前回からの続きです。
では、果物に使用するワックスの正体は、何なのでしょうか?
果物に使用できるワックス(の成分)は、大きく分けて、次の二つのタイプに分かれます。
1.天然由来による物
2.石油由来による物
なお、どちらのワックスも、食品衛生法の食品添加物として厳しい規制を受けており、その安全性は高いと思います。
ではそれぞれについて説明しましょう。
天然由来による物
1.カルナウバロウ
厚生労働省行政情報の「既存添加物名簿収載品目リスト」の70番目に記載
ブラジル特産のカルナウバ椰子の葉から採取、精製した天然ワックスです。
カルナウバ椰子は、遠くからでも葉のワックス分がキラキラ輝いて見えるので、直ぐに見分けが付くそうです。
チューインガム、キャンディー、果実、チョコレート等に使用。
2.シェラック (シュラック あるいは セラックとも言う)
厚生労働省行政情報の「既存添加物名簿収載品目リスト」の151,152番目に記載
インド・タイ・ミャンマーなどに生息するラックカイガラムシという昆虫が分泌する天然樹脂から得られます。
チョコレートやキャンディー、糖衣菓子、果実、チューインガム、医薬品などに使用
石油由来による物
1.マイクロクリスタリンワックス
厚生労働省行政情報の「既存添加物名簿収載品目リスト」の310番目に記載
果実、チョコレート、チュ-インガム、化粧品などに使用
2.流動パラフィン (パラフィンワックス、ミネラルオイル、水ワックスと呼ばれることもある)
厚生労働省行政情報の「既存添加物名簿収載品目リスト」の352番目に記載
これらは、単独で使用されるよりも、混合して使われることがほとんどのようです。
また、流動パラフィンについては,あいまいで矛盾した情報が錯綜しており、実際に使用されているかどうかは分かりませんでした。
では、果物に使用するワックスの正体は、何なのでしょうか?
果物に使用できるワックス(の成分)は、大きく分けて、次の二つのタイプに分かれます。
1.天然由来による物
2.石油由来による物
なお、どちらのワックスも、食品衛生法の食品添加物として厳しい規制を受けており、その安全性は高いと思います。
ではそれぞれについて説明しましょう。
天然由来による物
1.カルナウバロウ
厚生労働省行政情報の「既存添加物名簿収載品目リスト」の70番目に記載
ブラジル特産のカルナウバ椰子の葉から採取、精製した天然ワックスです。
カルナウバ椰子は、遠くからでも葉のワックス分がキラキラ輝いて見えるので、直ぐに見分けが付くそうです。
チューインガム、キャンディー、果実、チョコレート等に使用。
2.シェラック (シュラック あるいは セラックとも言う)
厚生労働省行政情報の「既存添加物名簿収載品目リスト」の151,152番目に記載
インド・タイ・ミャンマーなどに生息するラックカイガラムシという昆虫が分泌する天然樹脂から得られます。
チョコレートやキャンディー、糖衣菓子、果実、チューインガム、医薬品などに使用
石油由来による物
1.マイクロクリスタリンワックス
厚生労働省行政情報の「既存添加物名簿収載品目リスト」の310番目に記載
果実、チョコレート、チュ-インガム、化粧品などに使用
2.流動パラフィン (パラフィンワックス、ミネラルオイル、水ワックスと呼ばれることもある)
厚生労働省行政情報の「既存添加物名簿収載品目リスト」の352番目に記載
これらは、単独で使用されるよりも、混合して使われることがほとんどのようです。
また、流動パラフィンについては,あいまいで矛盾した情報が錯綜しており、実際に使用されているかどうかは分かりませんでした。