みなさんお久しぶりです。
新型コロナ禍で新規投稿をすっかりサボってしまいました。バンド活動を休止していると、不思議なもので投稿する材料も見つからず、気力も湧いてきません。本家本元が止まっているので、それに付随するお知らせも頭に浮かばないのですね。
しかし周りを見回すと、自粛生活の中でも昔のビデオ映像を紹介したり、はたまた自分の演奏をビデオに撮って披露したりと、みなさん今できることを楽しんでいます。このままでは私も海の底に沈没してしまいそうなので、ここは奮起して投稿することにしました。
と言っても、練習も再開していませんし、新たなライブ活動ネタもありません。今回も自慢ネタで申し訳ありませんが、お宝紹介(その13)をお送りします。ノーキーがベンチャーズに復帰した時に弾いていたテレキャスの真似っこ改造品を紹介しましょう。
🌟Fender Japan Telecaster を改造
写真のギターは、Yahooオークションで落札したものです。元々はナチュラル塗装&黒ピックガード仕様の50年代モデルでした。落札の状態で使用する気はなく、最初からノーキー・テレに改造するつもりでした。
ノーキー・テレと言ったら、ベンチャーズ復帰したての頃に弾いていたあの赤のテレキャスでしょう!私だけでなく、ノーキーマニアの人には、赤テレは強く印象に残っているのでは。何を考えていたか、もうお分かりですね。
届くや否や業者に依頼し、ボディーをキャンディー・レッドにリフィニッシュ、ピックガードも白に交換しました。本家アメリカ製には写真とほぼ同じ仕様の製品はありましたが、ヘッド側にトラスロッド調整用の穴が設けられるなど、昔と形が変わっていました。そこで、昔の仕様を継承しているFender Japanを選んだという訳です。
PUなども交換いたしました。それらについては次の画像を見ながら紹介します。
✨そのほかの変更箇所
【リヤ・ピックアップの換装】
リヤPUはセイモア・ダンカン STHR-1b Hot Rails Tele Bridge に載せ替えています。このタイプは、いわゆるポールピースが2本バータイプのPUですが、最初は、写真横にある1本バータイプ(同社製 Hot Stack STK-T2b)を載せていました。
と言うのも、ノーキーはPUをフェンダーの純正タイプから、ポールピースが1本バータイプの物に載せ替えます。古いギターマガジン誌に、メーカーはディマジオとか書いてあったと思いますが、詳しいことは覚えていません。この情報を頼りに探しても、ノーキーと同じPUが見つからなかったので、形のよく似たダンカン製を載せました。バンド仲間からもこのPUを勧められました。マニアの多くはこれを載せていると思います。
【ブリッジ&サドル関係】
ブリッジはWilkinson製に交換しています。ノーキーは6連独立タイプのサドルを搭載した手作り風のブリッジをつけています。Fenderから出されている6連タイプのブリッジの購入も考えましたが、ここは、かつて興味があり買い置きして手元にあったWilkinsonのブリッジを取り付けることにしました。ノーキーと同じものは手に入りそうにないので、これで手を打ちました。
【リヤPU出力切替えスイッチ】
写真の水色マル印の位置にリヤPU出力切替えスイッチを取り付けました。ベンチャーズ&電気に詳しいバンド仲間に依頼して、と言うか全てお任せでやっていただきました。切り替えるとテレキャス風の音とブーストした太くサスティーンの効いた音の2種類を出すことができます。
ノーキーも同じ位置に同じようなスイッチを取り付けていますが、目的は違うようです。詳しいことはよく知りませんが、まぁ格好だけはノーキーのギターと同じです。
いかがでしたか、憧れのノーキー・テレキャスター真似っこ改造ギター!
1本バータイプのPU(ダンカンHot Stack STK-T2b)を搭載したこのギターの音色を以下のYOUTUBEから視聴できますので、ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=uZTfW6G7mbQ