みもあったのでてっきりそれかと思いましたがそれ以前の初歩的な問題でした。

 手持ちの抵抗がなかったので、5つ目のユニットも-10dbのセット75Ω×1と100Ω×2の組み合わせにしました。5つのスイッチをすべて入れれば-30dbとなり、今回はこれで十分としました。動作の方も問題なさそうです。やれやれです。計測ツール作りはまだ終わらず、今度はダミーロードを作っています。出来の方は次回書きたいと思います。