「最後の頼り」
待っていたインシオンにジャン先生から電話がかかってくる。「会社は承諾した。午後、金が工面できるから、今夜、美川閣で契約する時に渡せる」と言うジャン先生。ほっとしたインシオンはお礼を言って電話を切ると、シウシウと喜び合う。
家に戻ったインシオンは、シウシウの実家に押しかけた人たちに、アージョン先生が“もしも千代さんが逃げたら自分が責任を負う”と言って騒ぎを収めたことを知る。
インシオンはジャン先生がお金を用意してくれたことを話し、ひとまず安心するアージョン先生たち。
インシオンは故郷の伯父宅へ電話をかけ、伯母さんに今度シウシウとレコードを出す事を伝える。しかし、伯母さんは喜んでくれたものの、慌てた様子で電話を切ってしまう。とこか変だったと感じるインシオン。
夜。北投の駅から出たジャン先生は警察に呼び止められる。「署まで同行を」と警察から言われ、理由も聞かされないまま強引に連行されてしまうジャン先生。その様子をハオが見つめる。
いつまでもジャン先生が美川閣に来ず、ウー社長はとうとう「だまされたんだ」と怒り出す。あいつもシウシウ父と同じ、詐欺師だったと。「先生はそんな人じゃありません」とインシオンがかばっても、ウー社長は「持ち逃げしたんだ」と聞いてくれない。そしてウー社長は「二度と来るな」とインシオンを美川閣から追い出してしまう。
ティエンツァイはこうなったら、おじさんに頼むしかないとインシオンに言う。アージョン先生もお金を店に投じてしまっていたため、今、インシオンの力になれるのは伯父さんしかいないと話す。気が重いインシオン。
インシオンがシウシウに電話をかけるのをためらっていると、シウシウの方から電話がかかってくる。「お父さんの機嫌が悪くて、私も心が落ち着かない」と話すシウシウ。インシオンは、明日、西螺へ戻って伯父さんに頼むことを伝える。「私のために…」と謝るシウシウに「謝らなくていい。美川閣がこの危機を乗り切ったら、必死に働いて借金を返す」と言うインシオン。君のために、どんな困難も克服する、どんな障害も乗り越えてみせると。
「愛してる」とシウシウが言い「俺もだ、愛してる」とインシオンは返す。
西螺に行くインシオンを、家を抜け出したシウシウも駅まで見送りに来る。「帰りを待ってる」と言うシウシウ。インシオンはうなずく。
美川閣の前で車から降りた白原は、掃除をしていたウー社長に「ただいま」と言う。喜ぶウー社長。
慌てて駅までシウシウを呼びに来たシャオホワは「戻ってから話す」と駆け出す。シウシウも急いで後を追う。
シウシウが美川閣に戻ると白原がいた。「社長さんは美川閣に泊る。ご案内しろ」とシウシウに言うウー社長。白原さんはお父様が亡くなったから社長に就任されたと。
「お客様、美川閣へようこそ」と白原に言い、荷物を持とうとするシウシウ。それを白原は止め「僕を客として扱わなくていい。今回は君のために戻ってきたんだ」と言う。ウー社長が「社長さんから正式に結婚の申し込みがあった」と話し、シウシウは顔をそむける。
新聞を読んでいたアージョン先生は「これを読め」とティエンツァイとシャオホワに新聞を差し出す。新聞には選挙違反でインシオンの伯父さんが捕まったことが書かれていた。
伯父さんの家に戻ったインシオンは、伯母さんから事情を聞き愕然とする。「伯父さんは実力で選ばれた。ハメられたんだ。リャンの父親が?」と伯母に聞くインシオン。伯母がうつむき、怒ったインシオンはリャンのもとへ白黒つけに行こうとする。そんなインシオンを止め「万一、事件など起こしたら、伯父さんに何て言う気?お前の母親にも申し訳ない」と叱る伯母さん。
インシオンは消沈している伯母さんにお金を借りたいと言えない。伯母さんは歌手になるインシオンを褒め、インシオン母が残した指輪をインシオンに渡す。彼女にはめてあげて、私からの気持ちであり、お前の母親の願いでもあると。
仕事をしいるシウシウの元に白原が来る。白原を無視し行こうとするシウシウを呼び止めた白原は「いつまでも僕を避けるのはよしてくれ。僕は君ときちんと話をしたいんだ」と言う。しかしシウシウは「話すことないわ」と返す。「投資に失敗して美川閣も抵当に入ってる。君の実のお父さんの借金のことも聞いた。僕はこの問題を解決するために戻ってきたんだ」と言う白原。シウシウは「その必要ないわ。私とインシオンが自分で解決するから」と言う。
白原はウー社長には正式に結婚の承諾をしてもらった、君は僕のやろうとしていることに怒ってるのかもしれないが、でも僕らが出会えたことは運命だと思ってる、そばにいてくれれば、いつかきっと僕が君に相応しい男だって証明してみせる、と話す。そしてアルバムにしてきた以前台湾に来た時に撮った写真を見せ、受け取ってほしいと言う白原。この中に写ってる君は、どれも綺麗な笑顔だと。そのアルバムを手に取ったシウシウは、アルバムを白原に見せながら「じゃあ、私のその笑顔が誰のものか分かる?インシオンが台北のお土産でケーキをくれたからよ。この廟で私が何を祈ってたか分かる?インシオンの無事よ。全部インシオンなの」と言うシウシウ。
「分かった、分かったからもうやめてくれ」と止めた白原は、それでも「これがインシオンに向けられた笑顔だとしても、僕はこんな素敵な写真が撮れて嬉しく思ってる。君の笑顔はどれも大切だから。もし僕らが結婚しても、君はきっと同じように、いやそれ以上に、僕は幸せな笑顔を君にあげたい」と言う。
白原はシウシウが返そうとするアルバムを受け取らず、行ってしまう。
インシオンはシウシウに電話をかけ「もう誰も頼れない」と伝える。覚悟を決め「あなたが戻ったら、一緒に北投を去る」と言うシウシウ。シウシウは白原が戻り、正式に結婚の申し込みをしてきたことを話すと「早く戻ってきて、何だか怖い」と泣きながら言う。インシオンは「早く荷物をまとめろ。北投駅に着いたら電話する」と言って電話を切る。そこに手下を連れたリャンが来る。
わざとぶつかり、インシオンが落とした指輪を足で踏むリャン。インシオンは「返してくれ」と頼むが、リャンは手に持った指輪を投げてしまう。怒ったインシオンはリャンを殴り、リャンは柱に頭をぶつけて倒れる。そんなリャンを何度も蹴るインシオン。
インシオンは溝に落ちた指輪を見つける。その時、警察が。逃げたインシオンは、偶然通りかかったトラックの荷台に乗り込む。
伯母さんに注意されたことや、ケンカはしてほしくないと言っていたシウシウの言葉を思い出し、インシオンは後悔する。
ずっと電話の前で待っていたシウシウ。しかし夜が開けてもインシオンから電話はかかってこなかった。
春風かき氷店にインシオンを捜しているハオが来る。西螺でインシオンが人を殺したとフォン姐さんに話すハオ。指名手配されていると。
ハオはアージョン先生の家と店も見張らせていた。
インシオンはこっそり美川閣へ。そこでインシオンは、ウー社長の借金を全て返した白原が、シウシウに「僕と結婚してください」とプロポーズする姿を目にする。シウシウはお礼を言って頭を下げるが「あなたに対する気持ちは変わらない。ごめんなさい、あなたと結婚できません」と断わって行ってしまう。インシオンは意を決して飛び出して行こうとするが、そこに来たフォン姐さんに止められる。「殺人犯が何してるの」と言うフォン姐さん。警察が捜している、逃げてと。
ーつづくー
何てこと、何てこと、何てことーΣ( ̄ロ ̄lll)
インシオンが殺人犯になってしまうなんて!!
どうなってしまうのー!?
まさかこんなことが起きるなんて…。
白原は相変わらず自分中心で(o´д`o)=3
ジャン先生が連行されたのは、フォン姐さんがハオに頼んだからだよね?
酔っていたフォン姐さんは覚えていないかもしれないけど…。
ジャン先生が約束どおり来てくれていたら…(;△;)
本当に悪い時に悪い事が重なって…。
伯父さんもどうなるんだろう?
ハメられたことが証明できるといいんだけど…(;д;)
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風姐さんの言葉もこんなところで現実になってしまい。。。
お茶会でも話題になりましたが、
白原の秀秀への感情のぶつけ方は
かなり珍しい仕方ですよね。
一番の驚きは秀秀ママ役の楊麗音さんが
王子様をオトせの亮亮ママなどにも演じていらして
さらに違うキャラを演じ分けていらして。。。
本当に驚きました!
いずれにしても、英雄は大丈夫なのでしょうか。
とても心配です。。。