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晴れのちボクらは恋をする(25話/最終話)

2011年12月22日 13時19分07秒 | 晴れのちボクらは恋をする(台)
【出演者】
シャン・ユンチエ役…マイク・ハー
ファン・ヨンヨン役…チャン・チュンニン
ワン・ラン役…チョウ・ツーハン
シャン・ユンチャオ役…リー・イーフォン
コン・シンチエ役…リー・チンミン



「決めたよ。君をあきらめる」と言うユンチャオ。ヨンヨンは「うん」とうなづく。玄関先に座ったヨンチャオの横に座ると「あなたが望むなら、一生あなたの一番の友達でいるわ」と言うヨンヨン。ユンチャオは「断られた人から一番聞きたくない言葉だよ。"一生友達でいよう"なんて」と返す。そして「うまくいかないな。別の人に愛され、僕の愛する人は、また別の人を思ってる」と。君の肩にもたれかかってもいい?とユンチャオが聞くと、ヨンヨンはうなづく。

ヨンヨンの肩にもたれたユンチャオは、1つ約束してくれ、と言う。「幸せになってくれ」と。「うん」とヨンヨンはまたうなづく。

シャオニエンを学校まで迎えに来たヨンヨン。数日後、中国に仕事へ行くため会いに来たと言う。ケーキを買ったから食べよう、とヨンヨンが言うと、放課後はワン・ランの家へ行くことになっていたシャオニエンは「だったらママの家で食べない?」と言う。戸惑うヨンヨンの手をシャオニエンはひっぱって歩き出す。

ワン・ランの家に行くと、宿題をするためシャオニエンは自分の部屋へ。2人きりになり、ヨンヨンはワン・ランの足の具合を聞く。「とてもいいわ。歩けなくても毎日わが子に会える。あの頃より何倍も幸せよ」と冷たく返してくる。「あの頃って…」とヨンヨンが言うと「あなたがシャン家にいて、息子に会いづらかった頃よ」と。

家を出たと話すヨンヨン。「たから今は気兼ねなく一緒にいられます」と言うと「私と息子では本当の家じゃないわ。ユンチエに聞いたわ、ティエンユを辞めてシャオチャンの店を経営すると」とワン・ランは言う。ヨンヨンが「私は決して賛成では…」と返そうとすと「口ではそう言っても本心は?」とワン・ランは聞いてくる。"前妻の重圧から逃れ、2人きりになれる"そう思っていない?と。

ヨンヨンは誤解だと言う。しかし、ワン・ランはユンチエにヨンヨンの大切さを気づかせるため、ヨンヨンがわざと身を引いたと思っていた。「また仕事を理由に近づく。あなたがいなければ早々に彼とやり直してた」と言うワン・ラン。「少々言葉が過ぎても許してね。私は身障者ですもの」と。

ケトルが鳴り出し、火を止めに行こうとしたヨンヨンに「いいのよ」とワン・ランは言う。止めないと危険だとヨンヨンが話すと「このまま死ぬのも悪くないわ。この部屋で死ねばユンチエは自分が至らなかったと一生後悔する。一生私をしのんで思い出すのよ」と。急いで駆け出し、ヨンヨンは火を止める。

「脅かさないでください」とワン・ランに言うヨンヨン。「ごめんなさい。一瞬動転したの。彼を思うあまりに。気にしないで」とつらそうにワン・ランは言う。ヨンヨンはワン・ランに「以前のあなたに戻ってほしい」と頼む。自信に満ちあふれ、優しくて思いやりのあるワン・キャスターにと。そして私が消える事で以前のあなたをとりもどしてほしいだけだと涙ぐむヨンヨン。

「約束します。さっきの心配事は起こらないと」と話すヨンヨンは、ユンチエがティエンユを辞めても別れると言う。「そばにいたくない?愛してないの?」と聞くワン・ランに、涙をこらえながら「愛してる。当然愛してる」と答えたヨンヨン。「でも、今のあなたのほうが彼を必要としてる」と言う。そして彼から離れるから安心してくださいと…。

ユンチエにたくさんの物語をもらったと話すヨンヨンは、これ以上は望まないと話す。「一生分の思い出です」と。

ヨンチエと物語を重ねてから、雨の中でも彼を待てると気づいた、どんなに待っても怖くない、なぜなら彼が現れると雨が止むから、それどころかお互いの醜態をさらすことさえ少しも怖いと思わない、安心感さえ抱くほどよ、だからユンチエと出会ってから今まで2人の間に起こったすべての物語だけで十分、一生分の思い出として振り返られる、その思い出が私にとって永遠なの、と話したヨンヨンの言葉を夜1人になったワン・ランは思い返す。
ワン・ランはパソコンを開き、笑顔で何かを打ち始める。

施設を訪れたヨンヨン。園長から「あと2日で出発ね」と言われ「たぶん」と答える。その返事に驚く園長。変更の可能性を聞かれ、ヨンヨンは「ただ慣れなくて戻ってくるかも」とりつくろう。
園長は寄付だけでは足りないと、子供達の副業としてパンやお菓子を作って売る話をし、聞いたヨンヨンは、いいアイデアだと賛成する。

園長から出発前の挨拶はすませたか聞かれ、ヨンヨンは「1人残っています。一番大切な人が」と悲しそうに答える。

ユンチエを自宅の庭に呼び出し、電子ピアノを弾きながらユンチエを迎えるヨンヨン。2人は今まで会った出来事に思いをめぐらせる。弾き終わると「ピアノを聞かせたかったのか?」と聞いてくるユンチエ。ヨンヨンは「今日は…卒業式ね」と答える。そして「先生。生徒の演奏はどうでした?」と。ユンチエは笑いながら「ギリギリ合格だ」と言う。

うなづいたヨンヨンが「だったら…ファン・ヨンヨンは留年ナシに卒業ね」と言うと「そんなに俺から卒業したいのか?」と返してくるユンチエ。一緒に中国へ行くと言ったろ、と。そして「俺を受け入れなくても、少なくとも再出発しよう」と言う。それを「やめて」と止めるヨンヨン。「だったらせめて台北にお別れを」と言うとユンチエに待つように言いヨンヨンは席を立つ。

戻ってきたヨンヨンは"仰げば尊し"の曲をク口づさみながらケーキを持ってくる。「卒業式だし、生徒から先生へ贈り物よ。ついでに先生のウソも暴くわ」と言うヨンヨン。そして前に遊園地へ行く約束をした時「本当は行ってたでしょ」と言う。驚くユンチエに、アーハオから聞いたと。ユンチエは「確かに行ったが君にすっぽかされた。ウソは罪悪感を軽くするためだ。なのに約束を破った君が責めるのか?」と返すヨンチエ。ヨンヨンは「だから遊園地を贈るの」と言う。ヨンヨンが持って来たケーキは遊園地をイメージして作ったものだった。ユンチエは感動して涙があふれてくる。そして「この遊園地は一生忘れないよ」と言う。

ブラックフォレスト風のケーキにしたと話すヨンヨン。「ブラックフォレスト?道に迷いそうだ」と言うユンチエに「怖いの?」と聞く。ユンチエは「怖くないさ。君という森で迷うんだし」と答える。そしてあさって、同じ便を予約したと話すユンチエ。「仕方ないさ。別れは考えられないから、一緒に行く」と。

ケーキを食べるユンチエに近づき、愛おしそうに指でユンチエの口もとを拭くヨンヨン。ユンチエは笑顔でヨンヨンを見つめる。

アーハオから1人で花火を見たと聞いたヨンヨンは、手持ち花火も用意していた。「1人で花火を見てる時泣いた?」とヨンヨンが聞くと「ああ、惨めに泣いたよ」とユンチエは答える。
心の中で"笑って別れましょう。ごめんなさい。ユンチエ、ウソをついたのは私。サヨナラ"とヨンヨンは思う。

ワン・ランは夢中でパソコンに向かっていた。それをプリントアウトし、笑顔を見せる。そしてユンチエに電話を。

ユンチエを家に呼んだワン・ランは「書く事が好きだから作家になるわ」と言う。それでこの2日短編小説を書いていたと。
「あなたが最初の読者よ」とワン・ランは原稿をユンチエに。順調にいけば家で仕事ができるため「あなたも安心ね」と話し「私から離れて自分の幸せをつかんで」と笑顔で言う。

「一体どんな物語だ?」と聞いたユンチエに「あなたの物語とだけ言っておくわ」と答えるワン・ラン。「真のヒロインは読めば分かる」と言う。
原稿のタイトルには"晴れのちボクらは恋をする"と書かれていた。

自分の部屋で原稿を読み始めたユンチエ。そこにはヨンヨンとユンチエの出会いから、ワン・ランとの再会、そして今までの様々な出来事が書かれていた。
読み終わったユンチエは、ワン・ランに読み終わった事を電話で伝える。「なら私のメッセージは届いたわね」と明るい声でワン・ランは言う。「許してくれる?脇役の女性がかつて自分を失い2人の邪魔をしたことを」と。
そして「ヨンヨンと幸せに」と言うワン・ラン。

電話を切ったワン・ランに「今日はどうしてそんなにご機嫌なの?」と聞くシャオニエン。ワン・ランは「毎朝、あなたの顔が見られるから幸せなの」と優しく答えると「僕もすごく幸せだよ」とシャオニエンは言う。「愛してるわ」と言ってワン・ランはシャオニエンを抱きしめる。

ウェン姉さんはホテルの掃除係として働き始めていた。そんなウェン姉さんに「これから頼むよ」と声をかけるユンチャオ。ヨンヨンに電話をすれば"万能娘"の秘訣を聞けると話すウェン姉さんに「中国への電話は高いだろ」とユンチャオが言う。すると「中国に電話しなくても…」とまた口を滑らせてしまうウェン姉さん。ユンチャオは問い詰める。

空港にいるユンチエはヨンヨンに何度も電話をかけるが、ヨンヨンは出ない。そして搭乗者にヨンヨンの名前がないことも知る。そこにユンチャオが駆けてくる。「ヨンヨンは来ないよ」と言うユンチャオ。

車を走らせるユンチエ。ユンチャオはヨンヨンがユンチエから完全に消えるため、中国の仕事を捨て、施設の経営する店でやり直すつもりだと言っていた。

海を見つめるていたヨンヨンは、空に飛行機を見つけ目を向ける。"シャン・ユンチエ。今頃は空の上よね"と思いながら。
ヨンヨンは海に向かい「シャン・ユンチエ。愛してるわ!」と大声で叫ぶ。そして胸に手をあて、見えないものをつかむと海に投げ捨ててしまうヨンヨン。"サヨナラ。私の本当の初恋"と。そんなヨンヨンをユンチエから預かったぬいぐるみのクマが、車の助手席から見つめていた。

お店に戻ってきたヨンヨン。閉めたはずのドアが開いていたため不振に思う。そして店の中に入っていくと…窓越しに海を見ているユンチエの姿が。
ユンチエのところまで歩いて行くと「遅刻だぞ」と言うユンチエ。「なぜここに?」とヨンヨンが聞くと「店長が店にいて何か問題あるか?」とユンチエは答える。「店長?」と驚くヨンヨン。

飛行機に乗っているはずだと言うヨンヨンに「逃げられると思うなよ」と返して来るユンチエ。ワン・ラン、チンウェン(ウェン姉さん)、ユンチャオ、そして園長の助けがなければ、尋ね人欄に広告を乗せるところだ、と言うと「みんなが?」とヨンヨンは驚く。

ワン・ランがヨンヨンの心情をつづり、チンウェンは君の行方を、ユンチャオがすぐに報告し、園長は店の合い鍵を渡してくれたと話すユンチエ。ヨンヨンの目から涙が流れる。
ユンチエはヨンヨンの前まで歩いてくると、ヨンヨンの涙を拭い「言ったろ。雇い主と従業員の関係を新たに築くと」と言う。この俺を君の人生の従業員にしてくれと。

「俺たちの初めての店を開くんだ。追いかけっこのようなバカな遊びはやめにしよう」と言われ、涙が止まらなくなったヨンヨンが「でも…」と言いそうになるが、ユンチエは首を横にふり「これでいい。誰かのために身を引いたり、苦しむ必要はない。俺は疲れた。だからこれからは今日のような晴れの毎日を送らせてくれ」と言う。

「また戻ってくるなんて」と言うヨンヨン。「悪いか?」と聞くユンチエに「やっとのことで、すごく長い時間をかけて、あなたを心の中から取り出して捨てたのに。なぜすぐ戻ってくるのよ」とヨンヨンは言う。ユンチエが「警告しとくぞ。これからは勝手に俺を捨てたりするな。分かったな?」と言うと、ヨンヨンは自分からユンチエの胸の中へ。
泣きながら抱きしめ合った2人は、いつの間にか笑顔に。

ワン・ランの書いた短編小説は本になり、書店でサイン会が開かれる。「おめでとう」と言われ、サインをしていたワン・ランが顔を上げると、そこにはスーハンが。驚いて「なぜあなたが?」と聞くワン・ランに「ようやく君のことを心から祝福できる」とスーハンは言う。
ワン・ランと握手をしたスーハンは「なぜこのタイトルを?」と聞く。そして、この物語の結末はどうなるんだい?と。笑顔を見せるワン・ラン。

この物語の結末を話しだすヨンヨン。ウェン姉さんはティエンユの新しい"万能娘"に、そして緊急事態がまさかの恋へと発展したと、ユンチャオの秘書が登場。しかし、ライバルとしてチン姉さんが出て来てしまう。シンチエとユンチャオは衝突しながらも、今も仕事で手を組んでいた。

ーきっと誰もが愛情を認め合った日こそ、人生でもっとも晴れた日なんだわ。途中の道のりで争いや嵐に遭遇する時もある。でもその雨に耐えれば窓にはきっと青空が広がるはず。そして晴れの日は続くのー

「朝食ができだぞ」と言うユンチエ。お腹の大きなヨンヨンはユンチエの横に座る。そして顔を見合わせたヨンヨンとユンチエは「こんな幸せ、信じられる!?」と声を揃えて笑顔で言う。
幸せそうな2人は手をつなぎ海を眺める。



ーおわりー



終わってしまいましたぁぁぁ
大好きなマイクとチュンニンのドラマ
終わってしまって悲しい

パパとママとまた結ばれて欲しかったシャオニエン
ヨンヨンとの約束の件も気になるけど
ワン・ランがうまく話したのかな?
ワン・ランにはイライラしちゃったけど
最後はいい人になったから
よしとしよう
うん

ウェン姉さんとチン姉さんが
同じ人を好きになるなんて思わなかったな
しかも、まさかのユンチャオの秘書

ユンチャオとシンチエも
この先のお楽しみみたいに言ってたから
もしかしたらいずれ結ばれるのかも
結構お似合いだと思うから
結ばれるといいな

そして相変わらずヨンヨンの涙が可愛かったー
ヨンヨンにも新しい赤ちゃんが
2人がようやく幸せになれて嬉しい
2人ならきっと良いパパとママになれるよね
最後のユンチエの笑顔が爽やかで格好良かったです







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