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中国ドラマ「孤高の花 ~General&I~」第17話 あらすじ

2017年10月25日 08時58分07秒 | 孤高の花(中)

「事の真相」


皇后を亡くし、つらい司馬弘の元に楚北捷が来る。「すべて片づいたか?」と聞く司馬弘に「はい。お悔やみを」と北捷が答える。司馬弘が「他に用でも?」と言うと「陛下のご下命どおり、朝議は7日間、取りやめに」と伝える北捷。
北捷は司馬弘を心配しながら出て行き、1人になった司馬弘は涙を流す。


雪が降る中、馬に乗った北捷は、楚漠然と一緒に隠れ家へ行く。
薬草を採りに行こうとしていた酔菊に、娉婷の具合を聞く漠然。酔菊は「助からなかった」と答える。そして「北捷様、顔色が悪いですよ」と脈を診ようとする酔菊。その腕をつかみ「嘘をつくな」と北捷は怒る。酔菊が「話は最後まで聞いてくださいよ。助かってないけど、死んだとは言ってません」と言い、北捷は急いで家に入る。

寝台に横たわっていた娉婷は、昏睡状態だった。北捷は「いつ目を覚ますのだ」と酔菊に尋ねる。酔菊が「分かりません。何しろ難しい状態ですからね。明日、目覚めるか、または一生このままか。今は何とも…」と言いだし、漠然は慌てて酔菊を連れて行く。


「話の続きがあったのに」とすねる酔菊。「聞いてやろう」と漠然が言うと、酔菊は「なぜ北捷様は刺した女を助けたの?」と聞く。「8年まえ、北捷様は胸を射られただろう?すでに脈が切れていたが、霍太医が鍼を使い命を救ってくださった」と言う漠然。酔菊は「当然だわ。師匠は天下一の医者ですもの。でも、その傷は心臓に近く、血流を邪魔してただけ。脈はきちんとあった。凡人には分からないけどね」と言うとハッとする。あの女子も同じ位置に傷が、まさか助ける気で刺したの?と。

もうすぐ都という場所で「何が起こるか分からぬ」と漠然に言った北捷。漠然が「北捷様は無実です。陛下は賢明な判断をなさるはず」と言うと、北捷は「私のことではない。娉婷がどう動くか読めぬということだ」と話す。そして「もし姿を見せれば、あらゆる危険が待つ。その時、娉婷を救う唯一の手段とは、衆目の中で殺すこと」と北捷は言っていた。


雲安。貴丞相と会った耀天皇女は「父上が病で他界し、白蘭は内憂外患となった。やむなく兄上は私を涼へやり、国の安泰を図った。私と白蘭という国が今ここにあるのは、丞相が長年にわたり支えてくれたため。礼を言うと共に、丞相の教えも忘れない。“自らを抑え、慎み深く”ありたい」と話す。貴丞相は「臣下として当然のこと。しかし涼と晋は戦を交え、どちらも疲弊しています。白蘭はしばらく平穏でしょうが、急ぎお世継ぎが必要かと。早く駙馬を迎え、皇子をお産みいただきたい」と言う。

「私も、そうしたいと思う」と言う皇女。貴丞相は息子・貴炎を推挙しようとするが、その前に皇女が「私には心に決めた者がいる」と言う。敬安王家の何侠だと。貴丞相は「何侠は北捷と並ぶほどの強者です。国同士が覇を競う世においては、よき人選かと。もし皇女様が何侠を婿に迎えるならば、白蘭には堅固な防壁ができることになりましょう。なれど…」と言う。皇女が「何か?」と聞くと「何侠は能力もあれば、大望もある男。白蘭に長く留め置くのは困難なことやもしれませぬ」と答える貴丞相。それでも「困難でも不可能ではない。可能にする自信はある。私に知恵を授けてくれる丞相がいれば、私は何も恐れない」と皇女の気持ちは変わらない。


玉瓊殿。初の朝議に出た皇女に、陸栄澤(りくえいたく)が「君主なき国などありえぬことです。先帝が急逝されたのち、貴丞相の賢明なる案で皇女様が政務を執られています。されど長く続くのはよろしくない。白蘭にとって急いでなすべきは、新帝を立てることです」と上奏する。「私とて考えは同じです。なれど皇帝の一族は少なく、さらに昨今の情勢を見て考えるに、政務を担えるお方は皇女様しかおられませぬ」と言う貴丞相。陸栄澤が「私は祁康王がふさわしいと考えます」と言うと、皇女は「祁康王?聞いたこともないが」と戸惑う。

貴丞相は「私は存じ上げております。没落した王族です。30年前、都へ逃れてきて、先祖の徳か、あるいは歌が得意なせいか、先帝がお気に召しました。そこで少しの土地を与え、祁康王に封じたのです。数えてみれば今年73歳の高齢です」と話す。そして陸栄澤に「そなたは新帝を推挙すると見せかけて、皇女様の執政に反対するのか?または新皇帝を操り、謀反を起こす気では?」と言う貴丞相。

「貴丞相、言葉が過ぎますぞ」と陸栄澤は言うと、皇女に「私は皇女様の執政に反対しておらず、謀反を起こす気もない。皇女様は聡明なお方です。さりとて先帝の遺詔と古からの掟は守らねば。今まで白蘭に女帝はおられませぬ。掟があるかぎり、破ってはならぬのです」と訴える。そして、私欲なき証しとして、新帝が即位した日に御史中丞を辞すと言う陸栄澤。
皇女は永遠に白蘭の皇女であり、皇帝ではないことを天に誓う。


皇后を亡くし、酒に溺れる司馬弘。女たちと遊んでいるところに張貴妃が来る。
「私は亡き皇后様に鳳印を託されました。なれど鳳印は皇后が持つべきもの。貴妃には身に余るため、お返しいたします。別の者を立后ください」と言う張貴妃。司馬弘は「亡き皇后が?」と言うと頭が痛くなり、金丹を飲む。そして「つまらぬ話だ、そなたが持っておれ。分からぬことは張尚書に聞くがよい」と張貴妃に言う司馬弘。張貴妃は笑みを浮かべる。


北捷は意識のない娉婷に薬湯を飲ませようとする。しかし娉婷は飲まない。見かねた酔菊が「私がします」と言い、北捷が娉婷の体を起こして支える。それでも少しずつしか飲めず「残らず飲ませよ」と言う北捷。「それは無理です」と酔菊が言うと、焦った北捷は「医者ならなんとかしろ」と怒鳴ってしまう。怒った酔菊は「では、ご自分で飲ませて」と、器を強く置いて行きそうに。北捷は引き止め「すまぬ、私が悪かった。ただ、あの姿を見ていると胸が痛むのだ」と謝る。酔菊は「怒ったふりをしただけです。確かにこのままでは心配です」と言い、別の方法を試すことにする。


凌宇門。貴丞相と重臣たちは、皇女に言われ、何侠と冬灼を出迎える。しかし白蘭には決まりがあり、皇帝一族と重臣の他は正門からは入れないと、貴丞相は何侠を脇門から入れる。屈辱を感じる何侠。

貴丞相は歩きながら、朗報として「皇女様はあなたを婿に迎えたいと仰せです」と何侠に話す。何侠は「それは…冗談が過ぎます。私が皇女の婿など」と言う。「なるほど、賢いお方は慎み深い。これは皇女様の望みなのです。ただ私からも言っておきたいことが」と言う貴丞相。貴丞相は「1つ、ご存知のように駙馬とは世の秀才や官吏の誰もが望んでやまぬもの。何侠様、選ばれたからには己の分をわきまえ、皇女様に仕えていただきたい。驃騎大将軍の肩書きなど必要はない。2つ、白蘭へ入られたからには、国の決まりに従っていただく」と言う。

何侠が決まりの内容を聞くと、貴丞相は「白蘭は古より法と礼を重んじてきました。簡潔に説明はできませぬ。今後、この私から1つずつお教えします」と答える。だが、その基本を申し上げるなら“君臣の別”でしょう、今後、お心に刻んでいただきたい、と。「続いて3つ目については、多くを言わずともすでにお分かりでしょう」と言う貴丞相。何侠は「私は愚鈍ゆえ、お聞かせ願いたい」と言う。貴丞相は「何が目的で来られたか知りませぬが、白蘭の皇宮はなまぬるい場所ではない。命が惜しいと思えば身を慎むことです」と話す。
何侠は教えに感謝し、急に体の不調を覚えたと、皇女に会わずに帰って行く。


貴丞相がお越しに、と言われ、急いで向かった皇女。しかし一緒にいると思った何侠の姿はなく「王子を迎えたはずでは?」と皇女は聞く。貴丞相は「お帰りになりました」と答える。先ほど皇女様の仰せにより何侠様に会い、駙馬として迎えたいと話しました、なれど何侠様は“自分では釣り合わぬ”と申されてお帰りに、と。
貴丞相を下がらせた皇女は、侍女の緑衣に「私の独り善がりだったのね」と悲しそうに言う。


酔菊は「師匠いわく、薬湯が飲めない病人には肌から成分を吸わせればいいと。私たちが調合したのは、血流をよくするものばかりです。初めて試すので私も効果は分かりませんが、まぁ、最後の手段ですね」と北捷に説明する。「おい、なんてことを。“最後の手段”などと縁起でもない」と言う漠然。酔菊は「衣を脱がすので外に出てください」とごまかす。


ーつづくー


皇后を亡くした司馬弘が痛々しい(;△;)
皇子ばかりか、今度は最愛の皇后までも…だものね。
司馬弘自身もどんどん体調が悪くなっているみたいだし。
そして鳳印を手にした張貴妃が、また何かしそうで怖い…(∩˃o˂∩)

酔菊は北捷が好きなのかな?
漠然と酔菊のやり取りが面白くて。
この2人、何だかお似合い(´艸`●)

酔菊は薬湯が飲めないならと、薬のお風呂に入れることにしたのね。
これで娉婷の意識が戻ってくれたらいいんだけど…。



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2 コメント

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やっぱり事の真相があった (ねこ)
2017-10-25 21:40:29
全ては北捷の策だったんですねえ~
剣が偶然刺さったのではなかった。
あの瞬間に、助かる位置を間違えず刺すなんて、達人しかできないことです。

私の予想は大外れ!司馬弘や霍太医は関係なかった。敵側の娉婷を助けるはずないですよね。
北捷の「娉婷を救う唯一の手段とは、衆目の中で殺すこと」は当たってた(≧▽≦)

酔菊が面白キャラだったのはうささん、大当たり!
酔菊は北捷に気がありそうだけど、漠然の方がお似合い。

あっさり引き下がった何侠は、なにか企み(策ではない)がありそうです。

ところで、私のお気に入りは、則尹と漠然と冬灼です。
今回は残念な役、司馬弘も。←陰識兄さんからです。
もちろん北捷もです。(て、誰も聞いてない)
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とりあえずよかったです (time)
2017-10-27 00:56:53
前回どうなるのかとハラハラしましたが
流石北捷、そしてねこさんw
ねこさんは、主役を支える右腕たちが気に入りなのですね!
そして、晋王があまりにも気になります。
秀麗傳の時と同じ、トップにいるのに儘ならず。。。
皇后の死の件も発覚しなかったのですね(汗)
発覚して、張親子をさくっと一掃した方が
晋王にとっても晋にとってもよさそうなのに。。。

姐姐が書かれている、漠然と酔菊が面白いですね。
酔菊の妙な自信と妙な自信のなさのバランスが
等身大な感じでいいです!

それにしても、白蘭に戻った耀天はかわいそうですね。
老臣たちに振り回されて、何侠と息抜きしたいでしょうが、
今回は阻止されてしまいましたね。
2人はまた会えるのでしょうか。
姐姐が書かれているように、耀天は大きなプレッシャーと戦いながら、会いたいはずなので。
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