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中国ドラマ「秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~」第7話 あらすじ

2017年02月01日 18時23分07秒 | 秀麗伝(中)

「宝剣“長歌”」


皆と一緒に稽古をしない麗華(れいか)。劉稷(りゅうしょく)が誘うと「結構だ。自分の身は守れる」と麗華は断わり「練武もいいが布陣を考えて訓練しておくべきでは?」と言う。強者ばかりいることに自信を持ち、一番強いものが最後まで生き残れると言う劉稷。思わず麗華が「こんな烏合の…」と言ってしまい、劉稷は不愉快になる。さらに麗華が「皆が命を惜しみ身勝手に振る舞えば結束できない」と言うと「練武もせず、よく大口がたたけるな」と劉稷は怒り出す。

劉稷の怒鳴り声で稽古をしていた仲間たちが集まり出す。「項羽も1人で万人に挑み、敵将の首を取った」と言う劉稷。麗華は「だが兵法に長けた韓信には破れたぞ」と返す。それでも敵前では“勇”あるのみだと思っている劉稷は「俺を納得させたければ腕比べしよう」と言い出す。俺が負けたらお前に従うと。「やめておく、私は凡手だ。稷兄貴にはかなわない」と言う麗華。劉稷は「凡手のくせに俺に説教を?思い知れ」と言い、麗華に殴りかかる。

不本意にも手合わせをすることになった麗華は劉稷に勝つ。劉稷が自分の負けを認めると「今のはまぐれさ。とても兄貴には及ばない」と麗華は言う。謙虚な麗華に「では武術を教えるから錬兵を頼む」と言う劉稷。2人は戦で生死を共にすることを誓う。


麗華が考案した竹の弓矢は、10本の矢を連続で射ることができ、刃鳴りもするため威力は絶大だった。感心する劉縯(りゅうえん)。
麗華から「兄弟たちは手練ばかりだが、武器や兵法と連携できていない」と聞いた劉縯は、劉秀(りゅうしゅう)に指導するように言う。しかし劉秀は「陰兄弟(麗華)はその道に通じており、陰家の食客や護衛を鍛えていたとか。兵の訓練も彼に任せてみては?」と話す。劉縯は麗華に指導させることにする。

劉秀が陰家のことに詳しいのは、麗華のことで義兄上に探りを入れたからだと思う劉縯。劉秀は「たまに心がうずくのです」と言う。本当は片時も忘れられないでいると感じ、劉縯は陰家に帰ったら、ご令嬢に早く劉秀のところへ嫁に来るよう伝えてほしいと麗華に頼む。


夜。麗華は言いにくそうに「昼間の話は…」と劉秀に言う。「兄上が君に頼んだことか?あれは冗談だ、気にしなくていい」と言う劉秀。麗華は「あなたの本心はどうなの?私たちは戦友よ。なぜ、あんな話を?たまに心がうずくなんて…」と言う。劉秀は「つい口が滑った」と答える。動揺しながら「私は家を出てから男として生きている。色恋には興味がないの。今後も他の兄弟と同じく、仲間として見て」と言う麗華。劉秀は「分かっている、私の失言だった。陰兄弟、許してくれ」と劉秀は言う。

劉秀と別れ、部屋に戻っていく麗華を見かける伯姫(はくひ)。伯姫は「彼は誰?なぜ書房で寝泊まりを?」と劉秀に話しかけてくる。劉秀は「兄上が引き入れた仲間だ。清潔好きだから書房を貸した」とごまかす。


翌日。伯姫が洗濯をしていると李軼(りいつ)が来る。李軼に興味のない伯姫。そこに劉稷が。大切な用を思い出したと、李軼はその場を後にする。

伯姫はふざけて「そういえば新入りに負けたそうね」と劉稷に言う。「互角の勝負だった。でも、確かに陰兄弟は腕が立つ」と言う劉稷。顔色を変えた伯姫は「何て言ったの?陰兄弟?新野の陰家?」と聞き返す。劉稷は「新野の陰家?そうさ、名は陰戟だ」と答える。今、洗濯物を干してると。


物干し場へ行った伯姫は、麗華の顔を見ると「あなたは…」と言う。「陰戟だ、劉さん」と返す麗華。伯姫が「面識が?」と聞き、麗華は「春陵は初めてだ」と答える。「だったら、なぜ私が“劉さん”だと知ってるの?」と言う伯姫。麗華は「劉家のご令嬢だと思ったが違うのかい?」と言う。「劉家の娘・伯姫よ。劉縯は兄なの」と伯姫は話す。
麗華が行こうとすると、伯姫は呼び止め「あなた陰家の令嬢・陰麗華にそっくりね」と言う。「麗華か?親戚だから似ていて当然だ」と麗華は返し、急いでその場から離れる。


盤を使って戦い方について話し合っていた劉秀と麗華。そんな中、劉縯が特注で作った鎧と、学生の頃、剣の達人から頂いたという大切な“長歌”という環首刀を麗華に差し出す。貴重な品を受け取れないと麗華は断わろうとするが「刀や鎧も持たぬまま戦地に送り込むなど安心できぬのだ」と劉縯から言われ、麗華は受け取る。


麗華が鎧に着替えるところを見てしまう伯姫。
伯姫は陰戟が麗華だと分かり、夜、書房に行こうとしている劉秀に「陰麗華と縯兄上をだます相談?」と詰め寄る。必死で麗華をかばい「とにかく私を困らせるな」と言う劉秀。伯姫は「もう知らない」と言うと行ってしまう。


伯姫は麗華の元へ行き「陰麗華さんよね。とぼけても無駄よ」と言う。麗華はごまかそうとするが「3年前、あなたを介抱し、着物まで貸してあげたわ」と伯姫に言われ、訳あって素性を隠していると話す。3日以内に出て行って、と言う伯姫。麗華は「追い出される理由はない。私は恩人の兄君に報いたいだけよ」と言い返す。それを嘘だと決めつけ「兄上を色気で惑わしたいだけでしょ」と伯姫は言う。禹兄さんもだまされた、あなたのせいで禹兄さんは何年も音信不通だと。
ばらすと言われても麗華は動じず、伯姫は怒りが収まらない。


劉秀と話していた麗華は「伯姫は鄧禹が好きなの?」と聞く。劉秀は「幼い頃、鄧家で会った時、神童として名高い鄧禹に憧れたのだろう」と話す。「だからね、私を目の敵に」と言う麗華。劉秀は「妹は高慢で身勝手だ。これからも君に嫌がらせをするかもしれぬ」と言う。何をされても気にしないと麗華は返す。今は練兵のことだけで頭が痛いと。「練兵に問題でも?」と言う劉秀。麗華は「新入りの大半は庶民よ。刀の扱い方も陣立ても知らないわ。立秋が近いのに、今の仲間だけでは力不足よ」と答える。

劉秀は義兄上が新野で人を集めていることを話し「陰家は鄧家と親しいし、兄君は手を貸してくれるか?」と言う。「陰家が途絶えなかったのは、代々、争いを避けたからよ。兄上は家訓を厳格に守る人だし、今、新野にいたとしても、絶対、拒絶するわ」と言う麗華。「ならいい、気にするな。兄君の気持ちは分かる。私でも身内の安全が第一だ」と劉秀は言う。


陰興(いんきょう)は尉遅峻(うっちしゅん)から「劉縯が鄧家や宛の李家と決起するらしく、お嬢様も練兵に参加を」と報告を受ける。劉縯と従兄上が挙兵することをすばらしいと思った陰興だったが、協力したくても兄上が許さないと思う。
陰興は陰識(いんしき)に文を送って知らせることにし、尉遅峻には「春陵へ行け。劉家にいる姉上を連れ戻せ」と命じる。


「劉稷が中軍を率い、私と陰兄弟で両翼を。朱裕(しゅゆう)と劉嘉(りゅうか)は後方。家族の護衛も彼らが…」と劉縯に話す劉秀。そこに慌てた様子の劉稷が来て「大変だ。叔父上が来た」と言う。挙兵することを知って来たと悟り、隠れようとする劉縯。しかし、その前に叔父に見つかってしまう。
「劉家を潰されてはたまらん」と杖で劉縯を殴る叔父。誰なのかそっと聞く麗華に、叔父の劉良(りゅうりょう)で、ずっと一家の面倒を見てくれた父親同然の人だと話す劉稷。

「天下は乱れきっています。このままでは、皆、飢え死にですよ。誰かが世を立て直すしかない」と劉縯は説明するが、劉良は分かってくれず「ならば私にも考えがある。待っておれ」と言う。厳尤(げんゆう)将軍を連れてくると。麗華は劉良の首の後ろを叩き、気絶させる。


父城官府。“お別れしてから馮(ふう)殿のことを想わぬ日はありません。この乱世では、いつ再会できることやら。幸い陰家が密かに守ってくれているので私の心配はいりませぬ。また会える日まで、どうぞご達者で”という丁柔(ていじゅう)からの文を読む馮異(ふうい)。
馮異が文を届けてくれた者に感謝すると、その者が「丁様はお嬢様の友、陰家の友も同然です。主より伝言です。“丁様は幾度も王尋(おうじん)に逆らい殺されかけた。今は舞の指導のため王尋から離れているものの助け出す必要がある”」と言う。

男が去り、馮異が文を見ていると父が来る。「それは?」と父に聞かれ、旧友からの文だと答える馮異。
父は早くに妻を亡くした馮異に「郡掾として戻ったなら、後添えを迎えなさい」と話す。馮異が断わると「まさか、まだあの舞姫が忘れられぬのか。貧しい身分の女など、私は認めぬぞ。娶るなら呂家の娘のような賢女だ」と言う父。馮異はひざまずき「私は丁柔しか娶りたくありませぬ」と言う。父は「お前はよくても息子は?卑賤の女を“母上”と呼ばせるのか」と叱りつける。


笛を吹きながら丁柔のことを想う馮異。そんな馮異の元に来た王覇(おうは)が「知り合いに聞いたんだが、南陽の劉縯が挙兵のため兵を募っている。俺はこのまま看守で一生を終えたくない。劉縯の所に身を寄せようと思う」と相談する。馮異は「年老いた父親はどうするのだ」と聞く。「親父が口酸っぱく言うんだ。長安で学問を極め、一旗揚げろとな。暴れるのは得意だが、学問は向いてない」と言う王覇。馮異は乱世の英雄もいいが、戦うには兵法を知らねばと言う。王覇はだから一緒にどうだと馮異を誘う。

劉縯は義侠に富み人望もある、弟の劉秀も立派な人物だ、と言う馮異。その話を聞き、王覇は決心する。そんな王覇に「南陽の情勢は不明だ。しばらく静観しろ。挙兵ともなれば潁川もきな臭くなろう、機会はある」と馮異は言う。


李軼は伯姫にかんざしを贈ろうとする。しかし、かんざしは使わないと受け取らない伯姫。
伯姫が行ってしまい、その後から来た劉縯に伯姫と李家と縁を組まないかと李軼は持ちかける。劉縯は「皆、決起の準備に忙しく、そこまで考える余裕はない。この件は日を改めて相談しよう」と言う。


叔父たちに挙兵を妨害され、イラだつ劉縯。劉秀は、今は親族を説得するより、口止めする方が大事だと話す。官府に知られたら厄介だと。そして、どうやって口止めするか考えた劉秀は「もうすぐ母上の誕生日だ。この機に一族を全員招待しよう。宴席で兄上が再度、利害を説けばいい」と言う。


どうしても麗華を追い出したい伯姫は、劉縯の妻に「陰戟って人、どうにも怪しいわ。新野の陰家の者らしいけど、親や兄弟のことを尋ねてもはぐらかしてばかりなの。陰戟が本当に陰家の人間ならいいけど、敵の回し者だったらどうしよう」と吹き込む。


ーつづくー


ようやく再会できて、これから急接近!?と思っていたのに…麗華が「今後も他の兄弟と同じく、仲間として見て」と言って引いちゃうなんて!!(✽ ゚д゚ ✽)
麗華も劉秀のことが気になっていると思ったけど…。

伯姫( ̄▼ ̄|||)
鄧禹のことが好きで嫉妬しているんだよね。
だけど、ただ鄧禹から好きになられただけの麗華からしてみたら、いい迷惑(o´д`o)=3

そして李軼…。
みんなが忙しくしているのに、かんざしを贈っている場合じゃないでしょ!!(≧▽≦)



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2 コメント

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真っ直ぐな人と・・・ (time)
2017-02-02 00:26:39
李軼は伯姫にまっすぐでいいですよね。
なのに、麗華は屈折しているような。。。
もう少し気づいてほしい、いや
配慮してほしいですよね、優しい劉秀に。
麗華は自分のことばかりのような?!

そうそう、髪を結っているシーンはよかったです。
風中奇縁のあのシーンも思い出しました。
その後に、男色?!というオチもつきました!

伯姫の作戦がどうなるのでしょう?
次回も楽しみですー

PS 武則天では、チュンニンちゃんが、チュンニンちゃんが!!!
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強い麗華 (くるみ)
2017-02-25 11:59:57
冒頭、劉稷と手合わせした麗華の強いこと!
でも手合わせする前も勝敗が決まった後も、あまりにも謙虚なので、そういう所が女性っぽいなぁと思いました。本来が女性なので、一生懸命男性をたててるような気が・・?

麗華は今はまだ劉秀に本当に気がないのかな?
温度差があるから居心地悪く感じているのでしょうか、それとも恋愛は封印?

伯姫が意地悪をしそうで気になりますー。
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