もうすぐ成人式を迎える長男が赤ちゃんのころ、東京都国分寺市に住んでいました。
ある朝、突然泣き出し、おっぱいも飲まずにずーっと泣き続けるので、心配になり近所の小児科に行ったところ、「風邪の引きはじめでしょう。お腹が張っているから家に帰ったら浣腸をしてあげて。」と言われました。
浣腸したら真っ赤な血便が出てびっくり・・・あわてて小児科に電話したけど、お医者さんは留守になっていて、長男を出産した都立病院に電話しました。
「すぐ連れてきてください!」と言われ、抱っこひもにぐったりしている長男を入れて、府中街道のバス停で泣きながらバスを待っていました。そのころはタクシーを呼ぶゆとりがなくて。
すると、すぐそばに車が止まり、「○○田さんじゃない?」と降りてきたのは、東京に来る前、長野の教会で一緒だったYさん(そのころは東京に住んでいた)。事情を話すと、病院まで送ってくださいました。
診察の結果、腸重積という腸が重なるような病気で、処置が遅れると命にかかわるとのこと。早く病院に行けたので、1泊の入院で済みました。
翌日の退院の時も、Yさんが迎えに来て下さいました。
前日は、娘さんのぜんそくの治療に遠くの病院に行った帰りだったそうです。月に一回、普段は「午後に電車で」行くそうですが、その日はなぜか「午前に車で」行きたくなったそうです。その帰りに私をみつけてくださったそうです。
病気を通して、Yさんに会うことができ、神様の恵みをいただきました。
by ユーニス