「社長とのランチタイム」
シュエ・シャンシャン …風騰(フォントン)グループの社員 財務部
フォン・トン …風騰グループの社長
ジョン・チー …フォン・トンの15年来の友人 右腕
フォン・ユエ …フォン・トンの妹
イェン・チン …フォン・トンの義弟 投資部部長
シュアンイー …シャンシャンの友人 一緒に住んでいる
ドゥー・ファン …シャンシャンに片想いをしている 総務部
隅のほうの席で十分、と言うシャンシャンに「忘れるな。君は恩人だ」とフォン・トンは言う。料理を遠慮しないで食べるようユエに言われ、口いっぱいに頬張って食べるシャンシャン。その姿に同席の者たちはあっけにとられてしまう。そんな皆に気づき、料理を箸でつまむと「うまいもんですよ。皆さんもどうぞ」と言って自分も食べるフォン・トン。そしてシャンシャンのお皿に料理を置き「たくさん食え」と言う。
フォン・トンの様子を見ていたジョン・チーはフォン・トンにメール。そのメールを読んだフォン・トンは、さらに見せつけるようにシャンシャンのお皿に料理を置くと「うまいか?」と優しく言う。
シャンシャンの憧れのジョンは美女に囲まれて座っていた。それを見たシャンシャンは、離れた場所のその席に"私の席はない"と悲しくなる。
シャンシャンはフォン・トンに「乾杯しませんか?」とグラスを差し出す。そのグラスに自分のグラスに入っていたお酒を入れ「車で来たから、君が飲んでくれ」と言うフォン・トン。
同席だった人が先に帰ることになり、シャンシャンも便乗しようとする。しかしフォン・トンから、客を送るまでいろ、社長より先に社員が帰るのか?と言われ帰る事ができない。
客の見送りまでさせられたシャンシャン。フォン・トンと一緒に会場から出たシャンシャンは、車の前で「僕が送る」とフォン・トンに言われ驚く。
フォン・トンの車に乗ったシャンシャンは、麺を食べていくと車を止めてもらう。「お腹いっぱい食べたけど、もう消化しちゃいました。私…すごく大食いなんです」と言って車を降りたシャンシャン。すぐにフォン・トンも車から降り「僕も腹が減った。消化力なら君に負けない」と言う。
シャンシャンはフォン・トンと屋台で一緒に麺を食べる事に。
出来上がった麺を食べようとしないフォン・トン。「香菜は嫌いだ」とフォン・トンが言い、シャンシャンは麺から取ってあげる。ようやく麺を食べたフォントンは、シャンシャンに「お味は?」と聞かれ「悪くないな。麺もうまい」と答える。「でしょう?毎晩、食べにくるんです」とシャンシャンは言う。
家の前まで車で送ってもらったシャンシャンは「失礼します」と言って車から降りようとする。そんなシャンシャンの手をつかむフォン・トン。ゆっくり振り返ったシャンシャンに、フォン・トンは「シートベルト」と言う。慌ててシートベルトを外すシャンシャン。「今日は楽しかった。ゆっくり休め」とフォン・トンが言い“何なの、今のセリフは?ひょっとすると私たちはもう、お友達ってこと?”とシャンシャンは思う。
自分の部屋に戻ったシャンシャンは“豪華な宴席、高級車、大企業の社長、ボスと一緒に麺も食べた。夢のような1日だったわ”と大興奮。夢じゃないかと頬もつねってみる。
ベランダに出て“献血のおかげで見習いの私がボスと一緒にお喋りして、牛肉麺を食べる仲よ。ボスが高級車で送ってくれたわ。雲の上の人とお近づきになるなんて”と思うシャンシャン。しかしすぐに“そうはいっても…ボスとパーティーなんて、もう二度とないよね”と考える。それでもお弁当の悩みを解決できたことがシャンシャンは嬉しい。
翌朝。「今日、リーシューの新店舗に行くわ。昨日は忙しかったから、今日のお弁当はなしよ。気が変わればお昼までに届けさせるかもしれない」とフォン・トンに話す妹のユエ。夫のイェン・チンは「外は雪が降ってて寒いぞ。今日は家いたほうがいい」と言うが、魅力的な女性をそろえた厚意を無にされたユエは「外で怒りを発散してくる」と返す。
「彼女の弁当は?」と聞くフォン・トンにユエは「ないわ。いらないそうよ」と答える。「まあいい。外は雪だ」と言うフォン・トン。ユエたちにはその意味が分からない。
「僕が縁談など頼んだか?余計な事をされて謝る気はないからな」とユエに言い、フォン・トンは席を立つ。
近日開店する“ブックストア 麗”の前でシャンシャンはフォン・トンの車を見かける。
車に近づき、窓から中を覗き見するシャンシャン。それに気づいたフォン・トンは、シャンシャンの横にそっと近づき、自分も窓から中を見る。隣に誰かいる事に気づき、ゆっくり顔を向けたシャンシャンは、相手がフォン・トンだと分かり、驚いて雪の上に尻もちをついてしまう。
「何してた?車上狙いか?」と車を指差すフォントン。「いえ、私は…。おはようございます」と言ったシャンシャンは、立とうとするが立つことができない。フォン・トンが手を差し出し、シャンシャンはその手に捕まって立ち上がる。その勢いでシャンシャンとフォン・トンの顔が近づく。見つめ合う2人。ハッとしたシャンシャンはフォン・トンから離れ「では、これで」と慌ててその場を立ち去る。
会社の前まで来たシャンシャンに、車から降りたばかりのジョンが声をかけてくる。下を向いていたシャンシャンはビックリしてまた尻もちをついてしまう。“最悪の事態だわ。ボスに続いて好きな人の前でも尻もち?神様、一体私が何をしたというの?”と思うシャンシャン。ジョンにも手を貸してもらい起き上がったシャンシャンだったが、またその勢いで転びそうに。ジョンがシャンシャンを支え、車に乗ってきたフォン・トンがそんな2人を見てしまう。
腰を打ち、ジョンに肩を抱かれながら出社したシャンシャン。そんな2人を大勢の社員が目にする。
シャンシャンとジョンが話ているのを見たドゥー・ファン。ジョンが行った後シャンシャンに話しかけ、コートを指差しながら「どうかしたのか?」と聞く。シャンシャンは雪で滑り尻もちをついたと答える。ドゥー・ファンが濡れているコートを総務部にあるドライヤーで乾かしてやると言い、シャンシャンはお昼を誘いおごることに。
尻もち1つでジョンと接近でき、シャンシャンは嬉しい。それ以上にお弁当から解放されたことが嬉しいシャンシャンは“今日は最高の日”だと思っていた。
同僚とランチに行こうとしていたシャンシャンに秘書アーメイから電話がかかってくる。「社長の伝言よ。“弁当はもう届けないから、取りにこい”って」と言うアーメイ。驚いたシャンシャンは社長に電話を回してもらう。
「誕生祝いの日、ユエさんには私から…」といいかけたシャンシャンに「弁当の配達は秘書の仕事じゃない。これからは取りにこい」と言うフォン・トン。そしてフォン・トンは電話を切ってしまう。
泣きそうな顔でシャンシャンは同僚にお金を渡し「これでファンと一緒に食べてきて」と言う。
落ち込んだシャンシャンだったが“今日こそハッキリ言わなきゃ”と気合いを入れ直す。
アーメイに「社長の妹さんにお弁当は断わったのよ。でも忘れちゃったみたい。だから“もういらない”と社長に伝えてくれない?」と笑顔で頼むシャンシャン。しかしアーメイは「今日の分はもう届いているんだから、早く中に入りなさい」と言い、嫌がるシャンシャンを無理やり社長室へ入れてしまう。
仕事をしているフォン・トンを初めて見たシャンシャン。没頭するフォン・トンを見てステキだと思ったシャンシャンはドキドキしてくる。“これが世に言うトキメキというものなの?”と。「シャンシャン。こっちへ」と言われ、デスクに近づいたシャンシャンは、フォン・トンをじっと見つめ“ボスの魅力に心を奪われたせいかしら。名前を呼ばれた時は心がとろけそうな気がしたわ”と思う。しかし我に返り“危険回避で安全第一。君子危うきに近寄らず…”と思い直す。
テーブルを指差し「弁当はそこにある」と言うフォン・トン。お弁当が2つあるのを見たシャンシャンは“状況は悪くなってる”と思い「いくら私でも2つは食べれません」と言う。フォン・トンは「1つは僕のだ」と話す。
シャンシャンはユエにお弁当はお断りしたと言うが「僕の管轄じゃない。妹に言ってくれ」とフォン・トンは聞いてくれない。しかもユエは欧州旅行で1カ月戻らず、シャンシャンはあと1カ月は食べ続けなくてはいけないということに。
「タダ飯を食う事に恐縮しているのか?」とフォン・トンが言うと「そうです。会社の役にも立ってないのに、こんな施しを受けるなんてみじめで魂が抜けちゃって…」と返すシャンシャン。そういうことなら弁当分の働きをしてもらおうと、フォン・トンはおかずの中に入っている人参とピーマンを残らずよけてくれと言いつける。言われた通りによけるシャンシャンだったが、三流大学出身とはいえ、おかずの選り分け係をすることに「いい加減にして」とつい小声で口に出てしまう。
選り分けが終わると「ここで食え」と言うフォン・トン。
シャンシャンは急いで食べて早く戻ろうとするが、フォン・トンに見抜かれ「食べるペースは僕に合わせるんだ」と言われてしまう。そこに会議の進行表を持ってきたアーメイが入ってくる。
アーメイは社長室を出るとリンダに「2人で食事中だから、邪魔しないほうがいいわ」と話す。そして「シャンシャンが社長室で食事中につき、用のない者の入室を固く禁じる」という社内放送が流れてしまう。
仕事が終わり「じゃあね」と同僚に言うシャンシャン。みんなは一斉に立ち「お疲れさまでした。明日もよろしく」と声をそろえ頭を下げる。シャンシャンは丁寧な挨拶の意味が分からない。
オフィスから出たシャンシャンは、たくさんの社員からも声をかけられる。そして、ようやくファンからの“なぜ社長と食事を?今夜、話を聞かせてくれ”というメッセージで、社長室でお弁当を食べた事が、社内中に知れ渡っているということに気づく。
家に来たファンに「食事の相手じゃないわ、おかずの選り分け係よ」とシャンシャンは話す。なぜ君を使うんだ、金持ちのすることは非常識すぎると怒るフォン。しかしシュアンイーは「私はムキになる必要はないと思うけど。うしろめたいことは何もないし、他の社員なら光栄に思うわ。たった1回の献血で無期限昼食無料なら、それくらいしなさい」と言う。それでも、有り難いとは言えない、おかげで同僚からいろいろ言われて職場のストレスに耐えられない、と言うシャンシャン。
シュアンイーはゲーム仲間をチャットで呼ぶ。ファンの携帯が鳴り、互いがバーチャルの恋人だったと分かる。
ジョンに出会ったのは何かの縁だと思うシャンシャン。しかし“奇跡でも起こらなければ私なんか好きになりっこない。奇跡は存在するわよ、でも私の身には起こらない”と思ってしまう。その時、ふと車内でフォン・トンに手を握られたことを思い出す。“やだ、何考えてるの?”とシャンシャンは思う。
ーつづくー
フォン・トンの行動が可笑しくて可笑しくて。
素直じゃないから、本当に面白い(≧∇≦)ノ彡
パーティーで「うまいか?」とシャンシャンに聞いた時のフォン・トン、優しい言い方だった(*´艸`*)
あと選り分けで残っていたピーマンを、シャンシャンのご飯の中に入れたりとかも可笑しい。
ユエはシャンシャンのこと、どう思ったのかなぁ?
お兄さんには結婚してほしいけど、やっぱりお嬢様じゃなきゃ反対かなぁ?
シャンシャンは思っている事が顔に出たり行動に出たりするから可愛い(*´ー`*人)
一緒に食べる麺、2人とも笑ってて楽しそう♪
車の中を覗いていた時も面白かったーo(≧∇≦o)
そうそう、手のうさちゃんも可愛くて私も欲しい!!←が、私じゃ似合わない…_(:3」∠)_
シャンシャンも少しずつフォン・トンが気になり始めてるかな!?
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でも杉杉よく食べますよね!あんな場所で、食事は、喉を通らないわぁ私なら笑!大老板が、杉杉のお皿に食べ物のせていた姿が好きです。ワインを杉杉のワイングラスについだのは、ビックリしたわぁ~!笑!
帰りの牛肉麺を食べるシーン好きです。
この二人からめが話せない。大老板は、上手だから、杉杉に、弁当を断る隙を見せませんね。笑!