中国ドラマ「酔麗花~エターナル・ラブ~」第17話 あらすじ
卿塵(けいじん)/巫女…リウ・シーシー(劉詩詩)
元凌(げんりょう)/皇帝…ウィリアム・チャン(陳偉霆)
元湛(げんたん)…シュー・ハイチャオ(徐海喬)
元澈(げんてつ)/第十一皇子
元溟(げんめい)/第九皇子…チャン・ホー(張赫)
元安(げんあん)/皇帝
元漓(げんり)/第十に皇子
桃殀(とうよう)/巫族長老
莫不平(ばくぶへい)/巫族長老
昔邪(せきしゃ)/巫女長老…ハン・ドン(韓棟)
毒人形が一斉に動きだし、卿塵に襲いかかってくる。全員を相手に戦う卿塵だったが、毒人形は倒しても倒しても起き上がってきてしまう。そんな中、毒人形は火が苦手だと卿塵が気づく。ようやくロウソクの火を使って倒すことができる卿塵。それを見て、今度は武娉婷が襲ってくる。
術を使い、激しく戦う卿塵と武娉婷。飛んできた剣を武娉婷が蹴り、それを取った卿塵が剣を武娉婷の肩に置く。そこに剣を投げた元凌が駆けてくる。
「玄甲軍が外を包囲した。天舞酔坊は終わりだ。抵抗を続けるなら殺す」と言う元凌。卿塵は術で武娉婷を動けなくさせる。
その頃、閣主の元溟は、天舞酔坊が包囲されたと報告を受ける。
壁に封印がかけられている、中に誰が?話す卿塵。元凌は「もしや昔邪長老では?」と言う。武娉婷が開ける条件として「私を解放して」と要求してくる。「昔邪長老が無事ならば、命は助けよう」と元凌が言い、卿塵は仕方なく動けなくしていた術を解く。
武娉婷が術を使おうとした時、どこからか女の笑い声が。「あなたたちに開けられるとでも?」とその女が言うと、強い風が吹き込み、卿塵たちが倒される。さらに壁の向こうに閉じ込められていた昔邪が、連れ去られてしまう。
天舞酔坊で働いていた女子たちが集められる。後ろ手に縛られた女子たちの中には、武娉婷の姿もあった。その武娉婷に背後から短刀を持った女子が近づき、縛られていた縄を切る。「ついてきて」と小声で武娉婷に言う女子。武娉婷と女子が駆け出し、気づいた元澈たちが追いかける。
武娉婷と女子は城外の濠につながっているという井戸に飛び込む。「急げば追いつけるやもしれぬ」と元澈に言う元凌。
卿塵が井戸の近くに落ちていた香り袋に気づく。それは武娉婷が身にまとう香りでもなく、渡された香り袋とも違い、中身は心を安定させる香料が入っていた。
元凌はその香り袋を元済のところで見た覚えがあると話す。「済王とは面識がないわ。どんな方なの?」と聞く卿塵。元凌は「どの兄弟とも交流を持っているが、全員に大して遠慮がちだ。父上に疎まれており、朝政には関わろうとしない」と答える。卿塵は「では今回の事案を起こすとは思えないわね。でも逆に考えると、謙虚なふりで裏の顔を隠している可能性も」と言う。しかし元凌は誰よりも優しい目をしている元済を信じていた。それでも卿塵から「とはいえ、この香り袋は唯一の手がかりよ」と言われ、元凌は済王府へ行くことにする。
祭祀を行うため天子山へ向かっていた皇帝・元安たちの前に刺客が現れる。その刺客たちを笛で操っていたのは莫離だった。
皇太子や御林軍が刺客たちと戦う中、元湛も兵を従えで駆けつける。そして元安の盾となり、刺客によって怪我を負ってしまう元湛。
御林軍の張束が笛を吹く莫離を見つける。張束が槍を投げ、笛を落とす莫離。その途端、刺客たちの動きが止まり、莫離は逃げていく。
怒った元安は、刺客たちを焼き殺すよう告げる。そして巫族の仕業だと思い込んだ元安は「巫族を徹底的に捜し出し、見つけ次第、斬れ」と命じる。
意識を失っていた昔邪が目覚める。そんな昔邪の前に現れたのは皇帝側室・蓮妃だった。「部族に何の恨みがある?」と聞く昔邪。霊石を持った蓮妃は「離境天は荒れ、巫族は滅びたも同然よ。だから根絶やしにせず、利用してやるわ。元氏を討つ、格好の利器としてね」と言う。昔邪は術で攻撃しようとするが、結界に阻まれてしまう。
蓮妃が立ち去り“彼女の手に九転霊石が?暗巫の術に通じ、霊石を自在に操れるのは巫族しかいないはず。陰険な手を使うとなれば師妹たちでは対応できぬやも”と思う昔邪。
「師兄の居所が分かったと文をくれたわね」と卿塵に言う桃殀。卿塵は「はい。天舞酔坊の地下室におられましたが、助け出す直前、何者かに連れ去られました」と話す。連れ去ったのは女子だと。桃殀は「その女子は、おそらく暗巫の長老でしょう。でも我らは数年前、暗巫の長老を2人殺し、彼らを壊滅に追い込んだはずよ。よもや他にも長老がいたとは」と言う。「だとすれば、暗巫を牛耳っているのは、その女子やもしれません」と言う卿塵。
卿塵は1つだけ手がかりが残っていることを話し「皇族に対抗しても勝ち目はないゆえ、しばらく目立つ行動は謹んでほしいのです。密かに碧血閣を調べてください。何か収穫があるやも」と頼む。
武娉婷を助けた女子は、変装した元溟だった。昔邪を誰が連れ去ったのか分からない武娉婷に「暗巫の長老以外に昔邪長老を抑え込める者が?」と言う元溟。暗巫の長老には、元溟も武娉婷も会ったことがなかった。
武娉婷がその場を離れると、コウモリが飛んでくる。「しばらくは一切、動かないで。私の計略を台なしにされては迷惑よ。二度と尻尾をつかまれないで」と話すコウモリ。元溟がいつ長老に会えるか聞くが「知りすぎれば危険が増すわ。巫族は虫の息。殿下の即位も目前よ。私の命令に従っていれば、すべての願いが成就する」とコウモリは言うと、飛んで行ってしまう。
元安に命じられ湛王府へ向かった何侍医は、元湛を診察すると「寝台に横たわり、十分に真気を休めてください」と言う。何侍医が帰り、咳き込む元湛を心配する側室の靳慧。しかし元湛は「世話はいらぬ。下がれ」と言う。靳慧が「殿下に万一があれば、死んでも償い切れません」と言うと「すべては五兄上の死を無駄にしないため。君は関係ない。これからも永久にな」と返す元湛。元湛が部屋に戻るように言い、靳慧は出て行く。
阿紫族。訪ねてきた梁皇子・簫続は、阿紫族王子・夸呂と会い「なぜ王子が?」と言う。「阿紫族は義理堅い。先日の刺客が梁国からの贈り物なら、阿紫族からも返礼をせねばと思ってな」と話す夸呂。簫続は「汚名を着せるとは、どういう了見だ。今日は王が重病だと聞き、薬材を持ってきた。なぜ謁見を許してもらえぬ?」と言う。やはり噂は誠なのかと。夸呂は「最初から分かっていたぞ。父上の容体を探る目的で来訪したのだとな」と返す。緊迫する中、阿紫族王・伏連籌が来る。
重病だと聞いていた伏連籌が現れ、簫続は驚く。伏連籌は一緒に刺客が誰の仕業か調べぬか?と提案する。「皆の疑念を晴らす機会にもできるぞ」と。しかし簫続は「私は潔白だ。お前たちを恐れるとでも?」と言うと帰ってしまう。
簫続が出て行った後、倒れそうになる伏連籌。
阿紫族公主・朶霞は、兄からの文で簫続が阿紫族を訪れたことを知る。そのことを魏国の皇太子に話す朶霞。父の容体を探るためでしょうと。皇太子は「私と公主の親密ぶりも、梁国に伝わったはず。たまには梁国の間者も役に立つものですね」と言う。「梁国は三国の統一を目指しています。魏国と阿紫族で手を組まねば、対抗できません」と朶霞が言い、皇太子はうなずく。
湛王府。卿塵は元湛と会う。自分のことより、暗巫と戦った卿塵の体を心配する元湛。卿塵は「殿下が天子山に急行せねば、巫族は弑逆の汚名を着せられ壊滅していたはず」と元湛に感謝の礼を捧げようとする。それを「他人行儀はやめよ」と止めた元湛は「父上は今回の件で巫族への憎しみを深めた。今後は一層、用心せよ。巫女だと悟られるな」と話す。卿塵は「なぜ殿下は部族に肩入れなさるので?」と尋ねる。元湛は「巫族は魏国を支え、民を守ってきた。父上は気づかぬが、真実は明らかだ。だから私は巫族を擁護する」と答える。
「殿下の人柄は、私の想像とは違いました」と話す卿塵。元湛が「想像していた私とは?」と聞くが、卿塵は「もう忘れました」と言う。「ならば湛王府に戻ってきてくれぬか?そうすれば私を理解できる」と言う元湛。ここならば捜査も続けやすいと。卿塵は霊力で元湛を治すことにし、ひとまず傷が癒えるまで留まることを決める。
済王府を訪ねた元凌は、使用人がいないことに驚く。元凌は数人雇うことをすすめるが「申し付ける仕事もなく、ここ数年で次々と暇を出した。残ったのは数人の老人だけ」と言う元済。ちょうど全員、外出していると。
今日、来た理由を聞かれ、元凌は「これを見たことは?」と香り袋を見せる。平静を装いながら「この香り袋を…どこで入手した?」と言う元済。元凌は天舞酔坊を調べていて見つけたと話す。
「兄上が持っていた気がして」と元凌が言うと、元済は「確かに以前、同じ物を持っていたが、なくして見つからずじまいだった」と言う。元凌は「これが現物では?」と聞く。しかし元済は「かなり昔のことで、大事な物でもなく今さら分からぬ」と言う。そして、まだ雑務が残っているからと、元凌を帰してしまう元済。
夜。庭に出た元済は、自分の着けていた香り袋を手に取る。「久、本当に君なのか?一体、どこにいる?なぜ、長い間、音沙汰がない?」とつぶやく元済。
凌王府に来た元澈は「天舞酔坊の件の黒幕が分かるやも」と話す。そこに卿塵が来る。「天舞酔坊に監禁されていた女子は、鳳家との親交を断った権門の娘たちだ。20年前、鳳衍は科挙の不正行為を捜査し、対象となった者には鳳家と親しい権門が大勢含まれたとか。彼らは目こぼしされると思っていたが、鳳衍は法を順守した。そして大勢が失脚する中、鳳衍は朝廷での地位を固め、丞相に上り詰めたのだ」と言う元澈。元凌は「即位後、間もない父は、この事案を利用して、先代からの大臣を一掃した。父上の信頼を得た鳳衍は、三大権門の1つに」と話す。
卿塵は「女子たちは全員、生家に?」と聞く。元澈は「万全を期すため、都の近辺にかくまった」と答える。「鳳家が関与している証拠は?」と言う卿塵。元澈は「女子たちは“暗巫の仕業だ”と。理由は分からないそうだ」と言う。
元澈は手詰まりになったと思うが「鳳家は勢力を増しており、大半の朝臣は逆らえない。人事をつかさどる鳳家に盾つけば、仕官の道が断たれるからな。だからこそ鳳衍は高みの見物ができる」と言う元凌。
元澈は「そういえば、さらわれた女子たちは全員、入れ墨の有無を調べられた」と話す。どんな入れ墨なのかは分からない、と。20年前には科挙での不正の他に、鳳家の次女がさらわれる事案も起きた、と元凌は言う。「権門たちが鳳家への復習のため、次女をさらったと?」と聞く卿塵。元凌は「鳳家が次女を捜していると考えれば、つじつまが合う」と言う。そして、入れ墨と鳳家の関係について、もう少し調べてみようと言う元凌。
ーつづくー
えー!?って今回、大声だしちゃったのが、暗巫の長老が蓮妃だったこと!!
元安をウランではいると思ったけど、まさかの展開で。
それに蓮妃も巫女だったということ?( ゚艸゚;)
しかも、かなり強い・・・。
せっかく昔邪が見つかったと思ったのに、また別の所へヾ(・ω・`;)ノ
早く見つけてほしいけど、今度の場所の方が見つけにくそう…。
あと武娉婷を助けたのは、変装した元溟だったのね(✽ ゚д゚ ✽)
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昔邪を連れ去ったのが、なんと蓮妃だったとは・・・
それも、暗巫の長老で九転霊石を持ってた。
元溟と武娉婷はコウモリの司令で動く蓮妃の部下だったの〜
やっぱり元溟は小物感漂ってるものね。
殷貴妃よりも蓮妃の方がずっと怖いかも!
母の正体を元凌が知ったら?
愛する人の母の正体を知ったら卿塵は?
さぁ、もうどうなる?どうする?
なんとなんと、元溟よりもっと上(黒幕)がいたのですね!
変貌術のマスクをひっぺがす元溟にも「ギャー」でした(え?)
何だか、変なところでばかり反応している私でした(;^_^A