4年ぶりに奈良正倉院展に行った
大勢の入館者には驚き 時間を区切っての入館
聖武天皇ゆかりの品々約9000件の内59件の宝物が展示されてます
楓蘇芳染螺鈿槽琵琶(裏側の模様)
ヤコウガイやアワビで文様を作る螺鈿の技法で豪華に飾っている
ペルシャ起源の4弦琵琶でナスの様な形の胴と直角に曲がった首が特徴(写真の上部のため写ってない)
赤地鴛鴦(おしどり)唐草文錦大幡脚端飾
赤い絹織物 15Mもある旗の飾り 聖武天皇が亡くなられた翌年757年東大寺で営まれた一周忌法要で
お堂に吊るされた旗の一番下に付けられた飾り
平螺鈿背円鏡
毎回見ても飽きる事が無い美しさ
白く輝く貝殻を薄く切ってはめ込む螺鈿と言う技法が施されている
鏡の部分は銅やスズを合わせた白銅製です
背面を飾る花や蕾の文様は貝殻や琥珀で、、模様の間にちりばめているのは青や白のトルコ石の細片です
青班石鼈合子スッポンそっくりな容器蛇紋岩製でお腹に皿をはめこんでいます
目には赤く透明な琥珀を入れた優れた彫刻です背中には北斗七星が彫られ、金泥や銀泥で色づけしてます
(北斗七星はわかりずらい)
犀角杯
犀の角で作った杯
極々一部です 絵葉書で紹介しました
正倉院の宝物には中国の唐やニシアジのえいきょうを受けて花開いた天平文化が反映されている
高度な技と美意識には驚かされました
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