ブログのアップは週末に行うことが多いのですが、今週末は田舎の中学校の同級生と泊まり込みで遊びに出かける予定なので頑張って今晩アップしましょう。
最もコストパフォーマンス(こういう風に使って良い言葉か?)の悪いギターの紹介です。演奏曲は「京都の恋〜黒く塗れ」位しかないですね。強いて挙げれば「さすらいのギター」か。私は「京都の恋〜黒く塗れ」とボーカル曲「京都の恋」「京都慕情」のバックでしか弾いていません。使用曲数で割り算したら、何とも金額の張るギターです。
今回はCoral ELECTRIC SITAR 1960年代製です。でも、コーラルの本物のエレキ・シタールですよ!2006年、渋谷の石橋楽器で購入しました。
【Coral ELECTRIC SITAR 1960年代製/#813052】
♬シリアルナンバーから製造年を判別する資料がないので、1960年代製位しか分かりません。詳しい方教えて下さい。えっ、じゃあ何で '60年代製って言えるかって?!う〜ん、実は・・・・長くなりますが・・・・
石橋楽器渋谷店に行ったら、コーラルのエレキシタールが2本並んでいました。'60年代製だという1本、もう一本は'70年代製('70年製?)だというとても綺麗な1本。ご想像通り、'70年代に気を惹かれましたが(美人に弱い)、店員さんに弾き比べ試奏をお願いしたところ、 '60年代の方が深みがあって、まさにレコードで聴いたあの音がしたのです。一気に心は '60年代に(この浮気者が!)。ギターは人間と同じ、「顔」よりも「心(性格)」で選ぶべきだ、変な人生訓を持ち出し購入したって訳。'70年代の顔に未練はなかったのかというと・・・、古い話で忘れました!だからこのシタールは '60年代製なのです。正直に言えば、店員さんがそう言っていたから、だけなんですが。でも、深みのあるあの音に納得して買ったのは確かですよ♬
【ヘッド&ボディーアップ&ネックジョイント】
♬(左)ヘッドのアップです。ペグが堅くなっていたので、ゴトー製の新品に交換しています。そうしないとライブの時に焦りますからね。音は狂うは、調弦はしづらいはでは。ナットは金属製。(中)ボディーアップ画像。ピックガード上に「Vincent Bell」の文字がきっちり読めますね、カッコイイ(下の写真もどうぞ)。弦を載せるサドルは溝を切った薄い金属版でできており、ビビリを生み出す四角く黒っぽい部品とくっついています。黒っぽい部品に付いている3本のネジを回してビビリ具合をコントロールします。サドルが横一線の形状をしていることからも想像がつくように、弦のオクターブ調整が利きません。だから解放で調弦しても、ハイフレットで音が狂います、ハイ。演奏中気持ち悪いです。(右)ネック角度調整機構。ネックプレートの下に空いている小さな穴は、確かボディーに対するネック角を調整するためのものだったように思います。ネックを固定している木ねじ3本を緩め、この穴に6角レンチを入れて回すとネック角を変えられたと思います。間違っていたらゴメンナサイ、確かめる気力がありません♬
【おまけ:ググッと寄り画像】
♬エレキシタールいかがでしたか。プロは録音でよく使っていますね。次回はこれよりもっとコスパの悪いギター、もう観賞用と言っていいギター、モズライト・ダブルネックを紹介しましょう。それもパールホワイトですよ。お楽しみに!♬