中国ドラマ「続・宮廷女官 若曦ー輪廻の恋ー」第3話 あらすじ

殷正は藍蘭をホテルへ送る。「部屋にいいワインがあるの。どうかしら?」と言う藍蘭。その時、殷正の携帯電話が鳴る。藍蘭の両頬に軽くキスをして「電話に出る。先に行っててくれ」と言う殷正。藍蘭だけホテルに入って行く。


ワインの入ったグラスを藍蘭が回しているとチャイムが鳴る。しかし来たのは殷正ではなく「殷様からの花束です。中にメッセージが入っています」と言われる藍蘭。ドアを閉めた藍蘭が読んだメッセージには"会社に戻る。今後は仕事のパートナーだ"と書かれていた。


残業をしていた張暁は"なぜビルを見上げていたかは知らんが、逃げることで解決できると思っているのなら、あまり名案ではないな。立ち向かわずして解決はしない"という康震天の言葉を思い出す。
描いた木蘭をコピーし、色んな色で塗ってみる張暁。白色に塗り、パソコンに取り込んだ後、眠くなってしまう。


翌朝。会社に出社した殷正は、デスクに顔を埋めながら寝ている張暁を見て近づく。白で塗られた木蘭の絵を手に取るが、張暁の顔は見えず殷正には藍蘭と似ていると分からない。そこにジャックが来る。寝ている張暁を「はしたない」と言うジャック。しかし殷正は「眠らせてやれ。徹夜したんだろ」と言う。そして張暁がポスターデザインを担当していると知り「起きたら案を届けさせろ。タブレットを支給してやれ」と言うと殷正は行ってしまう。
すぐに張暁を起こしたジャックは、朝食を買いに行かせる。


ジャックの朝食を買ってきた張暁は、慌てて会長専用のエレベーターに乗ろうとし止められる。しかし乗っていた会長から「構わない」と言われ、同じエレベーターに乗る事に。「今日は元気そうでよかった」と言う康震天に、会長(震天)の助言のおかげだと張暁は言う。
張暁は同僚の朝食を買いに行ってきたと話し「コーヒーを2杯買ってきたのでいかがですか?」と震天に聞く。秘書は「お好みではない」と言うが、震天は受け取る。

「康煕帝にご興味は?」とつい震天に聞いてしまう張暁。震天が「君は詳しそうだな」と言うと「ええ」と張暁は答える。「あの日、康煕帝の話をするわけだ」と言う震天。震天は「そういえば私に茶は好きかと尋ねたな。その通り。コーヒーは苦手だ」と言う。張暁が狩猟は?と言うと「狩猟?釣りは好きだ」と震天は笑う。

最上階に着き、震天は張暁を残しエレベーターを降りる。
「彼女の家庭環境を調査したか?」と秘書に聞く震天。秘書は少々遅れていると答える。震天は「企画宣伝部の課長に伝えておけ。能力を見込んで彼女を雇ったのだ。朝食を買わせるためではない」と言う。
秘書は康司瀚が帰国してから会社を設立し、我が社には入りたくないと言っていると震天に伝える。


張暁はジャックのデスクに朝食を置いて行こうとする。そんな張暁を咳払いをして止め、副会長からだと言いながらタブレットを張暁に渡すジャック。ジャックはポスターのデザインを持って、スタジオへ見せに行くように言う。「副会長って、あの殷正ですか?」と思わず聞き返してしまう張暁。


スタジオに行った張暁は、目の前にいる殷正に涙ぐみながら"彼が目の前にいる。10歩にも満たない距離だわ。10歩進めば目の前まで近づける。10歩よ"と思う。近いようで、すごく遠い、と感じながらゆっくりと殷正に近付く張暁。しかし電源のコードに足が引っかかり転んでしまった張暁は、水の入ったバケツを頭にぶつけて倒すと感電してしまう。駆け寄った殷正は張暁の顔を見て「藍蘭?」とつぶやく。
急いで救急車が呼ばれ、運ばれて行く張暁。それを見た黄棣は、救急車に乗り込む。


タブレットに入っていた白い木蘭の絵を見ていた殷正は、タブレットと雍正帝の指輪を持って病院へ。


意識を失った張暁は、若曦として目覚めた時のことが交差しながら目を覚ます。黄棣は張暁の手をとり「黄棣(こう・てい)だよ」と言うが、混乱している張暁は「皇帝?どの皇帝なの?」とぼんやりとしながら言うと頭をおさえる。自分のことも分からない張暁に驚き、黄棣は急いで先生を呼びに行く。

張暁は両手で頭を抱え込み、倒れるようにベッドに横になる。「私は誰なの」とつぶやきながら若曦の記憶がまた交差する張暁。そして、もうろうとする張暁の前に殷正が。殷正は優しく張暁の掛け布団をかけ直す。張暁はその手を必死でつかみ「行かないで。お願い、そばにいて」とかすかな声で言うと意識が遠のく。そこに先生を連れた黄棣が入ってくる。

自分は企画宣伝部にいる黄棣という名で、張暁の友達だと殷正に話す黄棣。医者は張暁を診た後「意識が完全に戻れば診断できるでしょう」と告げて出て行く。
黄棣のことも分からなかったと聞いた殷正は「意識が戻ったら秘書に電話してくれ」と黄棣に名刺を渡し帰りそうに。その時、張暁の意識がまた戻る。

「大丈夫か?」と言う殷正に「あなたは?」と言う張暁。黄棣は「殷副会長だよ」と教え、体を起こす張暁を助ける。張暁は黄棣や殷正を捜しにスタジオへ行ったことは覚えているが、さっき殷正に言おうとしていたことは思い出せない。
殷正は雍正帝の指輪をつけたまま、張暁にタブレットを返す。「木蘭のタッチがとても良かったぞ」と言う殷正。張暁はタブレットを受け取りながら、殷正の親指の指輪から目が離せない。

指輪を取った殷正は「見覚えが?」と聞く。しかし張暁は自分が気になる理由が分からず「分かりません」と答える。張暁に今夜は安静にするように言い、黄棣には何かあれば連絡をするように言うと殷正は帰って行く。「彼が誰だか分かる?」と張暁に聞く黄棣。「私とあなたの上司よ」と返した張暁は、雍正帝という名を聞いても黄棣が何を言いたいのか分からない。


病室を出た殷正は、オフィスに忍び込んだのが張暁だと確信していた。なぜ指輪に興味を持ったのかが気になる殷正。秘書は面接に来た彼女を会長が気に入り採用した話す。殷正は張暁の調査と、藍蘭との関係を調べるよう秘書に言う。そして満州語の分かる者に刻まれた文字の意味も聞くよう命じる。


張暁は電気ショックで一時的に記憶を失っていた。完全な記憶喪失ではなく、ほんの一部の記憶を失ったと思われると医師は黄棣に話す。思い出す可能性もあるが時間を要する、1か月とも1年とも言えないし、最悪、記憶が戻らないこともあると。


康司瀚は誰も住んでいない古びた家の中へ入る。缶の蓋を開け、コマを手に取り回す司瀚。子供の頃「勉強を頑張ったらパパのように優秀になれるわ」と母に言われたことを思い出す。
汚れた窓に「Z&X」と書き、司瀚は「母さん、ただいま」とつぶやく。

退院した張暁の乗った車と、家から出て来た司瀚がすれ違う。


帰ってきた張暁は"行きては至る　水極まる所　座して見る　雲起こる時"と墨で書かれた字を見つけ「まさか、あなたが書いたとか?」と黄棣に聞く。黄棣は何も言わずに張暁を指差す。「私?あり得ないわ。昔から習字は大嫌いなのよ」と言う張暁。どういうことか説明して欲しいと言う張暁に、黄棣は携帯の中に入っている殷正の写真を見るように言うと「なぜ君がそれを撮ったと思う?」と言う。しかし、やはり張暁は思い出せない。


病院に行った張暁は"忘れても支障はないのさ"と黄棣に言われたが、やはり殷正の写真が気になる。"記憶を失うと人生まで失った気がする。記憶を失った私は、昔の私と何が違うの?"と思う張暁。しかし、連れ添った夫を忘れている痴呆症のお婆さんを見た張暁は"私も考えすぎなくていい"と思ってしまう。

張暁の脳には損傷はなく、体も完全に回復していた。しかし失った記憶はすぐに戻らず、一生、思い出せない可能性もあると医師は言う。

病院帰り、張暁は"Z&X"という看板を見かける。"私のイニシャルね(張暁の中国語発音)"と思う張暁。


家に帰ってきた張暁は、体は問題ないが、一生、思い出せないかもしれないと医者から言われたことを黄棣に話す。「予想どおりだな」と言った黄棣は、次の手を考えたとスタンガンを取り出し「強力な電流のせいで君は記憶を失った。だから同じ方法で記憶を復活させる」と言う。しかし張暁は、思い出したくない、記憶を失っても愛してくれる人がいればいい、と言って試さない。黄棣は自分とヨリを戻してくれる気になったと思い喜ぶが、張暁は「浮気の記憶を忘れても、やり直せないわ」ときっぱりと言う。ガッカリした黄棣はチカン防止には役に立つだろうとスタンガンを張暁の手に。

黄棣は"Z&X"の贈呈品を張暁に渡そうとする。さっき"Z&X"の看板も見たと話す張暁。黄棣は国内では大して有名ではないが、イギリスでは注目株で社長は中国人だと言う。さらに交通事故に遭ってからの張暁には奇妙なことばかり起きている、今回も君の名前の頭文字をブランド名にした会社が隣に引っ越してきた、偶然すぎだと言う黄棣。しかし張暁は黄棣の話にあまり興味がない。


翌日。張暁が慌てて会社のエレベーターに乗ろうとすると、そのエレベーターの中には殷正がすでに乗っていた。「おはようございます」と言って、エレベーターに乗った張暁に「体調はどうだ」と言う殷正。張暁は背を向けたまま「昨日、先生からはもう大丈夫だと」と答える。さらに殷正は以前、博物館で会ったか聞く。振り返った張暁は「博物館?」と言うが、記憶をなくしている張暁は覚えていない。「ならいい。あとでスタジオへポスターを持ってこい」と殷正は言う。

張暁が自分のデスクに来ると、莫小荷から「宅配便よ」と荷物を渡される。中に入っていたのは、父からのネパールの土産だった。


スタジオで藍蘭が撮影をしている最中に殷正が来る。休憩になり、数日、香港に滞在すると思っていたと殷正が言うと「約束は守る主義なの。すっぽかしは嫌い」と返す藍蘭。殷正は「初めて会った日に誘って来る女性は苦手でね」と言う。それに君とは今後も仕事で関わると。藍蘭は「好きになるのに時間は関係ないわ。震天との契約は今日で打ち切る」と言う。それを聞き「契約したばかりで?」と言う殷正。「始まりが間違いなら早く終わらせるべきよ」と藍蘭は答え行きそうに。

殷正は藍蘭の腕をつかみ「冷静になれ」と行くのを止める。「屈辱されて冷静になれる?遊びだと思われたのなら心外だわ」と言って藍蘭は殷正の手を振り払う。「僕が軽率すぎた。謝らせてくれ」と言う殷正。その時「殷副会長」と言いながら張暁が入ってくる。

初めて正面から互いを見る張暁と藍蘭。殷正は藍蘭を我が社のモデルだと張暁に紹介し、藍蘭には張暁を企画宣伝部のデザイナーだと言う。張暁が「私たち、よく似てますね」と言うと「そう?外見だけよ」とそっけなく言い、藍蘭はソファの方へ歩いて行く。そこに殷正の秘書が来る。
秘書は張暁たちに聞こえないよう少し離れた場所で、張暁と藍蘭には血縁関係はなく、張暁は甘粛出身で父親に育てられ、藍蘭は蘇州出身で5歳で両親とオーストラリアへ行ったこと、満州語の先生が3か月後に帰国することを殷正に報告する。

殷正が秘書と話している間に「おいしい西北料理の店があるの。よかったら一緒にどうですか?きっと店長も私たちが双子だと思うはず」とソファに座った藍蘭に話かける張暁。無視する藍蘭に張暁は誕生日がいつか聞く。もしかしたら私と同じ日かもと。しかし藍蘭は「教える必要ある?失礼」と言うと行ってしまう。


歩きながら自分が藍蘭を怒らせたと思い、張暁は殷正に謝る。「君が原因ではない」と言う殷正。殷正は毎日、木蘭を藍蘭の控え室に贈るよう張暁に頼む。


ーつづくー


震天がお茶が好きだと返事をしてくれて嬉しかったなぁ(*´ー｀*)
このお返事すごく聞きたかったの♪

張暁が記憶を失っちゃいました…（０д０∥）
張暁も殷正も互いを知らない状況になってしまって、どうなってしまうの!?

そしてそして張暁が殷正の手を掴むシーンでは、またウルウル。
若曦のあのシーンも大好きだった(；_；)

もうスタンガンの黄棣がおかしくておかしくて。
でも同時にちょっと心配になもなってしまうの…。
こんなに尽くしてくれるなら、記憶を取り戻しても殷正のことを諦めて黄棣と一緒にいたほうが幸せじゃないかと張暁が言いそうで(;´д｀)ノ
ヨリを戻す事はないと言ってたけど…。
とりあえず、張暁の記憶が早く戻ってほしい!!

"Z&X"も気になりますね。
これから張暁とどう絡んでくるのかも。
"Z&X"の贈呈品て、パックマスクだったのかな?

あと、張暁と藍蘭が会いました。
藍蘭の性格がキツすぎてあまり良い印象ではなかったけど、考えてみたら張暁も若曦にしては大人しすぎるような?若曦があんな態度をとられたら黙っていない気もしたり?


今日も始まりからドキドキしながら見ちゃいました(*´艸｀*)
あぁぁ、幸せ。
明日が待ち遠しいです(*´ー｀*人)



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