「おかずの選り分け係」
シュエ・シャンシャン …風騰(フォントン)グループの社員 財務部
フォン・トン …風騰グループの社長
ジョン・チー …フォン・トンの15年来の友人 右腕
フォン・ユエ …フォン・トンの妹
イェン・チン …フォン・トンの義弟 投資部部長
シュアンイー …シャンシャンの友人 一緒に住んでいる
ドゥー・ファン …シャンシャンに片想いをしている 総務部
リウリウ …シャンシャンの従妹
“ボスの車に乗ったことは確かに奇跡だけど、彼は冷血人間よ。私を見下してるに決まってる”と思うシャンシャン。しょせん私は選り分け係でアシスタントだと。
毎日やらされるお弁当の選り分けのストレスを、シャンシャンはネットゲームで発散するように。
ある日、シャンシャンは、私はただのアシスタント、優秀な秘書のアーメイのほうが完璧に選り分けてくれると思う、とフォン・トンに提案。しかしフォン・トンは「だが彼女はハーバード卒だ。君と彼女なら、どっちのほうが適任だ?」と言う。シャンシャンは「私のほうが適任です」としか言えない。
翌日。選り分けをしていたシャンシャンは「豆が嫌いならシェフに言ってよ。ハーバード卒じゃない者は、こき使うわけ?」と文句をブツブツ言っていた。少し離れたデスクに座っていたフォン・トンは、何を言っているのか気になり、秘書のリンダに読唇術の講師の手配を頼む。
次の日。「シュエ(シャンシャン)さんは風邪でこられないそうです」と秘書から伝えられるフォン・トン。頼まれていた資料を届けにきていたジョン・チーは「最近、シュエさんと一緒に弁当を食べてるそうだな。薄情だな。親友の分はないのか。お前の家の味が恋しくてたまらないのに」と言う。フォン・トンは、食事に付き合ってくれる女性はごまんといるだろ、料理が食べたいなら家に来い、と返す。やっぱり好きなのかは聞かない、でも“ランチデート”はやめたほうがいい、会社中のウワサになってる、シュエさんは試用期間中だ、わきまえろ、たぶん今日はウワサを気にして"風邪"を引いたんだよ、とジョンは笑いながら話し、社長室を出ていく。
咳をしながら給湯室へ向かったシャンシャン。シャンシャンは社員たちに“風邪を引いたから社長室へは当分行かない”をアピールしながら、インスタントラーメン用のカップにお湯をそそぐ。
シャンシャンはこれを機に選り分ける仕事を誰かが引き継いでくれたら仮病を使ったかいがあると思っていた。
フォン・トンがお弁当を食べようとした時、咳をしながら外のベンチにシャンシャンが来る。笑顔になるフォン・トン。
シャンシャンは嬉しそうに久しぶりのラーメンを食べる。そして食べ終わると「太陽が昇り明るいパワーがみなぎる…」と歌って踊り始めるシャンシャン。窓際で見ていたフォン・トンも、笑みを浮かべながら最後を一緒に踊る。
仮病のシャンシャンは、社員にバレないようマスクをすると、また咳をしながらその場を立ち去っていく。それを見て「役者だな」とフォン・トンは言う。
会計士の資格を取ったチェン・ジュエンが転職することに。「おめでとう尊敬しちゃうわ」と言うシャンシャンに、チェン・ジュエンは「私は実力主義よ。コネには頼らない」と嫌味を言う。
会社帰り、シャンシャンは“ブックストア 麗”にユエが入るのを見かけ自分も中へ。シャンシャンに気づいたユエは、親友と共同経営で開く店だと話す。親友がドイツに出張中で手伝いに来たというユエに、シャンシャンは「ユエさんもヨーロッパには仕事で?」と聞く。「ヨーロッパ?」とユエが聞き返し「社長から聞きました」と言うシャンシャン。ユエは兄に合わせ、時差のせいで忘れてた、とごまかす。
シャンシャンは言いにくそうに、もう一度「お弁当はもういらないとシェフに伝えてください」と頼む。社長と食べるなんて恐縮すると。「分かったわ。出発前に伝えておくべきところ忘れていてごめんなさいね。昼休み、ずっと拘束されていたの?」とユエは言う。そんな話をしていると、フォン・トンが店に入ってくる。慌てて「そろそろ帰ります」と出ていくシャンシャン。ユエが「いいの?」と言い、フォン・トンは追いかける。
フォン・トンはシャンシャンを呼び止める。「風邪は治った?」とフォン・トンが言うと、急いで咳をし始めるシャンシャン。「離れてください。社長にうつしたら私の落ち度になっちゃう。あの…だから昼休みも当分…」と言うシャンシャンに、フォン・トンは「分かった。明日から昼休みは社長室に来なくていい」と告げる。「早く治すんだぞ」と言い、フォン・トンは店の中へ戻っていく。
もう社長室へ行かなくていい、二度とおかずを選り分ける必要がない、と思うと嬉しいシャンシャン。シャンシャンは最後に食べたランチのことを思い返す。フォン・トンのお弁当の中にシャンシャンの好物があれば取っていいと言うフォン・トン。シャンシャンがいらないと断わると、フォン・トンは笑顔で「僕が取ろう」と言う。それを聞き、ご飯を口に入れたままシャンシャンは吹いてしまう。咳き込むシャンシャンの背中をフォン・トンは優しく叩く。フォン・トンのお弁当に入っていた牛肉をすすめられ、それを食べたシャンシャンは「過食は労災に?」と聞く。今度はフォン・トンのほうが吹き出してしまう。楽しく笑い合ったランチが最後だったと思い出したシャンシャンは、なんだか寂しく感じる。
フォン・トンの車に乗っていたユエは「まだ彼女にお弁当を?」と聞く。君の指示だろ、と返すフォン・トンに「生後1か月祝いでは美女を大勢紹介したのにシュエさんを隣に座らせた」と言うユエ。フォン・トンは「君の恩人だからさ」と言う。そんなフォン・トンに「なんて偉大なお兄様。妹のために身を捧げてくれたのね。感動しちゃう」とユエは楽しそうに言う。
報告書のことで課長に怒られたチェン・ジュエンは、シャンシャンのデータが遅いからだと言い出す。さらに風騰は効率重視、能力が劣るなら効率的にこなす努力をしたら?あなたは仕事が遅い上にミスだらけ、私が転職するのをいいことに尻拭いさせるわけ?とひどいことを言われてしまうシャンシャン。
お昼になり、ランチを持ったシャンシャンがベンチに来る。それを窓越しに見ていたフォン・トン。落ち込んでいるシャンシャンは泣いていた。ランチも少しだけしか食べず行ってしまう。
ジョンは来ないエレベーターを待ち切れず階段を使う事に。その途中で泣きながら座っているシャンシャンを見つける。「どうしたの?」と優しく声をかけるジョン。隣に座ったジョンに肩を抱かれると、シャンシャンの涙は止らなくなる。シャンシャンを心配し追いかけてきたフォン・トンは、2人の姿を目にし、何も言えずにその場を立ち去る。
戻ってきたフォン・トンは「報告書なら少し遅れても平気よ。チェン・ジュエンもひどいわね、他の人も悪いのにシャンシャンに当たるなんて」とアーメイが内線電話で話しているのを聞いてしまう。
泣いているシャンシャンを抱き締めているジョンや、雪で滑ったシャンシャンを助けたジョンが頭から離れないフオン・トン。“誰を好きになろうと僕の勝手だ”と言ったフォン・トンに“好きだと認めないなら俺が頂くからな”と言ったジョンの言葉も頭をよぎる。
ジョンはカフェでシャンシャンを慰めていた。入社直後から課長に役立たず呼ばわりされていたシャンシャンは「課長の言うとおりだわ。私は脳ミソが足りないから会社で生き残れないって」と言う。そんなシャンシャンにジョンは「悩む事ないよ。君のように単純で善良な女の子を特別だと思ってる奴もいるんだからな」と話す。だから、もっと自信を持てばいいと。“ジョン様は何かほのめかしているの?”と思ったシャンシャンは「じゃあ…あなたも私を特別だと?」と聞く。「もちろんさ。同じ模様の葉は二つとない。君だって唯一無二の存在だ」と答えるジョン。そこにフォン・トンからジョンに電話が。
ジョンと競争をするかのように自転車を走らせ、バスケコートへ向かったフォン・トン。「自転車レースかよ」と文句を言うジョンに、フォン・トンは「今日、階段で何を?」と言う。「階段?見たのか」と返すジョン。ジョンは風騰は仕事の効率を重視する会社だが、あんなにつらそうに泣く社員の姿は初めて見たと話す。フォン・トンは「お前に肩を抱かれてつらいとでも?」と言う。ジョンは笑い「やきもちか?」と指を指す。「やきもち?笑わせるな。会社でイチャつく者たちが珍しいだけだ」とフォン・トンはごまかそうとする。しかし「イチャついてただけじゃない、お茶も飲みに行ったぞ。お前が電話してこなかったら、今頃、夢や愛も語っていただろう」とジョンが言うと、フォン・トンは感情が抑え切れず、持っていたペットボトルを地面に投げつけてしまう。
ジョンは「お前が悪いんだぞ。弁当を利用して女を口説く奴がいるか。毎日一緒に昼休みを過ごすなんてシャンシャンをウワサ話のタネにするだけだ。退職に追い込んでしまうぞ」と言う。フォン・トンが「食事して何が悪い」と言い返すと「自分を誰だと思ってる。イケメンの若社長、雲の上の人だぞ。それとも社長だからアタックするのが怖いのか」と言うジョン。フォン・トンはようやくシャンシャンに特別な思いがあることを認め「彼女は純粋で可愛い。今まで会ったことのない女性だ。でも僕が社長という立場なだけに、交際を始めたら彼女は変わるだろう」と言う。人は変わるものだ、変化が悪いこととは限らない、お前は風騰のトップだから慎重にならざるを得ない、でも度を過ぎると相手を傷つける、本当に好きなら当たって砕ければいいとジョンは話す。
落ち込んでいたシャンシャンは、私を理解する人の話だけ聞けばいい、自分の行いが正しければ恐れることはない、見返してやればいいのよ、と前向きになる。
リウリウが鍵を返しにシュアンイーの家に来ると、ドゥー・ファンとシュアンイーがゲームで盛り上がり抱き合っていた。「シャンシャンは残業?落ち込んでるようだけど」とリウリウが聞き、慌ててファンが迎えに行くことに。
フォン・トンは11時になっても残業をするシャンシャンを見かける。そんなシャンシャンを迎えに来るファン。シャンシャンがファンと一緒に帰って行くのを見ていたフォン・トンは「ドゥー・ファン?」とつぶやく。
翌日。正式採用通知の中に自分の名前を見つけるシャンシャン。シャンシャンが喜んでいると“正式採用おめでとう。フォン・トンより”というメッセージが携帯に届く。
ーつづくー
ユエが本当にいい人!!
ユエならシャンシャンとフォン・トンを応援してくれるかな?(*´ー`*)
もうね、もうね、フォン・トンがね(´艸`●)
あの歌と踊り、フォン・トンも一緒にやってくれないかな?と思っていたの。
今回ちょっとやってくれて嬉しい!!
しかも笑いながらo(≧▽≦)o
フォン・トンがベットボトルを叩きつけているのでさえ笑ってしまう私。
ようやくようやくシャンシャンに特別な思いがあることを認めたフォン・トン。
ちゃんと自分の気持ち言えるかなぁ?
ファンはシャンシャンをまだ好きなのかな?
シャンシャンが残業して遅くなっても、ゲームに夢中になっているけど…。
どちらかというとシュアンイーとのほうが似合いそうヾ(・ω・`;)ノ
お弁当のこともフォン・トンのこともこれからどうなるか楽しみー(≧∇≦)ノ彡
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大老板プライドから好きって言えないのね笑!笑!大老板のダンス笑!うささん可愛いですよね!
そして大老板!笑顔が、だんだん増えてきて
杉杉明るくて素直で、元気!そんなところに、大老板は、引かれたのね!嫌みなんかに負けず、頑張れ杉杉~!
大老板の焼きもち?笑!ペットボトル投げるなんて笑!大老板らしくないわぁ…!
ふっふっでも、すこしづつ気持ちを表に出してきてるから。よい傾向ですね!
うささんいつもありがとうございます~!早いです。もう5話!益々めが話せなく成りますね。笑!続きも楽しみにいたします。いつもありがとうございます~!