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中国ドラマ「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」第20話 あらすじ

2019年06月28日 21時37分07秒 | 霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~(中)

【登場人物】
錦覓(きんべき)…楊紫(ヤン・ズー) 花女神の娘
旭鳳(きょくほう)…鄧倫(ダン・ルン) 天帝の息子
潤玉(じゅんぎょく)…羅云熙(レオ・ロー) 天帝の息子 旭鳳の兄
穂禾(すいか)…王一菲(ワン・イーフェイ) 鳥族王女
鎏英(りゅうえい)…陳钰琪(チェン・ユーチー) 魔界の王女



熠王が意識を失うと、面をつけた黒衣の男が襲ってくる。しかし錦覓の隕丹が守り“天界の者か”と思った面の男は、その場を後にする。
隕丹に亀裂が入り始め、痛みを感じる錦覓。そして錦覓と熠王の足首には赤い糸が。


仮面の男は自らの血を使い滅霊箭を作る。

魔界。“幽冥の怒り”の力を感じた魔尊は「滅霊族はまだ生き残っておったか」と固城王と卞城王に話す。「霊冥の怒りを操れるとは、減霊族の中でも手練れかと」と言う固城王。卞城王は“まさか暮辞が…”と思う。


息子・泫狩の意識が戻らず、嘆く魔尊。固城王は「火神は固元金丹をのんだゆえ、3日で目が覚めると。幾日も過ぎたのに、いまだ目を覚まされぬとは、天界の者は信用できませぬな」と話す。火神は故意に御子を死の淵へ立たせたのやも、世継ぎを消し我々から未来を奪い、魔界を陥れるのが目的だったのでは?と。魔尊は怒りを込め「もし泫狩が目を覚まさぬようであれば、この魔尊、旭鳳めを絶対に容赦はせぬぞ」と言う。


錦覓は熠王を小屋へ運び介抱する。熠王を土賊だと思い込むが“医者は人を選ばず”だと思う錦覓。大勢亡くなっているのを見た錦覓は「あの中で生き残ったなんて強運の持ち主だわ」とつぶやく。


錦覓も胸に傷を負っていた。家に戻った錦覓は羌活に手当をしてもらう。錦覓の刃物でできた傷を見た羌活は何があったのか聞く。しかし刀を持った人が襲って来たことは覚えているが、胸の辺りが熱くなっただけで何が起こったか分からない錦覓。錦覓は狙われたのは自分ではないと思う。


夜。寝床で横になっていた錦覓は隕丹の亀裂が大きくなり胸が痛くなる。
隣で寝ている羌活を気にしながら起きた錦覓は薬房へ。あちこち探して、ようやく人参を見つけた錦覓だったが、振り返ると羌活が立っていた。
錦覓が誰かのために人参を使おうとしている事が分かり、村の長老たちに知れたら処刑されると止める羌活。今回のことだけは見逃せないと。錦覓は羌活に謝ると意識を失わせる。


襲われた時の夢を見て、ハッとして目覚める熠王。熠王は自分が女子の衣を着ていることに驚く。
人が来た事が分かり、熠王はまだ意識が戻らないふりをする。そんな熠王の手を取り、脈を見始める錦覓。突然体を起こした熠王は、錦覓を寝床に押さえつける。錦覓の顔を見て、熠王は見覚えのある顔だと感じる。

自分の声が出ないことや耳まで聞こえなくなっていることに気づく熠王。熠王が手を離し、錦覓は起き上がる。錦覓が逃げようとし、熠王は剣を向けて止める。
水を使って錦覓は卓に“医”と書く。熠王が身振りで衣のことを聞くと、あなたの衣とっても汚れてる、血生臭いし、もう着られないと錦覓も身振りで返す。
一体何があったのか考えた熠王だったが、襲って来た黒衣の者が何者か分からない。

錦覓と熠王は紙と筆を使って筆談をすることに。“傷病の状態は?”と書く熠王。錦覓は“まずは診
察させて”と書く。熠王がいい物ばかり食べている事が分かり、錦覓は言葉と耳が不自由なのは突発的なものではないと感じる。“十八反と十九畏よ。あなたが食べてる薬膳は組み合わせ次第で毒になる。薬膳同士がぶつかり合ったせいで雑多な毒がたまったのね”と書く錦覓。


郡主は熠王のために剣の練習をさせる。妻となる自分が内助の功を果たさなければ、と思う郡主。そんな中、熠王がいなくなったという知らせが。


旭鳳が人間に転生したと面の男から報告を受ける魔尊。瀕死状態になったと聞き、魔尊は「なぜ息の根を止めなかった」と声を荒げる。「とどめを刺そうとしたところ、女が邪魔に入りました。その女を斬ろうとしましたが、はね返されたのです」と言う面の男。天界の力が働いているようで、軽率な攻撃を避け、まずはご報告をと。

面の男が下がり「減霊族はよみがえり、火神も不穏な動きを。魔界は滅びの一途をたどっているのか」と言う魔尊。固城王はこれは好機ですと言う。魔尊が意味を聞くと「普通の剣で火神を殺しても人間での生を終え天界に戻るだけです」と言う固城王。魔尊が「人間界で自適に生き永らえさせると?」と言う。固城王は「お忘れですか?滅霊箭を。火神が人間の今、減霊族の存在が再び明らかに。またとない好機です」と話す。

「まさか滅霊箭で火神を殺すということか」と聞く魔尊。固城王は「ご聖明なり。この好機を逸することなく、御子の敵を討ちましょう」と言う。魔界は火神の戦力を盾に天界から干渉されて来たと感じていた魔尊は「あやつらの思惑どおりに動かされ続け、魔界の秩序は乱されたのだ。我が息子たちのためと言わずとも、とうに我慢の限界は超えておる」と話す。魔尊は固城王にこの件を任せることにするが、卞城王に知られてはならぬぞ、と言う。


仮面の男は天后に滅霊箭を見せる。天后がどう使うのか聞くと「これを矢に弓を引けば、神さえ殺める事が可能。元神の存在ごとこの世から消え去ります」と答える仮面の男。「縁機仙女のほうは手を回したから自由に動いて」と天后は言う。二度とあの錦覓を天界に戻さぬよう心しなさいと。


まずい薬を飲んだ熠王に、錦覓はぶどうを渡す。酸っぱいぶどうで驚いた熠王だったが、甘いふりをしてもう1粒食べる。だまされた錦覓が食べ、笑う熠王。

錦覓が“なぜ襲われてたの?”と聞く。熠王は“凉虢人だ”と答えるが錦覓は知らない。“なぜ戦いを?”と書く錦覓。熠王は“私の国土を侵し、女子供をさらったからだ”と返す。錦覓が“立派な志だと思うわ”と書くと“遊びではない”と急に怒る熠王。何なの?と思った錦覓は、鋭い目つきがほまるでカラスみたいだと思い、カラスさんと呼ぶことにする。

熠王がなぜ助けたのか尋ねる。錦覓は“あなたが美しい顔をしていたからよ”と返事を書く。さらに“私は目の前にいる人を助けただけ。あなたは天に選ばれたの。これからは人を助けてね”と書く錦覓。そして錦覓は熠王が聞こえないことをいいことに「生き残ってたのはあなただけよ。放っておけると思う?せっかく助けたことだし薬をいくつか試させて。私の助けになるわ」とつぶやく。


南平侯の指示で凉虢兵が国境にいるため熠王の捜索は隠密にされていた。そのことを郡主が秦潼に聞いている時、10日前、羅耶山で王が凉虢に襲われたという報告が。従者は全滅し、熠王は行方不明だと。

郡主は南平侯府に戻り、父・南平侯に「熠王の無事だけが私の望み。熠王を失えば私は未亡人も同じです」と訴える。南平侯は「私が必ずや兵を動かし、熠王を連れ戻そう」と言う。


男物の衣を用意した錦覓は熠王に渡す。しかし自分で着た事がない熠王はその衣を錦覓の手に戻し、両手を広げる。どういうこと?どうして私が着せなきゃいけないの?よそでは患者の着替えを手伝うの?と思う錦覓。仕方なく錦覓は熠王に衣を着せる。


凉虢の者たちが使えない輩だと思う南平侯。南平侯は臣下に「兵を率い羅耶山へ向かえ。熠王の骸を持ってまいれ」と命じる。


夜。錦覓は“この薬草には止血と排毒の効果があるわ。毛穴から水が吸収されれば外傷に効く”と伝え、水の入った桶にトゲのある薬草を入れ手を入れさせる。しかし本当はトゲを洗いたくなかったからだった。

熠王が小屋に戻ってくると、寝床で錦覓は眠っていた。卓の上には薬と“薬を塗ってね”と書かれた紙が。
熠王は錦覓が聖医族の者か?と思い、口覆いを取ろうとする。しかし君子の道に反すると思いやめる。自ら口覆いを外す日を待とうと。
感謝する熠王と寝ている錦覓の足に結ばれた見えない赤い糸が光る。

目の冷めた錦覓は卓にうつぶして寝ている熠王を見て、振り回したりせず早く治してあげようと思う。その時、また錦覓の胸が痛くなる。


魔界。街にいた鎏英に見えない者がぶつかる。術を使った鎏英は、街中で障隠術を使っている面の男を見つける。鎏英があとを追うと、面の男は固城王府の中へ。

「そちの持てる手下を動かし、全力で減霊族の生き残りを捕らえ滅霊箭を探し出せ」と命じる固城王。面の男は「いかほどの残党がおり、滅霊箭があるのか不明です」と言う。固城王は「くまなく探すのだ。最初の滅霊箭は火神に使えばよい。減霊族と滅霊箭に関する手がかりがあれば、即刻、報告を」と返す。そんな話を蝶になって聞いた鎏英。

鎏英が“暮辞、旭鳳”と思っていると、固城王に見つかってしまう。お前の父もいずれ殺す、と固城王に言われた鎏英は「魔尊も殺す気では?魔尊を欺き滅霊箭と減霊族を求めるとは、この上なく悪辣な野心家ね」と言い返す。面の男に「殺せ」と命じる固城王。

面の男と戦っていた鎏英は、何とかその場を逃げ出す。固城王は面の男に「これは魔尊の意。卞城公主・鎏英を始末せよ」と告げる。


ーつづくー


面の男は魔界の者だったのね。
分かりにくいので、魔界の臣下は面の男、天后の臣下は仮面の男と書いてます。 

月下仙人、しっかり仕事してくれてた!!
赤い糸が結ばれているし、これから楽しみ楽しみ(ฅ´ω`ฅ)

薬を飲んでぶどうを食べる(๑>◡<๑)
天界の時は甘い干しぶどうだったのに、まさかぶどうが酸っぱいとは!!
だまして錦覓にぶどうを食べさせた時の、あの嬉しそうな熠王の顔!!
そして食べ物を買ってくると言った錦覓を呼び止めた熠王の声!!
可愛ぃぃぃぃぃぃぃぃ。
きゃっ(*´艸`*)
女物の衣も良かったけど(⁎˃ᴗ˂⁎)

錦覓のカラスさんていうのも(≧▽≦)
さすがに焼き鳥さんにはできないものね。
でも、カラスさん、て何度も言う錦覓も可愛かった。

人間になっても何となく変わらない穂禾。
南平郡主の父・南平侯が熠王を殺そうとしてたとは( ̄▼ ̄|||)
自分の娘との婚姻が決まっているのに、なぜだろう?



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