孟心怡とタブレットを使いテレビ電話で話していた張暁は、長く付き合った恋人の写真を見せてもらう。しかしその写真に写っていたのは後ろ姿だけだった。
"清朝 宝物 オークション"が開かれる。藍蘭も清代の衣装を着てステージに。唯一の展示品だった簪が盗難に遭ったことことで骨董品収集家も注目し、昨年に比べても参加者が増えていた。
"この度の成功は盗難と関係ありとの憶測もありますが、まだ簪の行方は分かっていません。オークション品はすべて高値で買い取られ、取引額も新記録を達成しました"というテレビの報道を震天は見る。
テーブルには着いたが震天は食欲がなかった。妻はオークションは成功した、あまり思い詰めないようにと話す。何としてでも簪を見つけたい震天は「やっとの思いで取り戻したのだ。手放したくない」と顔を曇らせる。「警察も捜査を始めたし、必ず見つかるわ」と言う妻。そんな妻に「真相が恐いのだ」と震天は言う。ハッとした妻は「殷正も関わっているとでも?」と聞く。しかし「まさか」と言い、震天は安心させる。そこに秘書が。
秘書は「警察が犯人を逮捕したとか」と言い、防犯カメラに映っていた犯人の写真を震天に渡す。「簪は?」と震天が聞くと「今、捜査しています」と言う秘書。
張暁の乗っていたスクーターが"Z&X"の前でエンストしてしまう。偶然、通りかかった司瀚が、車で会社まで送ってくれることに。
張暁が車から降りた後、震天グループのビルを見た司瀚の顔から笑顔が消える。
昨夜、犯人が逮捕されたと秘書から殷正に電話が。
「偽の簪も届けられた頃です」と殷正に話す秘書。会長の反応は、逐次、報告します」と。
同じ頃、震天の元に木蘭の簪が届けられていた。「間違いない、この簪だ」と警察に言う震天。
秘書との電話を切った殷正は、エレベーターの前で張暁と会う。「まだ居座るのか?会長を見方につけたと?」と言う殷正。張暁は「変な誤解はやめてください。それに事件が解決すれば辞職します」と言う。何も言わずに行ってしまう殷正に、不愉快そうな顔をしながら「"氷の男"だわね」とつぶやく張暁。
犯人と会っている殷正の写真がネットに出回り、マスコミがお家騒動だと騒ぎだす。秘書から送られた写真をパソコンで見た震天は、衝撃を受け苦しそうに胸をおさえる。お茶を持ってきた妻も写真をみて驚く。
ネットに出回った、自分と犯人が一緒に写っている写真を殷正も見る。
各メディアに手を回し、記事も削除させ、記者会見を開く手はずも整える秘書。リスクのある仕事をしてくれた秘書に殷正は感謝する。「副会長のおかげで今の私があるんです。一生かけてもご恩に報います」と秘書は言う。力になれることが喜びだと。
「彼女に恨みはないが、会社には置けないな。会長の息のかかった者である可能性は捨て切れない」と殷正は言う。
秘書が出て行った後、殷正は本物の木蘭の簪を取り出す。
震天から本物の簪の在りかを聞かれるが、殷正は「分からない」と答える。盗ませた後、紛失したと。責任を取ると言う殷正に「お前を警察に突き出せば趙嵐(殷正の母)が悲しむぞ。それとも私に目をつぶれとでも?これがお前のやり方か?」と怒鳴る震天。殷正は「今、対策を考えています。きっと明日にも事態は好転するでしょう」と言う。しかし震天は信用問題にも発展しかねないと怒りが収まらない。すべての予先を僕に向ければ損失は最小限に、ですが簪は取り戻せませんと言う殷正。
自分の席に座っていた張暁に、駆けてきた莫小荷が「簪を盗んだ犯人が捕まったのよ」と話す。他の同僚からも、副会長がプロの泥棒に依頼したと。
役員報酬と今年のボーナスの返上、北京の本社からも移動というのが取締役会で決まった殷正の処分だった。殷正は本社に置いてくださいと震天に頼む。震天はビルの入り口に立ち、3700名もの社員に謝罪すというチャンスをやると言う。
雨の中、ビルの入り口で社員に頭を下げる殷正。張暁は莫小荷に誘われて、その姿を見る。
会長と副会長はずっと犬猿の仲で会長は副会長の継父、副会長の父親とは友人だった、副会長の父親はかなり財産を残していたが親権のあった会長が遺産を不動産に投資し、大儲けしたと莫小荷から聞く張暁。"彼がそんな重い過去を背負っていたなんて"と張暁は思う。
赤い傘を持ち、急いで外に向かっていた張暁は、ビルの入り口で外を見つめる震天と会う。「どうか殷正を許してやってくれ」と言う震天。張暁は、副会長があんなことをしたのも、オークション成功のため、行き過ぎでしょうが会社を思ってのことだとかばう。過ちは誰にでもあると。再び外に目を向け、殷正を見つめる震天の姿に、張暁は"父親ってつらい立場なのね"と思う。
震天は張暁の持っている傘に気づき「好きにしなさい」と言うとその場を後に。
張暁は傘をさし、殷正の元まで駆けて行く。傘を差し掛ける張暁を「哀れみはいらない」と自分から突き離す殷正。もう一度張暁は差し掛け「哀れみではなく、見舞っていただいたお礼です。あなたはそこまで冷酷じゃありません」と言うが、同情される筋合いはないとまた殷正は張暁を突き離す。それでもまた傘を差し掛けた張暁は「強がらないで」と言い、殷正に傘を持たせる。見つめ合う2人。
傘を持たせた殷正の手を握ったまま「"行きては至る 水極まる所 座して見る 雲起こる時"」と張暁は言う。そこに来た秘書が「会長が中に入ってよいと許可されました」と殷正に伝える。しかし殷正は入ろうとせず「これでも十分滑稽だというのに、もっと皆から見下されるだけだ」と言う。そんな殷正に毅然とした態度で「みんな早々に見飽きて仕事に戻りましたよ。お許しが出たのに立っている方が滑稽です」と言う張暁。
張暁は、人の心には天使と悪魔が同居している、でもこの世には善人のほうが多い、心の中にいる悪魔を追い出して、と言うと殷正から手を離し、その場を去って行く。
秘書に戻るように言い、1人になった殷正は、傘の持っていた手を下ろす。
仕事が終わり、ビルの外へ出た張暁。その横を、藍蘭と一緒に殷正の乗った車が通り過ぎて行く。張暁は「2人は付き合ってるのね」とつぶやく。
ベッドに横になる殷正に、藍蘭はショウガ湯を渡す。「熱を出すと母がショウガ湯を作ってくれた」と言う殷正。殷正は「昔から母だけが唯一の家族だった。だが母と奴が再婚し、僕は不安だったよ。哀れな居候になるとね」と殷正は言う。自分のものを奪われると毎日おびえていたと。「分かるわ」と言った藍蘭は、以前、話た近所の女の子の話をする。養父に暴行され逃げて来た時かくまったが、夜になると養父に連れて行かれた、心から守りたかったのに私が弱すぎたと話す藍蘭。
藍蘭の手を取り「君は優しい人だな。だが誰かを救うのは簡単じゃない。僕たちは弱い人間だな」と殷正は言う。「いいえ、あなたは違う。私を守れるわ。ようやく分かったのよ。あなたは私の理解者だと。あなたを失いたくない」と言い、藍蘭は殷正にキスをする。
張暁は3か月前に交通事故に遭ってからツイてない、記憶も少し失ったと司瀚に話す。「それで?」と聞く司瀚に「そんなに知りたい?」と言う張暁。司瀚は「君のことならね」と言う。慌てて好奇心が旺盛だとごまかす司瀚。
張暁が震天グループで働いていることを知り、後継者の"殷正"を「どう思う?」と司瀚は言う。張暁は「気の毒だわ。心の悪魔に抑えつけられてる」と答える。
司瀚はオープン前の"Z&X"のショップに張暁を連れて行く。オープンの日が11月22日だと知り「私の誕生日よ」と言う張暁。司瀚は誕生日プレゼントとして、好きなものを選ぶように言う。張暁は心を癒せる調合師は、きっと心に傷を負ったことがあるはず、だから喜ばせる香りを調合できると言う。「そうかもな。実際に傷ついた経験があるからこそ、心を整える必要があるって痛感する」とどこか寂しそうに言う司瀚。
「僕なら君の好きな香水を当てられる」と司瀚は言い出す。そして司瀚は張暁が選ぶと思う香りを先にカードに書き、張暁に選ばせる。香りをかいだ張暁が選んだものは、司瀚がカードに書いたものと同じだった。「あなたってすごいわね」と驚く張暁。
司瀚は「おめでとう」と言い、プレゼントを渡す。
家に戻った張暁は、風船を手にし断片的に殷正が渡してくれたことを思い出す。"なぜ私に風船を?"と思う張暁。しかし知り合いにしては素っ気なさすぎると思う。
殷正は藍蘭を後ろから抱き締め「木蘭の簪だ。誓いの品と思ってくれ」と簪を見せる。僕にとってこの簪は宣伝の道具にすぎなかった、だが君のタトゥーを見て君に持ってもらいたいと思ったんだ、と。藍蘭は高価すぎると言うが、殷正は「君は運命の女性だ。そして、この簪の主でもある」と言う。
殷正は25年前、康震天と自身の実の父親が、伝説の雍正帝の宝を探しに行き、宝にはこの簪も含まれていたことを話す。だが調査は悲劇で終わり、父は遭難して宝もまた砂漠に埋もれたと。震天は1か月前に簪の存在を知り、オークションで展示するために大金を積んで買い求めていた。25年前の件がなければ奴も固執せず展示も考えなかった、そして僕も清代文物展で君に出会うこともなかった、オーディションを思い立ったからこそ君に再会できた、この簪は道しるべも同然だよ、と言う殷正。
「康にとって大切な品だが、僕も同じだ。だから君に贈る」と言い、藍蘭の手に簪を握らせる。涙を流し殷正を抱き締める藍蘭。殷正も「バカだな。泣くな」と言い藍蘭を強く抱き締める。
ーつづくー
ちょっと玉檀の登場が意外だったかも?
他の人たちとは違って、事故に遭う前からお友達だったってことだよね?
今までは現代にも戻って似ている人を見つけて張暁うるうるのパターンだったから。
簪を盗ませたのが殷正だったとは…ヾ(・ω・`;)ノ
それなのに張暁にあの仕打ち…。
他の人ならともかく(いや、他の人でもいけないけど)絶対、張暁だけにはそんなことしちゃいけなかったのにぃぃぃぃ!!!
でも、張暁ったらすごく優しい"(ノ_・、)"
そういえば…あの殷正と犯人の写真は誰が撮ったのかな?
張暁が傘を殷正に握らせたシーンでは、若曦で私の大好きなシーンが!!
きゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。
切ないシーンだったけど、でも、何となく殷正と張暁は"大丈夫"とも思えたの。
記憶があってもなくても、きっと殷正は張暁が大切な存在だと気付く時がくるって。
素敵なシーンでしたね(*´ー`*)
が、しかし!!!
殷正が若曦の簪を、大切な木蘭の簪を藍蘭に渡しちゃったΣ( ̄ロ ̄lll)
ちがうちがうちがうちがうちがーーーーーーーーーーーーう!!!!!
しくしくしくしくしくしく(;△;)
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雨のシーン…二人が見つめ合って(甘いシーンじゃないけど)…ホントに…きゅぅぅぅぅぅぅ…でした。
司瀚との楽しげな笑顔の張暁を見るのはちょっと嬉しいような、でも…。
…記憶が無くなってて良かったのは、藍蘭と殷生の二人を見ても平然としていた事でした。
ところで、現世では友達だった玉壇…やっぱり綺麗~!美しい!
謎、謎、謎が散りばめてあってドキドキヒヤヒヤしますが、会長の優しさと黄棣の笑いありの男気に
ホッとしてますぅ。
オークション成功の話題作り?会長への反抗?
理由はともかく張暁に罪を擦り付け、事実が明るみに出た後も
謝罪一つせず高飛車な態度…余りの陰険さに思わず怒りが…(`ヘ´)
それにしても張暁は優しい~
記憶がなくても傘をさしかける場面は本当に素敵でしたね。
私もドキドキしてしまいました。(*^_^*)
とうとう殷正と藍蘭が…(/_;),
そして張暁と司カンの場面が増えると
二股君の出番が少なくなるのが残念です~(*^m^*)
今日はニッキー様の誕生日!
今日はドラマの中で好男子な殷正が見られますように…(祈)
うささん、簪を渡す相手、違いますよね(TT)
藍蘭じゃないよー!
傘を指す出すシーンでじーんとしてたのに…
藍蘭と…だし、そのうえ簪まで藍蘭に…(;△;)
殷正は勘違いしてる所もあるとはいえ見たくない…
張暁と司瀚の仲も順調ですね。
複雑だけどこちらは楽しそうな張暁を見れるから、しばらくはいいかなぁ(*^^*)
玉檀とはお友達だったんですね~確かに玉檀については清代の記憶は無かったのかと不思議です…
それぞれの過去や心の内が少しずつ描かれてますが、まだまだ謎も疑問も多いですね。
毎回続きが楽しみです(*^^*)
続・若曦~が始まってからぷちハッピーが続いてるようですね~(*≧∀≦*)
こちらまで嬉しくなります♪
まだまだ続くといいなぁ♪
一斉にコールして、もう一年経つのですでね。
今年は(昨年もかな)幸せいっぱいに2人でお祝いしてることでしょう。
同じ詩詩ちゃんとはいえ
欄蘭ととうとうああなって…。
これを記憶が戻った張暁が知ったら、どうなるんでしょう。
指輪にはあの言葉が書いてあったのね。
長い言葉だからとても小さい字だったでしょうから、私、君としか分からなかったのね。
小さいときの3人兄弟の悲しい思い出なども少しずつ分かってきました。
殷正の異父兄弟、2人とも張暁のことを好きになりそう。
4角関係?になったらどうなるんでしょう。
暴れ出した白馬を颯爽と乗りこなした張暁が
とっても格好よかったです。
記憶をなくしても清の時代で身につけたことは忘れないよね。
だから、これからきっと何かの拍子に思い出すと思います。
まだまだ、たくさんあって書ききれません~。
傘のシーンも良かった!
張暁が優しいですね!!
そうですね~ニッキーさんのお誕生日!
おめでとうございます~
一斉にコメント欄に、お祝いコメント入れたり、
お茶会でも盛り上がったね~
今回も楽しみにしていたんですが~~
今日のお茶会でそんな話が出来たらいいな!!
すごーく明るいマイペースさんのキャラみたいでした。
遠くにいますが、どう絡んでくるのでしょう???
この回は、
張暁と司瀚の以下の言葉が心に残りました。
「人の心には天使と悪魔が同居している、
でもこの世には善人のほうが多い、
心の中にいる悪魔を追い出して」
「実際に傷ついた経験があるからこそ、
心を整える必要がある」
張暁はあのように飛び出して諭せる行動力が流石。
このようになりたいですよね。
そしてそして、
ねこさんやAppleさんが仰っているように
ニッキーさんのお誕生日でした!
遅れ馳せながら、稚拙ですが、今回は中文で
メッセージを書かせてください。
(未熟な部分お気付きの方はぜひお知らせください~)
-♪-♪-♪-♪-♪-♪-♪-♪-♪-♪-♪-♪-♪-♪-
吳奇隆先生:
衷心祝福你生日快樂!!! 對不起遲了一天。
祝愿你在新的一年里萬事如意!
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ニッキー・ウーさま
心からお誕生日のお祝い申し上げます。一日遅れてすみません。
ステキな一年になりますように。
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