アルバイト三昧partⅡ
釘抜とヘッタ打ち
私に生誕地は,日本有数のキャベツの生産地。私は小学校高学年であった60数年前、キャベツは60cm×60cm×1m位の木枠の箱詰めで輸送されていた。この木枠箱の両サイドの『ヘッタ』と呼び、リサイクルしていた。京浜の市場から帰り車のトラックがこのヘッタを逆輸送してくる。古く釘が残った状態で来るので、再生する為にはフル釘を抜く必要がある。仲買人のオジサンが言った、『ヘッタ一枚あたり5円でこの釘を抜いてくれるかね。』『ようがす。まけせてくだせい。』と言いたかったが、内気な私ははにかんで笑顔でオジサンの依頼を引き受けた。再生品以上にヘッタは必要である。新しヘッタを打つ仕事が回ってきた。けれどこちらはしっかりした正方形に打たないと良い箱にならない。
不器用な私の打ったヘッタを仲買のオジサンは、力で修正しながら回収していった。
旅館の小さい番頭さん
小学校6年の夏休みには、旅館の番頭さんのアルバイトもした。親戚の旅館のオバサンから『ちょっと手伝って。』
と言われて小さな番頭さんになった。主な仕事は、布団敷、お膳運び、洗い物である。よく働いて一日千円貰った。以上が私の少学生時代のアルバイトです。以下、中学生、高校生、大学生、退職後アルバイトに続く。
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