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中国ドラマ「孤高の花 ~General&I~」第8話 あらすじ

2017年10月12日 10時41分07秒 | 孤高の花(中)

「離魂剣の誓い」


白娉婷(はくへいてい)の手を取り、父は「ここを出たら東へ向かいなさい。燕の皇女を頼るのだ。頭の中にある兵法が、お前の命を守る。これからは、お前は1人きりだ。どうか自分の身を守り生きよ」と言うと亡くなってしまう。そんな父の夢を見ていた娉婷は、冬灼(とうしゃく)に起こされて目を覚ます。「ここを出よう」と言う冬灼。娉婷は「でも…」とためらうが「若君が待っている。俺たちは晋のお尋ね者だ、急いで逃げなくては」と冬灼は言う。
屋敷の外へ出ると馬が2頭いた。娉婷は何侠と別々に逃げることにする。


張蕓児(ちょううんじ)は泣きながら父・張文征(ちょうぶんせい)に「後宮に入って長いのに、子は産めず、わが張家の力にもなれません。私は役立たずです。でも皇后様は寵愛され、2人の皇子もいます。私に勝ち目はありません」と話す。「お前を後宮に入れた目的が、張家の利益を図るためだけと思うか。それとも別の女に負けた惨めな姿を世間にさらすためとでも?」と言う張文征。張蕓児は「寵愛を得られぬ私にどうしろと?」と聞く。傷を負ってさえ誰も心配しない、父上、お力をお貸ししてと。張文征は「お前の目標は貴妃では終わらぬ。私はお前を皇后にするつもりだ。この国で最も尊い女にする。そのためには、どんな代償も払う覚悟だ」と話す。


逃げた娉婷を追いかけた楚北捷(そほくしょう)。北捷は娉婷を馬から降ろすと「心を見せよ。その無情さ、本心なのか?」と聞く。「伏兵がいるわ」と言う娉婷。北捷は伏兵に取り囲まれる。現れた何侠(かきょう)が「久しぶりだな、会いたかったか?」と言う。

「そなたと冬灼は別々の方角へ逃げた。漠然が追ったが、東へ向かったはずの冬灼はいなかった。そなたは私を引きつけ、やつが何侠に知らせる時を作った」と娉婷に言う北捷。娉婷は「やっと分かった?」と返す。北捷は「この三分燕子崖は兵を忍ばせるのに最適だ。晋の地勢を私より熟知しているな」と言う。「あなたが私を警戒しないからよ」と言う娉婷。北捷は「なぜ私を信じぬ?」と聞く。娉婷は「お願いがあって、こうすると決めたの。5年以内は燕を攻めないで」と言う。

「もし拒めば?」と北捷が言うと「勝負はついている。分かるでしょう?」と娉婷は答える。北捷が「そなたも死ぬぞ」と言うと、娉婷は「この命はあなたに捧げた。私のものではない」と返す。「私を助けに戻った時から考えていたのか?」と聞く北捷。娉婷は「あの時は今日まで生きられると思わなかった。でも生きているわ。より多くの人を生かすため、お願いしたい」と言う。
北捷は「5年だな。よし、そなたの望みを受け入れる」と言って、鞘に収まったままの剣を地面に投げ捨てる。

「この楚北捷、5年以内は燕を攻めぬと誓おう」と北捷は何侠に言う。笑いながら手を叩き「決断が早い、さすが大将軍だ。誓いを立てたからには逃がしてやろう。娉婷を置いて去れ」と言う何侠。北捷は「不戦は誓うが、わが妃を置いてはゆかぬ」と言う。しかし妃になれないと言う娉婷。
何侠は「ここまで追い詰められて悪あがきは見苦しい。死にたいのか?」と北捷に言い、娉婷にはその男から離れるように告げる。娉婷は「この者を見逃してください。この者は私を救い、そして前から停戦を願っています。晋王の野心を止められるのは、この者しかいません」と何侠に頼む。

自分から離れようとする娉婷の手を北捷がつかむ。「北捷様、放して。この状況では、放さないと私は自害するしかない。また会えただけで私には十分だった。今日、死んでも、笑顔であの世へ行ける」と言う娉婷。北捷は手を放すと、娉婷に「いずれ、そなたにこの痛みが分かるはず」と言って、その場を後にする。座り込んだ娉婷は、北捷の置いていった剣を手に取り“また、あなたをだましてしまった”と思いながら胸に抱く。


娉婷のことを想いながら剣舞をしていた北捷に矢が飛んでくる。その矢を素手でつかむ北捷。矢を放ったのは皇帝・司馬弘(しばこう)だった。北捷はすぐにひざまずき「とっさに矢を取り、失礼いたしました」と詫びる。
座った司馬弘は「謙虚もよいが、朕は矢を放ち、そなたをいさめたのだ。飛び来る矢を手でつかめる者が、わが国に他にいようか。そなた以外に鎮北王はおらぬ。隠棲で終える人生など認めん。そなたは朕に射殺されるか、または戦場で命を落とすかだ。この暇文は返す」と北捷に投げつける。

北捷が「陛下」と言うと「5年の約定のためか?民を思うそなたには心を打たれる。認めてもよかろう。だが、その前に燕へ行け。女を逃がしたのだから、朕が望む物を手に入れてこい。銅山を確保すればこそ軍備も整う。晋が無敵の国になれば5年と言わず10年でもよい。停戦が実現するのは、その時だ」と言う司馬弘。願いをかなえたくば責任を果たせと。「承知しました」と北捷は言う。


荷香(かこう)が尚書から金丹が届いたと張蕓児に伝える。「その金丹は、以前と同じ品だとか」と荷香が言い「同じで当然だわ」と言う張蕓児。

司馬弘が来るが、張蕓児は出迎えない。張蕓児が怒っていると思い、司馬弘は「顔も見に来ず、朕が悪かった」と謝る。
張蕓児は「実は…私はなぜか、ある侍女が羨ましいのです」と言う。「白娉婷のことか?」と司馬弘が聞くと、何も言わず目をそらす張蕓児。司馬弘は「何を羨む?ただの卑しい侍女だ」と言う。張蕓児は「鎮北王は、あの者のため陛下にも背きました。身分はどうであれ、1人の女がそこまで愛されるのに、羨望を覚えます」と話す。

「そなたを不快にする者は、朕が消し去る」と言う司馬弘。「その意味とは?」と張蕓児が言ったところに、司馬弘が呼んだ禁衛軍長が来る。司馬弘は「白娉婷は見過ごせぬ。必ず見つけ出し、直ちに殺せ」と命じる。この件は誰にも言うなと。
張蕓児は張文征から新しく届いた金丹を司馬弘に飲ませる。


何侠と冬灼は茶屋で一休みする。冬灼は知らせによると、娉婷さんが馬車の中で眠ったまま、話もせず何も食べぬそうだと話す。何侠は「間もなく到着だ。やっと娉婷も落ち着ける」と言う。「娉婷さんが戻ってきたのは、天のご加護です。やっと3人がそろう」と言う冬灼。何侠も「そうだな。娉婷がいれば家族がそろう」と言う。そして、頼んだ件について「時がない、急げ」と言う何侠。


馬車で眠っていた娉婷は「鎮北王・楚北捷は、朝廷の敵と通じ、私的に停戦を取り決めた。再び陛下の意に背き軍の規律を乱した。 ここにおいて射殺し、朝紀を正す」と言われ、北捷と自分に矢が放たれる夢を見る。その夢では「やっと一緒に死ねる」と北捷が言い、2人は抱き合いながら亡くなる。

目的地に馬車が到着し、娉婷は目を覚ます。馬車から降りた娉婷は「敬安王家の別荘では?王家の財産は燕王に差し押さえられたはず。誰の名義なの?」と侍女に聞く。しかし侍女は「知りません」と答える。
屋敷の中へ入った娉婷は、箱がいくつも運び込まれているのを目にする。


夜。娉婷は運び込まれていた箱を見に行く。箱に貼られていた封を見て“建康製”?と思う娉婷。箱には鍵がかけられていた。そんな中「何をしている」と言う声がし、娉婷は驚く。それは何侠だった。何侠は「食欲がないそうだな。軽食を用意した」と言って、娉婷を連れて行く。

料理が用意された部屋には冬灼がいた。冬灼に預けていた北捷の剣を、娉婷に渡すように言う何侠。
何侠と2人だけになると、娉婷はひざまずき、渡された剣を差し出しながら「私をいかようにも罰してください。ただし、この停戦の約定の証は受け取れません」と言う。「なぜなのだ。その離魂剣は楚北捷の佩剣だ。ひと振りで腕も切り落とす。あの男はそなたに渡したいはずだ」と何侠は話す。

娉婷を立たせて、用意した料理の席に座らせた何侠は「どれほど人に踏みにじられても、痛めつけられても、私は構わぬ。しかし自分の敵となった者を私は決して忘れぬ。この恨みと憎しみは必ず倍にして返す。1つ聞くが、私から離れず、ずっとそばにいるか?」と言う。「私は敬安王家で育ち、敬安王様や皇女様、若君のご恩を賜りました。去れと言われぬかぎり、おそばにいます」と答える娉婷。何侠は「よし、では楚北捷を、その手で殺せるか?」と聞く。


ーつづくー


張文征が張蕓児の父親だったのね。
しかも張文征が張蕓児を皇后にしようとしていたなんて!!(✽ ゚д゚ ✽)
あと、あの金丹がずっと気になっているんだけど…。

北捷は暇をもらうことも許されないとは。
「朕に射殺されるか、または戦場で命を落とすかだ」って…(;△;)

敬安王家の別荘になぜ住めるんだろう?
運ばれていた箱も何ー?
中には何が入っているの?
そして最後の何侠の言葉は、娉婷を試しているのかな…。



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4 コメント

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Unknown (くるみ)
2017-10-13 15:59:33
あの金丹、怪しいですよね。張貴妃もそれが何か知っているような雰囲気でしたが‥。

娉婷も難しい立場になってきましたね。
あんなに楚北捷に尽くされたら心も動いたと思うし…。

何侠は娉婷の心変わりを疑っているかな?
「女に頼るしかない」や「敵となった者を私は決して忘れぬ」という言い方が何だかなぁでした。
北捷にとっては娉婷は妻だけど、何侠からすると侍女ですものね。
ということは北捷が言っていた「駒の一つにしか思ってない」というのも当たってる??
娉婷はどう返答するのか気になります。
返信する
娉婷はにげるしかないのか、、 (Berry)
2017-10-14 23:56:40
娉婷は、洞窟の中で介保している時も、今回は逆に介抱されてやっと落ち着くのかと思いきや、やはり逃げるしかないのですね。立場もあるし、襲われからは、何俠とゆっくり会うことがなかったので当然なのですが、、。ですが、、この食事の場面の会話は、、緊張感ありますね、、。
このドラマはこの独特の会話なのかも知れませんね。はっきりと、ダイレクトに話すことなく、オブラートに包んだような会話、、、。さすが都人ですね。三角関係はどうなるのでしょうか。
返信する
複雑、複雑。 (time)
2017-10-15 00:31:24
娉婷の心の中は混沌としているのですよね、きっと。
北捷の真っ直ぐな思いに揺らぎながら、
何侠への忠義心も深く、本当に複雑ですよね。

北捷は本当に潔いですよね。
娉婷の思うことをちゃんと叶えてくれる・・・
この思い、響いていますよね、娉婷に。

ところで、晋王の望むものは何だったのでしょう?
張貴妃に吹き込まれて、娉婷を消せと命を出していたので、気になっています。
返信する
やっとここまで追いつきました。 (ねこ)
2017-10-17 21:56:57
お茶会で聞いた金丹。
金色の大きな玉で飲み込めないだろうと思ったら、噛んでいました。
強壮剤ではなくて、怪しい薬のようですね。
張文征は老け役がもったいないあの景睿ですよね。

設定とはいえ、あの主役の2人が死にそうな危機が何度もあって助かっているのが不思議ですー。
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