🎵久々にお宝紹介の更新です。最後の紹介はモズライト・ダブルネックでしたね。「次回はテレキャスターを紹介」なんて言っておきながら、あれからもう1年位経ってますか。
今回は、Fender Telecaster Lake Placid Blue 1966年製です。テレキャスターが欲しくなった理由は、1970年代にベンチャーズに復帰したノーキーさんが使っていたからです。しかし、私はモズライトでベンチャーズ・バンド活動をしてましたから、「テレキャスも1本欲しいな〜」 程度でした。
そんな私の背中をドンと押したのが、Dr.K 徳武弘文氏の教則ビデオ 「COUNTRY GUITAR TECHNIQUE FILE」(当時はまだビデオテープ)。数ある徳武氏の教則ビデオの中でも最高傑作ですね。これを観てテレキャスが欲しくなり、たまらず新大久保のハイパーギターズに走ったという訳。あ〜あ、なんと単純明快な・・・🎵
テレキャス購入のきっかけとなった Dr.K 徳武氏の教則ビデオ。これを観てテレキャスを買った人も多いのでは?!
【Fender Telecaster Lake Placid Blue '66 / R #185811】
1966年製 LPBカラー、ローズ指板のテレキャスです。平成8年(1996年)に新大久保のハイパーギターズで購入。ボディーは大変綺麗ですが、リフィニッシュ(再塗装)されています。薄塗りのラッカー仕上げで、雰囲気もバッチリ。リフでもなければ、66年製なんてとてもとても高くて手が出ません。でも音はさすがにビンテージ、軽快でパンチあるテレキャス・サウンドを奏でます。70年代製のようにギンギン・ジャンジャンしません。重量は 3.05kg と大変軽く、ネックの削りなど手造り感たっぷりの1本です。
■ヘッドストック
ヘッドの表と裏です。66年のフェンダー・ロゴがついていますね。このロゴは短命でしたね。翌67年にはロゴが変わり、ペグもクルーソンからFチューナーに変更になります。ペグはブッシュだけ残し、ゴトー製のクルーソン・タイプに交換しています。回転のなめらかさや精度などから、オールド・ペグはほとんど新品に載せ替るようにしています。
■ネック&ボディー・アップ
(左)ネックは最近のフェンダー・ジャパン製と比べると、やや薄め。(右)フロントPU のメッキが三分の二ほど剥がれていますが、そのままにしています。ブリッジのコマは、オリジナルのねじ切り型から、各弦毎にオクターブ調整が可能な Wilkinson 製のものに交換しています。
■ミニ・テレキャスターと一緒に
オリジナル・ハードケースはありますが、ボロボロでとってもギターを保管できるような状態ではありません。最近の Fender ケースをネット・オークションで落札し、そちらに大事にしまっております。
🎵久々のお宝紹介、Fender Telecaster LPB '66/R はいかがでしたか。この前、お宝紹介をまとめたばかりだろう、って?!まぁまぁ、そう言わないで。次回も引き続き Telecaster を紹介しましょう。Fender Japan Dr.K モデルです。
お楽しみに🎵