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重陽は 何も立てぬ 節供なり (江戸川柳)

2015年09月09日 | 旧暦に生きてみる

ごきげんよう

 

今日9月9日の暦注には重陽(ちょうよう)とあり、五節句の一つになります。

7世紀の末頃に中国から伝えられた重陽の節供は、旧暦の9月9日の行事で、

菊の節供とも言われました。

 

重陽とは、陽の数が重なるという意味です。古代中国の陰陽思想では

奇数は吉祥の陽の数であり、偶数は陰の数とされています。

一桁の数の最大の陽数である9が重なることで

重陽または重九(ちょうく)と言われました。

 

日本書紀には、685年に天武天皇がこの重陽の宴を催したと記されていて

その後は、歌舞を奏で菊酒を賜わる節会となります。

武家社会になると重陽の節供は宮中より盛大な祝賀の儀礼となり

江戸時代には参賀のため、諸大名が石高で定められた礼服で

総登城する重要な式日となりました。

一般民衆にもこれが伝わり季節の栗ご飯を炊き、菊酒を飲んで祝いました。

 

  

しかし、かつて盛んだった重陽の節供もいまでは廃れています

 

原因は明治の新暦への切り替えで新暦に日付だけを残しても

 

残暑厳しい現在の9月9日(今年は残暑がないが)は

 

菊の花が咲く時期ではなかったことと、9は日本では忌み数

 

として良いイメージをもたれていないからでしょうか?。

 

(9月9日が誕生日の方、ごめんなさいね)

 

引用元;http://www.nippon-bunmei.jp/topics/saijiki/

 

 

 

それじゃあー、今日は乾杯でもしますか!

 

やぁっぱり~ 俺はぁぁ~ 菊・・・

 

 

 

ちなみに、旧暦9月9日は、今年は10月21日になります。

 

 

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