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中国ドラマ「孤高の花 ~General&I~」第33話 あらすじ

2017年11月16日 14時57分07秒 | 孤高の花(中)

「引き裂かれた縁」


酔菊が花嫁衣装を切り、きっと功を奏するはずだと思う娉婷は「酔菊、信じて」と言う。うなずく酔菊。赤い衣に着替えた娉婷は“北捷、婚儀の日を思い出すわ。今はあなたが隣にいない”と思う。

そんな思いをして何侠と会った娉婷は「北捷様は必ず生きて戻ります」と言う。「人いずれ死ぬ。楚北捷とて不死身ではない」と返す何侠。娉婷は「なぜ、そんな嘘を?晋王が北捷様を殺す理由など、どこにありますか」と言い返す。何侠は「皇子の暗殺を謀った。十分な理由だろう」と答える。そして何侠は「そなたの夫は死んだ。すべて終わったのだ。この屋敷を捨てて、私と共に行こう。琴を弾き、剣の稽古をし、馬で競争する。昔のように暮らそう」と言う。

“北捷、死んだなんて嘘よね。偽りに決まっている。帰ってきて。もうすぐ約束の一月(ひとつき)になるわよ”と思った娉婷は「皇子とは誰のことですか。張貴妃が産んだと?」と聞く。娉婷は酔菊が「あれは妊婦の脈じゃない。でも、お腹は大きかった」と言っていたことを思い出す。何侠は「楚北捷とも縁が深いようだが、死んだやつのことなどすぐに忘れろ。敬安王家での日々を思い出せ。楚北捷はひどい男だ。山奥の屋敷にそなたを残して、危険にさらした」と話す。

「若君。今のあなたを信じるとでも?」と言う娉婷。何侠は「夢だったと思え。夜が明けたからには目を覚ませ。元の自分に戻るのだ」と言う。娉婷は「私は生まれつき疑い深いのです。賭けをしませんか」と持ちかける。2日もあれば都に行って偵察できます、北捷様が存命なら若君は兵を退いてください、もし北捷様が死んでいれば私は若君と共に参ります、と。「そなたは己で突き止めねば納得せぬだろう。2日だな。では2日やろう。15年と比べれば2日など短い。2日後、真実を知るがよい。そなたは私と共にここを去るのだ」と何侠は言う。

娉婷が感謝し、何侠は兵たちと一旦、その場から離れる。急いで駆けてきた酔菊に支えられながら、娉婷は屋敷へ戻ることに。

娉婷が「1人で考えたい」と言い、酔菊が部屋を出て扉を閉めようとする。その時、娉婷が倒れ、すぐに駆け寄る酔菊。


寝ていた北捷は「北捷」と笑顔で手を振っていた娉婷が、突然炎に包まれる夢を見て目を覚ます。


ハッとして「そうよ」と言った娉婷は「何侠と陛下が北捷様をおびき出し、その留守に私を殺す手はずだった。けれど張貴妃が横から北捷様を陥れたのよ。北捷様が死ねば私を殺す理由がなくなり、何侠は慌てて東山に来たのよ。だから賭けにも応じた。陛下にとって、せっかく呼び戻した忠臣を殺すのは割に合わないのに、陛下は皇子を愛するあまり怒りで我を忘れている」と酔菊に話す。「北捷様が危ないわ」と言う酔菊。

娉婷は「張貴妃は懐妊していないと言ったわね?」と聞く。酔菊は「何度、思い返しても間違いない。張貴妃はみごもってないわ」と答える。「懐妊が偽りなら、宮中にいる皇子は誰なの?驚くべき秘密が隠されているはず。間違いなく、陛下のお子ではないわ。皇子が偽者なら北捷様を罪に問えない」と言う娉婷。
娉婷は漠然を呼び「張貴妃の懐妊は偽りゆえ、真偽を調べるよう陛下に進言して」と話す。漠然が「何侠に確かめますか?」と聞くが、娉婷は「知らぬふりをしておくわ。気位の高い何侠が、約束を違えることはないもの。漠然はこのまま都へ向かい、北捷様を助けることに力を注いで」と言う。

娉婷は北捷が生きて帰ってくることを信じ「今は倒れるわけにいかない」と酔菊に食事の支度を頼む。
酔菊が部屋を出て行くと、娉婷は花嫁衣装を衣装箱に入れる。そして北捷の描いた絵の元まで歩いていき「生きていれば必ず戻る。死んでも思い続ける」と北捷の書いた詩を読む娉婷。娉婷は「“私は星で、あなたは月。毎夜、明るく照らし合う”」とつぶやくと、窓際へ歩いていき“北捷様、そちらの星も明るく輝いているかしら”と思う。


冬灼は「これでは、あまりに残酷すぎませぬか」と何侠に言う。何侠は「恩情を施して2日の猶予を与えた。それでも足りぬと?」と聞く。「そういう意味ではありませぬ。なぜ娉婷さんに調べさせるのですか。夫の死の知らせを受けて悲しむ前に、連れていきましょう」と言う冬灼。何侠は「連れていく?できるか?己の信頼する者が知らせを持ってこなければ、楚北捷の死を信じぬはずだ。2日、待ってやれ。絶望するまでな」と話す。


窓を閉めようとする酔菊を娉婷が止める。北捷の安否が分からない今、体を冷やし、お腹の子に何かあれば大変だと娉婷を心配する酔菊。娉婷は「では脈を診て。子が男か女か教えて」と言う。脈を診た酔菊が「娉婷さん、言いたくない。でも、やっぱり…」と躊躇し、娉婷は「言わないで。生まれたら分かる」と言う。「なら黙ってる」と酔菊が笑顔で言い「男児なら北捷様と共に剣舞を教えて学問を学ばせる」と娉婷は話す。

酔菊が「女の子ならどうするの?」と聞くと「いつか夫の戦装束を縫えるように、裁縫を教えるわ」と娉婷は答える。男でも女でもいいの、5歳くらいになったら暮らしやすい場所に家族で移り住む、子は成長して親から放れていく、北捷様と私は朝に酒を酌み交わし、夕日の下で琴を弾く、田を耕す北捷様を見ながら私はそばで衣を縫うのよ、と。「幸せそうだわ」と酔菊が言う。
笑顔が消えた娉婷は「敬安王府に養われなければ、よかったのかもね」とつぶやく。

「そういえば、兵士たちの明日の食料は?」と娉婷が聞く。酔菊は「まだ残ってる。でも野菜と肉はなくなったわ。滋養のある煮込みを娉婷さんに作りたくても、厨房には干し棗も当帰も残っていなかった」と答える。娉婷は「私は辛抱できるから、皆に食べさせてね」と言う。その時、戸を叩く音がする。

酔菊が出ると、何侠の指示で2日分の食料が運ばれてきていた。それとは別に「これを白殿に」と包みを渡される酔菊。

包みの中には、娉婷が子供の頃に使っていたものや、何侠がくれた櫛などが入っていた。「私は15年分の情に訴え、若君は過去に手招きする。15年よ。すべて過去よ」と娉婷は言う。


牢にいる北捷に“楚北捷は皇子の暗殺を謀った。許されざる反逆罪である。2日後、見せしめとして斬首の刑に処する。謹んで奉ぜよ”という詔が。受け取らない北捷に理由を聞くと「牢の外から渡されても、中の私は受け取れませぬ」と答える北捷。牢が開けられ、詔を受け取った北捷は、剣を奪い、守衛たちを殺してしまう。そして北捷は壁に“張氏の邪心は衰えず 陛下 ご注意あれ”と剣で字を彫り、そのまま脱獄する。

すぐに北捷が牢から逃げたことが司馬弘に伝えられる。司馬弘は壁に彫られた字を聞くと「楚北捷が逃げたことを決して外に漏らしてはならぬ」と言い“楚北捷が東山へ向かう。白娉婷の危機を知らせぬまま、生け捕りにしろ。そして鎮北王は斬首されたと何侠に伝えよ”という文を伝書鳩で臣牟に届けるよう命じる。


馬で娉婷の元へ向かっていた北捷の前に、臣牟とその部下の兵が現れる。北捷は「陛下の命ならば従ってもよい。皆にも剣を向けたくない。だが妻が心配なのだ。東山に寄って、すぐに戻る」と言う。しかし臣牟は、私の一存では決められませぬ、と許してくれない。北捷は仕方なく兵たちと戦うが、娉婷への贈り物として買った履物を落としてしまう。それを拾おうとし、檻に捕われる北捷。臣牟はひざまずき「お許しを。どうかご容赦ください」と詫びる。

北捷が運ばれて行き、残された履物を臣牟が手に取る。


李太医が司馬弘の脈診へ。
その頃、芳沁殿にいた張貴妃は、知らせを待っていた。

李太医が脈診へ行く前。
「貴妃様の願いをかなえてみせます」と言い、口づけをしようとする李太医を止め「今日は陛下の脈を見る日ね」と言う張貴妃。李太医は「また血を吐かれたとか。これぞ千載一遇の好機です。少し手を加えるだけで、勝手に死んでくれる。誰も、われらを疑わぬでしょう」と言う。「お手並み拝見ね」と言った張貴妃は、すぐに行かせていた。

眠れない張貴妃は、皇太后になった時に着るよう用意した衣を身にまとう。侍女たちから「皇太后様に拝謁します」と言われ、満足げに笑みを浮かべる張貴妃。張貴妃はそのまま座ると「本当はどこにでもいる女子として生きてみたかったわ。夫からは宝物のように大切にされて、子に囲まれるの。一日中、笑い声が絶えない。それなのに、なぜ、こうなったのか」とつぶやく。


芳沁殿に仕えていた者たちが皆いなくなる。寝台で寝ていた張貴妃が「誰か」と呼ぶが、誰も来ない。寝返りをした張貴妃は、人影に驚いて体を起こす。目を凝らしてその人物を見た張貴妃は、それが司馬弘 だと分かり「陛下」と言うと、寝台から出てひざまずく。
「陛下がお越しでしたのね」と張貴妃が言い、司馬弘は運ばれてきた椅子に座って皆を下がらせる。

「朕の他に誰が来るのだ」と言う司馬弘。張貴妃は「先触れがなかったので、刺客かと」と答える。司馬弘は「刺客だと?朕が殺されず失望したか」と言う。「誰がそのような人の道に反する考えを?恐ろしい」と言う張貴妃。司馬弘は「張尚書が死んでも生きていられるのは、なぜだと思う」と尋ねる。張貴妃は「父上は大罪を犯しました。私が生きているのは、陛下が皇子を哀れとお思いだからです」と言う。幼子から母を奪わぬように、と。

司馬弘は「皇子だと?朕の子か?」と聞く。張貴妃は「私がお腹を痛めて産んだ、陛下の血を引く子です。陛下にそっくりです」と言う。「この期に及んでも、まだ認めぬのか」と言う司馬弘。張貴妃が「何のことだか。己の良心に恥じることは、何一つしておりません」と言い、司馬弘は「堂に入った芝居だ。朕を侮るのか。許されるなどと思うな。李太医との不義密通は朕が仕向けたことだ」と話す。驚く張貴妃。

李太医は張文征が亡くなった時「張尚書に脅され、陛下を欺いておりました。良心の呵責に苦しんでおります。実のところ張尚書が齢80になった私の母を人質に取ったのです。私は操り人形と化しました。本日、尚書が自害し、自由になったゆえ、上奏いたしました。悔い改めますので、どうかお許しください」と司馬弘に告白していた。その時「悔い改めるのであれば許してもよい。だが、協力してもらおう。引き続き、貴妃の見方を演じよ。芝居はもう始まっている。結末まで見たいものだ」と言った司馬弘。

司馬弘は「懐妊を偽ったことは李太医から聞いたが、知らぬふりで見物を続けた。そなたの悪賢さには舌を巻いたぞ」と張貴妃に怒鳴る。それでも、李太医が私を陥れる気だと認めようとしない張貴妃。司馬弘はすがる張貴妃を払い「どの口がそれを申すのだ。密通が行われた日を、すべて言ってやろうか。この恥知らずめが」と言う。よく調べた結果だ、貴妃の行いは把握しておる、皇子を襲わせ、忠臣を陥れ、敵とも通じていた、極刑に処されても文句は言えぬぞ、と。


ーつづくー


北捷がぁぁぁぁ(∩˃o˂∩)
せっかく牢からは逃げることができたのに(;△;)
これでは娉婷が約束した日までに帰れないよね。
娉婷にも北捷は死んだということが伝えられてしまうの?

娉婷が夢見ている穏やかな暮らしができたらいいのに…(;д;)
花嫁衣装を衣装箱に入れた時が切なくて。

とうとう張貴妃の悪行が!!!
すべて司馬弘は知っていたのね。
しかも李太医も実は司馬弘側の人だったなんてー。
張貴妃と関係も持っていたので、本当にびっくり(✽ ゚д゚ ✽)
この後、どういう展開になるのか、すごく楽しみ。

張貴妃のことは、おぉぉぉ、だったけど、北捷たちのことは…?




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5 コメント

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なんと司馬弘が (ねこ)
2017-11-16 20:17:55
“私は星で、あなたは月。毎夜、明るく照らし合う”
素敵ですね(*^-^*)

若君は過去に手招きする・・・・なるほど言い得て妙です。
現在進行形だから、過去には戻れない。
若君は墓穴掘りそう。

最後に、張貴妃の悪行がついに暴露された~
意外と露見が早かったというか、なんと張貴妃が司馬弘の策に嵌っていたとは( ゚Д゚)
やっぱり、学習してるよねえ、ボンクラ皇帝じゃなかった・・・多分。
「どの口がそれを申すのだ」がツボだったわ。

でも北捷には何も知らせてないし、司馬弘と何侠との文のやりとりは何だったの?
北捷が逃げなければ、どうなっていたのか。
敵を欺くにはまず味方からなのか。
司馬弘の言動はまだ不可解なり。
次回、分かるかな。

返信する
顔は白いが、腹は黒い  byねこさん (媛みかん)
2017-11-17 18:04:35
私の頭の中は、只今こんがらがっちゃっちゃって…腹黒は、誰と誰?って感じです。


貴妃は、黒は間違いないけど、司馬弘に踊らされ、あっけなく露呈。

司馬弘も、ひどいやつ!
貴妃は、所詮、政争の道具でしたね!?

何侠は、お腹に闇を抱えてる!

過去に手招きしてる…確かに、輿の中で、へいていにプロポーズしてましたね。


ほくしょうさま、このどろどろをバッサリ切って、へいていを幸せに…
返信する
すべてお見通し! (time)
2017-11-18 01:40:07
晋王、秀麗傳の時とは違いましたね☆
張貴妃の悪事が気持ちよく、公になりました。
切れた張貴妃が前皇后の最期のことなんて
聞かされるのは本当にかわいそうでした。。。

北捷は脱出に成功して、状況を早く把握して
あとは娉婷たちの救出に向かったほしいです(祈)
返信する
Unknown (くるみ)
2017-11-20 11:35:25
司馬弘は体調が悪い中でも策をめぐらしていたのですね。さすがというか何というのか...
そういえば、張貴妃はあの性格で自滅するんじゃ?と思ったことがありました。
やっぱりボロを出していたのかな・・

娉婷を過去に手招きしている何侠も、かつての若君とはもはや別人。
娉婷が仮に昔の娉婷に戻ったとしても、何侠のほうこそ戻れないんじゃぁ?て思ってしまいます(^-^;
返信する
Unknown (くるみ)
2017-11-20 11:35:35
司馬弘は体調が悪い中でも策をめぐらしていたのですね。さすがというか何というのか...
そういえば、張貴妃はあの性格で自滅するんじゃ?と思ったことがありました。
やっぱりボロを出していたのかな・・

娉婷を過去に手招きしている何侠も、かつての若君とはもはや別人。
娉婷が仮に昔の娉婷に戻ったとしても、何侠のほうこそ戻れないんじゃぁ?て思ってしまいます(^-^;
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