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中国ドラマ「酔麗花~エターナル・ラブ~」第35話 あらすじ 

2018年06月28日 20時04分37秒 | 酔麗花(中)

卿塵(けいじん)/巫女…リウ・シーシー(劉詩詩)
元凌(げんりょう)/皇帝…ウィリアム・チャン(陳偉霆)
元湛(げんたん)…シュー・ハイチャオ(徐海喬)
元澈(げんてつ)/第十一皇子
元安(げんあん)/皇帝
元漓(げんり)/第十に皇子
朶霞(たか)/阿紫族公主


皇太子が意識を取り戻す。気づいた元澈がそばへ行き「大兄上、目が覚めたか」と言う。「私は、なぜここに?あの時、毒薬を飲んだはず。鸞飛は?無事なのか?」と聞く皇太子。元澈はこんな時まで鳳鸞飛を気遣う皇太子に「一緒に来てくれ。大兄上も鸞飛に会えば、すべて分かるはずだ」と言う。


鳳鸞飛の手を振り払い「なぜ、こんな愚かな真似を?奴らが私たちを見逃すと思うか?」と言う元溟。「もちろん無理でしょう。私は逃げる気などありません」と言って鳳鸞飛は元溟の胸に手を当てる。そして「私が死んだら義兄上の心の片隅に留まれますか?」と尋ねる鳳鸞飛。繊舞姉上が留まっているように、と。しかし元溟は「お前の命など求めはせぬ」と言う。

元溟は鳳鸞飛の手を取って駆け出すが、そんな2人の前に元澈が現れる。玄甲軍にも囲まれる元溟たち。「九兄上の悪事はすべて露呈した。皇宮に戻り父上に謝罪しろ」と言う元澈。元溟が「高尚なふりをするな。お前とて天下が欲しいはずだ」と返すと、歩いてきた皇太子が「九弟、鸞飛を放せ。我ら兄弟の問題に彼女を巻き込むな」と言う。

皇太子は鸞飛に「何があろうと私の君への想いは変わらぬ。私の元に戻るなら、すべて水に流そう」と話す。「戻れば溟王殿下を助けてくださいますか」と言う鳳鸞飛。元溟は驚いて鳳鸞飛の顔を見る。そして「勝敗も生死も、すべて天の定め。お前らの好きにはさせぬ」と言いながら鳳鸞飛から離れる。「おやめを。義兄上の心にいるのは繊舞姉上だけ。でもお願いです、どうか生きてください。姉上もそれを望んでいるはずです」と鳳鸞飛が言う。

元溟が「繊舞が死んだ時に私の心も死んだのだ」と言い、鳳鸞飛と皇太子は互いに歩み寄る。鳳鸞飛は皇太子に跪き「溟王殿下をお見逃しください」と頼む。「私の一存では何も決められぬ。だが約束しよう、私からも父に許しを請う」と言う皇太子。感謝した鳳鸞飛は「このご恩は必ず来世でお返しを。二度と裏切りません」と言って皇太子の胸の中で自分に短剣を刺す。
駆けつけた卿塵が鳳鸞飛のそばへ行く。「それぞれの想いがすれ違うだけならば、私が死ぬことが最良の結末なのです」と言う鳳鸞飛。

皇太子は泣きながら「私は君を責めたことなどないだろう。なぜ自分を追い詰めるのだ」と言う。鳳鸞飛は「私は殿下に愛される資格などありません。だけど殿下の胸で死ねてよかった。こんなに温かいもの」と言って涙を流す。
「義兄上。繊舞姉上が死んだ時、忠告しておくべきでした。道を踏み外せば後戻りはできない
と」と元溟に言うと、皇太子に「来世で償います」と言う鳳鸞飛。そして鳳鸞飛は卿塵に「皇太子殿下の身を守ってもらいたいの」と頼む。卿塵が約束し、鳳鸞飛は亡くなる。

鳳鸞飛の名を何度も呼ぶ皇太子。卿塵は鳳鸞飛の手を静かに置くと「済王殿下を死に追いやっただけでなく、皇太子殿下を陥れ、鸞飛を死なせた。これで満足?」と元溟を責める。皇太子も元溟に「なぜ鸞飛を見殺しにした。2人の関係にはとうに気づいていた。だが鸞飛のため、すべてを捨てればいつか私の愛に応えてくれるかと」と言う。
鳳鸞飛の元へ行った元溟が手を伸ばす。その手をつかみ「皇太子の位など、くれてやる。なぜ鸞飛を死なせた」と言うと皇太子は振り払う。「鸞飛は私の腕の中で眠りたいはずだ」と言い、元溟は鳳鸞飛を抱き寄せる。

鳳鸞飛の頬に手をやり「他人に操られる人生など嫌だった。それなのに皮肉にも、かような結末が待っていようとはな」と言うと元溟は毒を飲む。吐血し「私が死ねばすべて秘密は闇に葬られる。この皇族の茶番劇は永遠に終わらぬのだ」と言う元溟。その時、武娉婷が飛んでくる。「いつか必ず後悔せてやる」と言い、武娉婷は元溟を連れ去る。


元湛は使者として梁皇子・簫続と会う。
「殿下は阿紫族に婚姻の申し入れに行ったそうだな。梁ほどの大国でも婚姻に頼らねば国を守れぬか」と言う簫続。元湛は「我らの婚姻など、些細なことでしょう。まさか梁国はそれが原因で雍州に出兵を?」と返す。簫続は「両国に結盟されれば、梁国は立場を失う。その時は兵を挙げるしかない。悪いが覚悟しておくことだな」と言う。

「こたび貴殿が率いてきた兵馬は、たったの5万。だが雍州は8万の兵を擁します。戦いたければ受けて立ちましょう」と言う元湛。簫続が「つまり殿下は、宣戦布告に来たのか?」と聞く。元湛は「まさか。ご忠告に来たのです。両国の縁談もまとまらぬうちに梁国が兵を挙げれば、それこそ結盟を促す結果になります」と答える。そして「魏国はどんな脅しにも屈しませんが、一方で和睦に応じる用意もあります。どちらが得か、よくお考えを」と元湛は言う。梁国と魏国が争えば互いに疲弊する、周辺の国には“漁夫の利”となる、と。


元安の前で皇子たちや卿塵、鳳衍が跪く。「朕の二十数年もの苦心は、すべて無駄だったか。そちのような愚か者に天子の資格はない。この魏国の山河や先祖の偉業より、1人の女子が大事か?」と皇太子に言う元安。元安が「鸞飛は?」と聞き、元凌は「鸞飛は自害しました。そして九弟は崖から転落を」と答える。元溟が転落したと聞き、元安は動揺する。

皇太子は「皇太子の位を返上させてください」と申し出る。元安は怒るが「もし私が皇太子でなければ、九弟と鸞飛が死ぬことはありませんでした。父上に死を賜ったとしても当然かと」と言う皇太子。卿塵は「殿下のせいではありません。溟王殿下が鸞飛を利用し、故意に陥れたのが原因です。ご明察を」と言う。

鳳衍に「実によく出来た娘たちだな。いっそのこと、朕の山河を鳳家に引き渡してやろうか?」と言う元安。慌てて鳳衍は「私は陛下と魏国に忠誠を尽くし、命も投げ打つ覚悟です」と言う。
元安は皆に向かい「朕が生きて帝位にある限り、決して妄挙など許さぬ。この天子の座を誰に譲り渡すかは朕が自ら決める。いつか誰かに王座を譲ったとしても、それは朕が授けたもの。ゆえに朕はいつでも奪い返すことができる」と言い“皇太子は東宮に入って以来、先祖の徳に背き、朕の教えを守らず、あろうことか色欲にまで溺れた。その座を廃し庶民としたうえ、東宮での禁足を命じる”という勅命を下す。

元凌は「大兄上は陥れられただけです。皇太子の座を廃せば、人々の非難を浴びることに」と訴える。「これは魏の天子である朕の決断だ。そちは朕を諭すつもりか」と言う元安。元凌は「父は君であり、子は臣。臣下として父上を助けるのは当然です。もしここで父上をお止めせねば、私は臣下失格です」と言う。元澈も「どうか、お考え直しを」と言うが、皇太子は2人を止め「謹んで、お受けいたします」と元安に言う。元安は張束も東宮の門番に落とすことにする。


雍州城にいた元湛の元に簫続が来たと連絡が。
「私に阿紫族と魏国の件を密告したのは、阿紫族の内部の者だ。両国の結束は殿下が思うほど固くないぞ」と元湛に話す簫続。元湛は「誠意さえあれば我が魏は梁国と結盟しても構いません。私が阿紫族と梁国のどちらを選ぶと?」と言う。簫続が「しかし我が梁国と手を結んだとして、阿紫族にどう対処する?」と聞く。元湛は「それは我らの和睦の内容によるかと」と言う元湛。応じるなら、こちらも当面、挙兵は控え、貴殿も満足する案を出しますと。簫続は「よかろう。殿下の沙汰を待つとする」と返す。


「東宮の一件は決着がついたと言えるが、九弟がこんな最期を迎えようとはな」と卿塵に話す元凌。卿塵は「この廃太子の件は始まりにすぎず、今後、更なる惨事が起こるやも」と言う。そんな卿塵の右手が透け「急用を思い出したから、牧原堂へ戻るわ」と慌ててその場を後にする卿塵。元凌は後を追う。


つらそうな卿塵の体から、生命の花が出てきて花びらが1枚落ちる。「どういうこと?落ちるべき花びらは2枚のはず。まさか、どちらかは、まだ生きているの?きっと溟王に違いないわ」とつぶやく卿塵。
卿塵は元凌が来たことに気づき、急いで隠れる。そんな卿塵の手を引き、さらに隠してくれたのは元漓だった。
元凌は落ちていた卿塵の手巾を手に取る。


透けている卿塵に元漓は術を使う。「時空による反発が増し、玲瓏陣の損傷も甚だしい。このままでは最悪の事態になるぞ」と話す元漓。卿塵は耐えてみせると返す。
元凌には言わないで、と卿塵が頼み、怒った元漓は「お前にはもう時間がない。たとえ事がうまくいっても、元の時空に帰れなければ、お前の存在は消失し死よりも恐ろしい虚空に陥るのだぞ」と言う。「もう諦めているわ。残された日々を大切にしたいの。彼に寄り添っていたい。使命さえ果たせたら、彼が私のことを忘れても本望だわ」と言う卿塵。そうすれば2人とも苦しまなくて済むと。

元漓はなぜ元凌に固執するのか聞く。卿塵は「共に試練を受けてくれたし、周りの反対を押し切り一生を誓ってくれた。それから私を娶るため、逆賊に命を狙われたわ。私には何もかも忘れられない思い出なの」と話す。


鳳衍は「この際、鳳家の最後の娘も葬るべきかと」と蓮妃に言う。「あの巫女のおかげで、我々の計画は台なしだわ」と言う蓮妃。始末する頃合いだとは思うが、蓮妃は「あの巫女は手ごわいわよ。離境天の聖巫女ですもの」と言う。


元湛は王府へ戻る前に朶霞と会う。2人だけで話したいと元湛が言い、木頦沙と李麟は下がる。
元湛が「雍州城外で梁国の簫続と面会したのですが、我々の結盟の件にも話が及びました」と言い、茶を入れようとしていた朶霞の手が止まる。

「驚きのあまり、とんだ失礼を」と朶霞が茶を入れる。元湛は「驚くのも当然ですが、梁国が国境を脅かしている今、猶予はありません。どうか、あらぬ誤解を抱かないでいただきたい」と話す。朶霞が「“緩兵の計”というわけですね」と言い、元湛は「さすが公主は軍事に長けておられる」と返す。

「簫続が言うには、魏国と阿紫族の婚姻計画を梁国に漏らしたのは、阿紫族の内部の者だと」と言う元湛。お父様の病状まで詳しく知っていた、この事実をご存知で?と。朶霞は「私を疑うのですか?」と聞く。元湛は「まさか。何があろうと兄上との婚姻を諦めぬ公主の誠実さは、よく知っています。我々は簫続の挑発に乗せられてはなりません。父上への報告は控えますので、公主のほうで対処してください」と話す。朶霞は、真相を暴き、殿下に報告します、と言う。


鳳府へ来た元凌は「元気だったか?」と卿塵に聞く。「元気よ。なぜそんな質問を?」と卿塵が聞くと「あの日、慌てて帰ったゆえ、心配になりあとを追ったらこれを拾った」と手巾を差し出す元凌。そんな2人の様子を鳳囚が陰から見ていた。

「私に隠し事でも?」と元凌が尋ねる。手巾を手に取り「宮中に不案内で迷ったの。あなたに送ってもらえばよかったわ」と卿塵は言う。「言わぬ気なら…」と卿塵に近づいた元凌が、自分たちを監視する鳳囚に気づく。「用心しろ」と言い、元凌は帰っていく。


元湛は梁国の簫続と協議してきた内容を元凌に見せる。「朶霞公主と魏国の婚姻の件は内部の者しか知らぬ。なぜ梁はこの時期に折よく情報をつかめたと?」と言う元湛。元凌は「阿紫族の内部に婚姻を阻止したい者がいる」と返す。元湛は「魏国と阿紫族は一蓮托生だ。阿紫族が滅べば、魏国も共に滅ぶことに」と言う。「つまり婚姻以外に阿紫族を助ける手段はないと?」と元凌が聞く。

元湛は「兄上はどのような選択を?」と尋ねる。「阿紫族は必ず助ける。だが婚姻以外の手段でだ」と答える元凌。元湛は「ならば急いで策を講じてくれ。私は今から父上に謁見し、阿紫族との結盟を急かす。父上は恐らく兄上に公主との婚姻を迫るだろう」と話す。


碧瑶は“溟王は生きているゆえ、警戒を怠るな”という卿塵からの伝言を桃殀に伝える。生きているなら復讐を企てるに違いないと思った桃殀は「総力を挙げて溟王の行方を捜しなさい」と命じる。


体調の悪い元安と会う元湛。元湛は梁国が突然挙兵した理由は、阿紫族との婚姻を知ったからだと報告する。策として簫続と和睦の取り決めを、阿紫族との結盟が可能なら梁国とも可能では?と。そして「盟友には信義を貫き、敵には策を弄するのです。国境に迫る梁国を懐柔するための見せかけの和睦です。開戦を引き延ばし、その隙に阿紫族と連盟を結べば、梁国など恐れることはありません」と話す。元安は「この件はそちにすべて任せる。簫続を引きつけておき、一刻も早く公主との縁談をまとめよ」と言う。「承知しました」と言う元湛。


ーつづくー


皇太子は生きてた( ̄▼ ̄|||)
離心奈何草が鶴頂紅の毒を中和して鳳鸞飛が生きていたのだから、同じ薬を飲んだ皇太子も生きてて当たり前だよね…。
どうして私、皇太子だけ死んだって思い込んじゃったんだろう(o´д`o)=3

でも、せっかく生きていた鳳鸞飛が今度こそ亡くなってしまって。
皇太子も元溟と鳳鸞飛の関係を知っていたのね。
皇太子は鳳鸞飛を、鳳鸞飛は元溟を、元溟は繊舞を。
みんな一途で、一途すぎて切ない(;д;)

婚姻計画を梁国に漏らしたのは木頦沙なのかな?
元凌と朶霞の婚姻を阻止したいのは木頦沙だよね。
他にもいるのかな?



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1 コメント

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えぇぇ! (くるみ)
2018-07-08 11:46:49
前回と今回はストーリーが二転三転して、誰が生きているのかいないのか振り回されっぱなしでした(笑)
(父親と違って)鳳鸞飛いい子だったのに( ;∀;)
頭も良いのになぜそこまで・・というほど一途でしたね。
で、元溟は結局生きているのね( 一一)
皇太子も庶民にされてしまい・・これからさらなる悲劇!?が心配ですね。

朶霞公主は辛抱強いけど木頦沙が暴走しそう?
こちらもどうなるのか気がかりです。
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