「社長、あなたが大好き?!」
「若い頃から一緒に働き、仕事面では感情に影響されていない」とチャン社長夫妻について話すアレックスに、チー・イーは「社内恋愛の99%は感情が仕事に影響を及ぼしている。チャン社長夫妻はただの例外だ」と言う。それでも何か言おうとするアレックスら「話は読めてる。たとえ例外があっても禁止令は撤回しない」と言うチー・イー。
停職処分の上に社内調査までするチー・イーがやりすぎだと思うリャンリャン母。同居人への思いやりもないと。リャンリャン父は「彼は社長なんだ。私情を挟めば社員に示しがつかない」とかばう。
リャンリャンが会社に戻れるか心配な母は「ディーンはうちの娘に気があると思う?」とリャンリャン父に聞く。リャンリャン父が「たぶんね」と答えると、男の子が訪ねてくるなんて初めて、しかも働き者だし何でもよく食べるわ、素直だし気に入った、とリャンリャン母は言う。「リャンリャンが彼を好きかが問題だ」と言うリャンリャン父。こういう話は焦っても仕方ないと。
ジャーユはフォトフレームに入ったチー・イーと自分の写真を見ながら“君は電話さえ寄こさなかった。俺は心の葛藤と戦い続けた。何も手につかないほど”と言われた時のことを思い返す。そこにジャンから携帯に“やっと帰国したわ。今夜はこれから商談よ。そのうち会いに来てね”というメッセージが届く。
ジャーユはすぐにジャンに会いに行く。「今夜は語りたい気分なの」とジャンに言うジャーユ。
ジャーユの家で食事をしながら、ジャンは「親しい人と食事をするのって、今の私には難しいわ」と話す。そんなジャンに台湾に定住し、この近くに住めば?そういればいつもでも会えるとジャーユは言う。ジャンは「私のお世話より、恋でもしなさいよ」と返す。
ジャンは「私の子供も、あなたくらいの年齢だわ」と言う。ジャーユが見つめると「どうしたの」と聞くジャン。「知り合って長いのに、子供がいるなんて初めて聞いたから」とジャーユは答える。ジャンは「遠い昔の話だもの」と言う。
ジャーユはジャンに手製のブレスレットをプレゼントする。ジャンの手首につけながら「これは夢をかなえるの。このブレスレットに願えば成就するわ」と言うジャーユ。ジャーユはブレスレットをつけていないことに気づき「あなたはつけないの?」とジャンが言う。ジャーユは「私は自分の力で夢をかなえるつもり」と話す。
ディーンはチー・イーの携帯にバラ園の写真を送る。その後“どこにいると思う?”というメッセージが。「どこでもいい。勝手に仕事を休むな」とチー・イーが返すと、今度はディーンとリャンリャンが一緒に撮った写真が送られてくる。“リャンリャンの実家にいるんだ。悪いけど、超楽しいよ”と言うディーン。チー・イーは「さっさと帰れ」と返信する。
“彼女のぬれぎぬを晴らすため、頑張っているのに”というディーンにチー・イーがあきれていると、リャンリャンから“カバンの中のライオン気付いてくれた?ライオンは百獣の王よ。この世で一番賢くて、勇気のある動物なの。仕事、頑張って”というメッセージが。ぬいぐるみのライオンを見つめるチー・イー。
翌日。携帯で撮ったバラの写真を見ていたリャンリャンは、以前“ただの植物だ。死んだら、それまで。言っておくが俺はバラの花が大嫌いだ。なぜなら散らなくていい時に散るから”と言ったチー・イーの言葉を思い出す。
父に「この世に散らない花ってあるの?」とリャンリャンは聞く。写真のバラみたいに永遠な花よ、と。父は「そんな花、この世にあるわけない」と答える。「散らないバラがあれば、社長も好きになるのに」とつぶやくリャンリャン。それを耳にした父は「チーのこと?」と言う。
うなずくリャンリャンに「イーが下した処分にママは怒ってる。今はディーンがお気に入りだ。だがイーは会社を背負う立場だし、処分を決めたのは当然さ。イーがバラを嫌うのには深い理由があるはず。イーのことが好きなら、彼の心を温めてやれ」と父は話す。「話が脱線してる」と返すリャンリャン。「いずれにせよ、お前が誰を好きでも、パパは絶対に応援してあげるよ」と父は言う。リャンリャンは“散らないバラがあれば、人の思いや感情だけじゃなく、愛も永遠に続くかな”と思う。
チー・イーの頼んだ朝食のトレーには、一輪のバラが挿してある花瓶が置かれていた。そのバラから落ちた花びらをチー・イーは手に取る。
引っ越したジャーユの家へ行った時、捨てられているバラを見て“幸せの期限が来たからバラは散ったのかもしれない”と思ったチー・イー。しかし“ずっとお前が嫌いで避けてきたけど、今は誰かを思い出させる”と思う。
メイと一緒に映画を見て食事をしたオウ・ライアンは、それがデートだと思っていた。しかしメイはデートではなく、ただ映画を見て食事をしただけだとオウに言う。メイから「デートは両思いの2人がするものですよ。私は部長のこと嫌いです」と言われ、ショックを受けるオウ。
怖い男たちから「今日こそ払え」と脅されていたツイシャー。部長が助けるが、ツイシャーは「あなたの好意に感謝してるけど、これ以上、私に関わらないで」と言う。
ジャーユはテレビ電話で出張中のチー・イーに「華聯の案件は遅らせて構わないわ」と言う。チー・イーが理由を聞くと「今後、数日は社内が慌ただしくなりそう。私は出向者だから口を挟めないけど」と答えるジャーユ。チー・イーは「華聯の案件に支障をきたす事態であれば理由が知りたい」と言う。ジャーユはその言葉を待っていたかのように「結果報告書に使うCDファイルが消えたの。リャンリャンが担当者らしいわ。でも彼女は停職中だし、企画部は大騒ぎよ。だから華聯の案件に手が回らないの。チャオ社長にはうまく言っておく」と話す。リャンエンの責任とは言い切れない、彼女を責めないでね、と。
チー・イーはアレックスを呼び「CDファイルのこと、なぜ黙ってた」と怒鳴る。
CDファイルがなくなったことを、ケイトから電話で知らされたリャンリャンは「封筒にちゃんと入れたわ」と驚く。事情を知ったディーンは「君に手伝わせるよう、イーには俺が話す」と言う。しかし「社長には自分で言う」と言うリャンリャン。
リャンリャンはチー・イーに電話をかけ、CDファイルが消えたことを聞いたと話す。そして、なぜ消えたのか分からない、だけど何もかも私の責任、だから一時的に会社に戻りたいと頼む。「君が関わる案件ばかりトラブル続きだ」と言うチー・イー。リャンリャンは「戻って手伝えたら、この危機を乗り切るわ」と言う。
少し痩せたチー・イーのことを心配し、プリンセスから来たミンミンの写真を後で送ると言うリャンリャン。「ミンミンに会いたいな。それに会社にも戻りたい」と言うリャンリャンに、チー・イーは「仕事がしたいか?」と聞く。うなずいたリャンリャンは「私ってミスばかりだけど、この仕事、心から好きなの。もし今回の件をうまく乗り切ったら、仕事に復帰すること許してくれる?」と言う。「考えておく」と言うチー・イー。リャンリャンは喜び「今から会社に行っていいのね?」と言う。そんなリャンリャンをディーンが陰から見ていた。
リャンリャンは会社までディーンに送ってもらう。ディーンがリャンリャンの実家へ遊びに行っていたと知り、驚くケイト。
ディーンは「こうなったら全部作り直そう」と言う。展示会の終了前に提出しなくてはならず、ケイトは間に合うか心配する。それでも資料の一部があることを知ったリャンリャンは「みんなで頑張れば間に合うわ」と言う。
ディーンはシュレッダーにかけられた“華聯グループ同意書”の一部を見つける。
ジャーユに声をかけたディーン。「残業嫌いのくせに率先して残るなんて奇跡だわ。彼女のこと本気なの?」とジャーユは聞く。ディーンは「本気だからこそ彼女にも好かれたい」と返す。「愛する人のため、勇敢に突き進むあなたを応援するわ」とジャーユが言うと「君は勇敢になれず、嫉妬だらけだな」と話すディーン。「なに言ってるの。恋が成就すれば心から喜んであげる。だけどリャンリャンの話は興味ないし、聞きたくない」と言ってジャーユは行きそうに。それを止めたディーンは「最近、トラブルが続くのは不可解だ」と言う。
ジャーユは「私の前でどうしてそんな話を?私が関与してるとでも?」と聞く。ディーンは笑みを浮かべ「以前と同じような過ちを犯さないでくれよ」と言う。「意味が分からない。彼女のことが好きならイーに近づけないことね。古い友人としての忠告よ」と言って、ジャーユはその場を後にする。
プリンターを使いながら社長室を見たリャンリャンは“社長がいない社長室、変な感じ”と思いながら社長室へ。仕事をしているチー・イーを思い出し、頬笑むリャンリャン。
リャンリャンはチー・イーの椅子に座り「社長のイス、座り心地が最高ね。威張ったライオンにピッタリだわ」とつぶやく。そこにチー・イーから電話が。
テレビ電話で話を始めたリャンリャンは、社長室にいることがチー・イーにバレてしまう。勝手にイスに座るなとチー・イーは怒るが、電話を切る時、笑みを浮かべていた。
翌日。資料を送ったリャンリャンは、ゾウの着ぐるみの頭だけをつけ、チー・イーに電話をかける。これがないと言えない話があると言うリャンリャン。
リャンリャンは「報告書が社長の求めるレベルじゃなくても、出張から戻ったら停職処分を取り消してくれる?会社に戻りたいの。不注意のせいでミスが多い欠点は直すのに時間が必要だけど、きっと努力する。同じ間違いを二度としないと誓うわ」と話す。「“考えておく”と君に伝えたはずだ。即決できない」と言うチー・イー。
リャンリャンは、もう1つ、ずっと前から言いたかったことがあると言う。「そのゾウを脱いでから言えとチー・イーに言われ、仕方なく脱いでからリャンリャンは「あなたが大好き」と言う。時々、やりにくいと思うし、頑固で神経質だけど社長が大好き、いい社長だと思ってる、と。チー・イーが戸惑っている間に、リャンリャンは電話を切ってしまう。
報告書を見たチャン社長は期待どおりだと満足し「社内審査を通れば、先日、話した5カ年計画もGAZEに任せたい」と言う。
チー・イーが「仲のいいご夫婦でうらやましいです」と言うと、チャン夫人は「うらやましがるより自分が行動しないと幸せは手に入らないわ」と話す。アレックスが「当時、お二人が社長に交際を告白し、認めさせた勇気はどこから?」と聞く。
ーつづくー
ジャンが再び登場ですね…。
もしかしたら?のあの人。
ジャーユと親しそうだけど、どんな知り合いなんだろう?
まさか海外までいくほどの仕事をしているとは…。
何だか想像していたのと違う( ̄▼ ̄|||)
ディーンが証拠らしき物を発見?
これからはディーンの目があるから、ジャーユが悪い事できなければいいんだけど…。
アレックスの計画はなかなか上手くいかないみたい。
恋愛禁止令を撤回させるのにはもう少し時間がかかりそう。
でも、随分チー・イーも変わってきたと思うから、あと一息なのかな?
リャンリャン、社長が大好きって(≧∇≦)ノ彡
深い意味はなくても、ななか言えないよね。
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ゾウさんの頭を付けたリャンリャン可愛かったし、リャンリャンらしくてナイスでした!
チーイーって、こういう突拍子もない行動に弱そうですよね(笑)。
リャンリャン父の「好きなら彼の心を温めてあげなさい」を実践した形がこれなのでしょう。
きっとチーイーの心にすごく響いたんじゃないかな、って思いました。
ジャーユは美人で優秀な人なのに、何かがおかしい。。。
社会人としての責任感とか、そういうのが欠落してるのでしょうか???
客観的にはリャンリャンが追い詰められてる状況なのに全然そういう風には見えず、逆にジャーユはいつも孤独というか・・・
そういえば、リャンリャンが今回来ていたネコのTシャツが気になりました。可愛い~
亮亮が今回も亮亮らしくて、
見ているこちらがパワーをもらったような気がします。
前回の予告で、告白シーンが出てきたので
ちょっと期待していたのですが、
齋翼個人としてなのか、尊敬する社長としてなのか
そのあたりが読み切れませんでした。
照れくささ隠しに象の被り物で話した亮亮も可愛かったですし、
核心の前に、被り物を脱ぐように言う齋翼も
絶妙で面白かったです♪
亮亮のお家で、仮想の齋翼と話すシーンも
よかったですね。齋翼の写真も愛力克斯が送っていたので
痩せていたのが分かったのでしょうか?
と、突っ込みたくなったりしつつ、
元気一杯に会社復帰を喜ぶ亮亮が可愛かったです♪
そして、この回はくるみさんも触れられているように
亮亮パパがステキでしたよね。
齋翼のこともよく理解していて。
「お前が誰を好きでも、パパは絶対に応援してあげるよ」
のひとことは刺さりました!
ディーンさんが糸口を見つけたみたいなので、
真相が明らかになるといいですよね!