中国ドラマ「酔麗花~エターナル・ラブ~」第18話 あらすじ
卿塵(けいじん)/巫女…リウ・シーシー(劉詩詩)
元凌(げんりょう)/皇帝…ウィリアム・チャン(陳偉霆)
元湛(げんたん)…シュー・ハイチャオ(徐海喬)
元澈(げんてつ)/第十一皇子
元溟(げんめい)/第九皇子…チャン・ホー(張赫)
元安(げんあん)/皇帝
元漓(げんり)/第十に皇子
昔邪(せきしゃ)/巫女長老…ハン・ドン(韓棟)
朶霞(たか)/阿紫族公主
夜。宮中に来た元溟が鳳鸞飛と会う。あの夜は一体どこへ?と尋ねる鳳鸞飛に「知らずともよいことは、詮索せぬのが賢明だ」と言う元溟。鳳鸞飛は「殿下が心配なのです」と言う。元溟は自分の命じたことをうまくやれたか聞く。「皇太子殿下と朶霞公主は最近親密で、縁談の勅命もあります。ゆえに、まだ好機がつかめません」と答える鳳鸞飛。元溟は「縁談がまとまり、阿紫族の後ろ盾ができれば、大兄上の地位は確立してしまう。婚儀の前に動かねばならぬ」と言う。
「つまり、殿下は私に…」と鳳鸞飛が言い、元溟は「お前は賢い女子ゆえ、聞かずとも分かるだろう」と話す。「殿下の命であれば、どんなことでも従います」と言う鳳鸞飛。元溟が口づけしようとするが、皇太子が入ってきてしまう。急いで鳳鸞飛は元溟から離れる。
皇太子は元溟に「もうじき母上の命日だな。父上にはその準備をしていると伝えた。くれぐれも悪い噂を流されぬよう慎んでくれ」と話す。「気をつける」と返した元溟は、今日はあの日の礼を言いに来たと言う。「兄弟なのに水くさいぞ」と言う皇太子。皇太子が戻って休むように言い、元溟はその場を後にする。
「父上に婚礼の件を聞かれた。莫殿に日取りの相談をしたい。どう思う?」と皇太子は鳳鸞飛に聞く。鳳鸞飛は国の重要な事柄ゆえ、よく検討されては?と答える。「もう決心はついた。あとは待つのみだ」と言う皇太子。
皇太子は莫不平に婚礼の日取りを占ってほしいと頼む。「皇太子と阿紫族との婚姻は、陛下も気にかけられています。ですが勅命が出ておりません」と言う莫不平。皇太子は「その件ではない。まずは日取りを相談したい」と袖から取り出した紙を渡す。それを広げて見た莫不平は驚く。「しばしの間、内密に」と言う皇太子。莫不平は意向に従い、吉日を選ぶことに。
参内した元凌は「天舞酔坊は表向きは歌舞坊ですが、実際は巫族の拠点です。碧血閣の名で悪事を働き、朝廷を翻弄しています」と皇帝・元安に話す。元安は巫族を成敗せねば天下は安定せぬと怒るが「どうやら部族には2つの派閥があるとか。1つは離境天に住む正統派で、もう1つは暗巫の勢力です。元々は1つでしたが、今は敵対を。碧血閣は離境天とは無関係の暗巫が操る組織です」と言う元凌。もし巫族を問答無用に皆殺しにすれば民は動揺するでしょう、その隙に黒幕に付け入られると。
天舞酔坊で暗巫に殺された者の症状が、皇后様の病と同じだったと話した元凌は「もし皇后様の死に隠された真実があるなら、調べるべきでは?」と言う。「つまり皇后は巫族が殺したのではないと?」と聞く元安。元凌は巫族の件も皇后様の死も国の一大事、真相を調べさせてくださいと頼む。元安は「朕は何も聞かなかったことにする。必ずや確実な証拠を持ってくるのだぞ」と言う。
陛下に大それた約束をした元凌に「失敗したらどうするの?」と卿塵が聞く。「私が心配か?」と言う元凌。卿塵は「心配なのは、陛下の巫族への恨みが深まるやもしれぬこと」と返す。元凌は「かつて私は莫長老に頼まれ、平興郡で巫族を解放した。だが彼女たちは、ほんの一部だ。巫族には迫害を受けることなく離境天で自由に暮らしてほしい」と言う。皇族として巫族の復活を願ってくれることに感謝する卿塵。
元凌は卿塵が湛王府で元湛の看病をすると知り「君が何の役に立つ?」と尋ねる。卿塵が霊力で殿下の傷を治すと答え「今の言葉で兄としてすべきことに気がついた。七弟が重傷を負ったのは私のせいだ。私も湛王府に住む」と言い出す元凌。
元凌はすぐに湛王府に住むことを元湛に話す。父上が何侍医を送ってくれ、薬を飲んで随分、回復した、と遠慮しようとする元湛。しかし元凌が「何侍医は傷を診るだけ。だが治療には心の癒しも必要だ。女子には気を遣うことも多いが、私となら遠慮せず何でも話せるぞ」と言い、元湛は拒めなくなってしまう。
花園で「世間を離れ、一日中、花と暮らすことが私の理想だ」と卿塵に話す元湛。卿塵は「奇遇ですね。私も同じです」と話す。元湛は「ならば、その願いをかなえてみせよう」と言う。そこに「花は美しくとも、湛にはかなわぬ」と言いながら元凌が来る。
元凌は「何侍医に処方箋を準備させた。お前は運がいい。その薬は私の屋敷にある」と元湛に言う。そして「だが私は薬に疎いゆえ、卿塵にも来てほしい」と言う元凌。
元凌の屋敷へ向かう卿塵を呼び止め、元湛は「今夜の約束を?」と言う。卿塵は「もちろん。楽しみにしています」と返事をする。「早く君と演奏がしたい」と言う元湛。
凌王府。薬を準備させている間「七弟の笛はすばらしいが、君が好きなのは笛の音ではなく七弟自身では?」と元凌は卿塵に聞く。「笛の音は心の声なの。つまり彼自身よ」と返す卿塵。元凌は「知己に巡り会ったということか」と言う。それには答えず、卿塵は「よく考えたけれど、やはり鳳府を探るべきだわ。そのためには、あなたの力が必要なの」と話す。「鳳府だと?甘く見るなと言ったはずだ。独りで行くなど許さぬ」と言う元凌。卿塵は「巫族の迫害と鳳家は何か関わりがあるはず。真相を明らかにしたいの」と言う。それでも元凌は、私と十一弟に任せろ、この件に君の出る幕はない、と認めない。そんな中、元済が訪ねてくる。
元凌と元済は2人きりで話すため出かける。残った卿塵は“元凌の言うとおり、済王の目には凶暴さがない。でも、あの香り袋は…”と思う。
元済は、あの日、香り袋の件を黙っていたと言う。元済にとっては触れたくない過去を話さなくてはいけないからだったが「あの日、多くの負傷者出た。真実を打ち明けねば良心が痛む」と話す。元凌が「あの香り袋は、一体、誰からもらったのだ?」と聞く。
それは元済の子供の頃の事だった。母が亡くなり、位牌の前で死のうとした元済。それを止めた、幼い娘の宮女がいた。「いつも私のそばに現れるが、何者だ」と元済が聞くと、娘は「久と呼んで」と言う。
元済は娘に「母上の無念を晴らすため、必ず父上に線香をあげていただくのだ」と話す。娘は「陛下がお越しになれば、自害しませんか?」と聞く。「お前は誰なんだ?一体、どこから来た」と元済は言うが、娘は「殿下に恩がある者です。出自は気になさらず」と答える。そして四半時ほどで戻ると言い、娘は行ってしまう。
元済がずっと位牌の前に座っていると、元安が来る。元済が驚く中、線香をあげる元安。元済が感謝し、元安は帰っていく。その様子を陰から見ていた久は、元済をある場所へ連れて行く。そこでは女官たちが元溟を捜していた。「最近、九弟はなぜかよく姿を消す」と言う元済。久は心配ですか?」と尋ね、元済は「大兄上は身分が高すぎるし、四弟は意地っ張りで五弟は競争心が強い。七弟とは疎遠で、十一弟は幼いゆえ、九弟が最も親しいのだ」と話す。そんな元済に久は香り袋を差し出し「悩んだ時に香りを嗅げば、心が落ち着きます」と言って渡す。
殿下さえよければ、私が友人になります、と言った久だったが、それ以来、元済は久と会うことはかった。「なのに今になって、香り袋が見つかるとは」と言う元済。元凌は手がかりがあれば知らせると約束する。そして暇があれば、また来てくれと言う元凌。
戻った元凌は、香り袋の件で元済が来たことを卿塵に話す。あれは、ある女子からもらった物らしいと。卿塵が「宮女と暗巫の間には、どんな関係が?」と言うと「関係があったとしても、なぜ三兄上の元へ?」と不可解に感じる元凌。元凌はその宮女を捜すことにする。
元済、鳳衍、碧血閣と紙に書いた卿塵は“これら、すべてが怪しいわ。碧血閣の調査は頼んであるし、済王は元凌が探ってくれる。鳳衍は無関係に見えるから近づく理由がない。どうやって手ををつける?”と考える。
天舞酔坊にいた妓女は、皆、鳳家の次女と同年代だった。元凌たちは妓女たちを鳳衍に会わせるが、鳳家の娘の左腕にあるという蝶の入れ墨は誰にもない。
卿塵は、冥魘に鳳鸞飛の入れ墨を調べさようと霊蝶を送る。それを聞いた莫不平は「ちょうどよい。致遠殿へ行け」と皇太子の婚礼の吉日が書かれた紙を冥魘に渡す。「阿紫族公主との婚儀ですね」と冥魘が言うと「別の相手やもしれぬが、殿下は明かさなかったゆえ私も聞けなかった」と莫不平は答える。
冥魘は術を使って鳳鸞飛を転ばせると、隙をみて腕の入れ墨を確かめる。鳳鸞飛に何者か聞かれ、冥魘は莫不平の弟子だと話し、吉日の書かれた紙を渡す。
冥魘が飛ばしてきた霊蝶に、鳳鸞飛の腕にあった蝶の入れ墨の絵を描かせる卿塵。それを自分の霊蝶を使って、左腕に描かせる。
皇帝の詔により、碧血閣の暗巫が成敗されることに。しかし武娉婷に逃げられた元凌は、気を消耗してしまう。
花園。最近、見かけない靳慧に、花を届けると元湛に話す卿塵。元湛は「靳慧は花も音楽も好きでない。ずと私に合わせて無理に花を世話し、琴を習ってきた。その姿を見てると心苦しくなる。彼女には好きなように生きてほしいのに」と言う。そして仲立ちをしようとする卿塵の手を取り「君とは我々2人のことだけ話したい」と言う元湛。「ですが、靳夫人は殿下の側室です」と卿塵が言うと、元湛は「疲れた、部屋へ送ってくれ」と言う。
歩きながら卿塵と元湛が話をしていると「支えが必要なら、私に任せてくれ」と元凌が来る。元凌に元湛を任せた卿塵は“元凌と離れなければ。このままでは深みにはまるだけ。彼を元の暮らしに戻して、もう終わりにするの”と思う。
朶霞は兄からの文を読み、顔を曇らせる。兄の文には父の傷が悪化し、深刻な状態だと書かれていた。「梁国が迫っているのに、魏国との縁談もまとまらない。一体、どうすれば?」と言う朶霞。木頦沙は「魏国は皇帝が刺客に襲われたゆえ、混乱しているのです。内輪争いも絶えない。魏国にこだわる必要はありません。ここで待つより国へ戻り、策の立て直しを」と言う。しかし朶霞は皇太子が動くのを待つことにする。
鳳鸞飛は太常寺が選んだ吉日が書かれている紙を皇太子に渡す。皇太子は「君が見て確かめてくれ」というが、機嫌の悪い鳳鸞飛は断る。
鳳鸞飛が行ってしまい、皇太子は“紙に書かれた誕生日は、君のものだ”と思う。
花園。卿塵が琴を弾き、元湛が笛を吹いて合奏する。それを見る元凌。
「琴は傍らで愛に唱和する。知己を尋ねれば、人生、悔いなし」と卿塵が言う。「知己がいなければ、笛など必要ない」と言う元湛。
花園から離れた元凌は、なぜ正体不明の女子に心がざわつくのか分からない。剣舞を始める元凌。
卿塵は「私たちは似ていますね。琴を習ってきたゆえ、殿下と出会えた」と話す。「君の心は琴に表れている」と言う元湛。卿塵は「ですが、ふと音を合わせるのが難しく感じました。私は殿下にとって、真の知己ではないのやも」と言う。元湛は“それは君の心がここにないゆえだ”と思う。
剣を落とした元凌は“平興郡で出会った彼女を巫女たちは誰も知らなかった。昔邪長老の弟子と言うが、真実を知るのは長老本人だけだ。偶然にも長老は、今、捕われている。卿塵という巫女は、一体、何者なのだ”と考える。
ーつづくー
鳳鸞飛は皇太子と好き同士じゃないの?(✽ ゚д゚ ✽)
元溟が送り込んでいたということ?
でも、元溟は鳳鸞飛をただ利用しているだけのような・・・。
元済に香り袋を渡した子は、誰なんだろう!?
あの子が元安を連れてきたのかな?
賢くて、優しい子だったけど…。
元凌が元湛を相手に面白い(∩´∀`@)
元湛にも元凌の気持ちはバレバレだよね。
だけど元湛も卿塵を好きなはず。
これからどうなるんだろう?
↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
よろしくお願いします
にほんブログ村
いつもポチッを押してくださる皆様、ありがとうございます(*´ー`*)
腕を支えて中良さそうな二人に割って入っている、元凌の行動はみえみえなんだけど、、本人は自分の気持ちがしっかり分かってないのかな、、?心がざわつくって、、ずっと気にしてますよね。元湛との三角関係になってきてますね。
うささん、最後の方の録画ができてなくて、あらすじがあって本当に助かります。(^^)
でも元湛が卿塵の心ここにあらず、自分じゃないと感じてるのは、切ないね。
卿塵も辛いところだけど、2人の気持ちを何となく利用してるように感じるのは、私のやっかみ?
鳳鸞飛と元溟の仲には私もびっくり!
皇太子のことを好きじゃなかったの?
冥魘て、オンライン中のあのセクシードレス着てたイーランですよね。
日本ドラマでは思わないのに、中国ドラマではあのドラマのあの人かもと分かるとなぜか嬉しいのは不思議。
個人的には元湛がお気に入りなので(笑)がんばってほしいです。
元湛って笛や花が似合う~(*^-^*)
鳳鸞飛は平安貴族みたいだなー(雰囲気が)と前から思っていて、元安はたまに(日本の)戦国武将のように見えます。(^^ゞ
それとずっと思っていたんだけど、霊蝶がすごく働き者で、何でもできてスゴイですよね。
ティンカーベルの妖精のようなキラキラをたくさん振りまいて・・
元済に香り袋を渡した女の子のことも気になります。
元済は兄弟の中で一番優しい雰囲気だと思うけど、どうなのかな?良い人であって欲しいですね。