このブログは、進学教室に通わない中学生を応援しています。
1日23分の自主学習を、ぜひ実践してください。
内訳は、英単語3分、その他の英語10分、数学10分です。
対象は、成績優秀未満のすべての中学生です。
成績最下位の中学生が、いちばん伸びます。
これまでのふだんどおりの生活に、毎日23分間の自主学習(家庭学習)をプラスしてください。
これまで自主学習が0分なら、+23分。
これまで、自主学習が2時間なら、それに+23分です。
時間が足りない、と感じたら、これまでの時間の使い方を見直してみましょう。
これまで、3時間を勉強に当てていたなら、それを思い切って、2時間に減らしても効果が上がる方法はないか工夫してみてください。
長い時間、勉強すれば成績が上がるというものでもありません。時間を区切って学習効率を上げる。余った時間で、好きなことをするという、余裕のある中学校生活をめざしましょう。
一般的な進学教室のカリキュラムは、3年になると週3回に増えるので、進学教室に通う時間も加えると、1週間で10時間以上かかってしまいます。それに進学教室で出題される課題もこなすとなると・・・。
進学教室に通っている中学生に、1日23分の学習で追いつくのは、少し無理がありますが、学習効率を上げれば、進学教室に費やす時間の半分くらいの時間で、追いつけるはずです。
その秘密は、進学教室のしくみにあります。そもそも進学教室は、親が支出する学費で運営されているので、どうしても生徒本人より親の方を向いて仕事をすることになります。そうなるとどうしてもひとりひとりの個性を伸ばすより、最大公約数に適応できるやり方で、とにかくあれもこれも勉強しなさい、ということになってしまいがちです。だからどうしても課題をこなすために学習時間が長くなり、勉強が苦痛になって・・・という悪循環に陥る人も少なくありません。進学教室に通っても成績が伸びないのはそういう人たちです。
以前、「進学教室に通わせて、3か月たって伸びないなら、やめさせましょう」という記事を読みましたが、その通りだと思います。
では、あらためて、+23分の使い方です。
3分は、英単語・英熟語の学習にあてます。
単語の意味を知るのが目標です。つづり(スペル)を暗記する必要はありません。
はじめにタイマーを用意してください。(キッチンタイマーでOK。100円ショップで110円で買えます)
めやすは、1分間で5つ。(見開き1ページ) これを3回やります。(あわせて6ページ)
忘れてもかまわないと思って、気楽に続けましょう。5つ覚えたら、1つくらいは時間がたっても忘れていないものです。忘れた単語は、後日また覚えればいいのです。
あとの20分は、英語10分、数学10分です。学習習慣がついていない人はきちんとタイマーではかりましょう)
英語は、はじめはなるべくやさしい英文法の問題集がお勧めです。
数学は、ペレ出版の「語りかける中学数学 問題集」が断然お勧めです。
わからないところを調べたり、まだ学校で習っていないところを予習するために、姉妹書の参考書「語りかける中学数学」も、持っていたほうがいいです。
問題集は、区切りまでやってから答え合わせをするのではなく、1問解いたらすぐ答え合わせをして、わからなかったら解説を読む、という方式をとってください。学習効率が格段に向上します。
国語・理科・社会は、過去のブログを読んでください。
では、きょうから+23分の学習をよろしく。
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