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中国ドラマ「四人の義賊 一枝梅 ~イージーメイ~」第28話 あらすじ

2017年06月07日 22時38分07秒 | 四人の義賊 一枝梅(中)

「正義を信じて」


ひどい拷問を受けたフーが牢に戻される。すぐ後から入ってきたイン・ウーチウが「当然の報いだ。これで手当てしてやれ」と薬箱をシャオメイに渡す。死なせたら楽しめない、繰り返し拷問しないと、いいか絶対に殺すんじゃない、と。
インが牢から出て行き「すぐに手当てするから安心して。だけど、また拷問される」と言うシャオメイ。フーは「心配するなって。俺は耐えられる。死にはしないさ、耐えてみせる」と言う。そんな中、ハイ・ルイが自分の着せられていた服を破り“天下の臣民に…”と血書を書き始める。

「皇帝は正気じゃない。書いても無駄では?」と言うシャオメイ。しかしハイは「息絶える瞬間まで陛下に忠義を尽くすのが、我々、臣下の務めなのだ」と話す。手元に届かなくても、賛同する者はいるはずだと。


息子のシーファンに「よく将棋などできるな」とイェン・ソンが言う。「そう焦らずに」と言うシーファン。イェン・ソンは「陛下はリーの手中だ。焦らずにいられるか」と言う。
シーファンが「陛下が失踪した最初の理由をお忘れですか?」と聞く。「“誘拐”だ」とイェン・ソンが答えると、シーファンは「今と同じでしょう」と言う。「つまりこの状況を利用して責任をリーに押しつけろと?わざと陛下をリーに渡したのか?」と言うイェン・ソン。シーファンは「やつの行動は予想を超えていた。まさか宮中から連れ出すとは。しかし陛下はやつにとって足かせ。爆弾を抱えているも同然です。自爆するのをちょっと手伝えばいい」と話す。

それでも安心できないイェン・ソンに「敵を知って己を知ってこそ、百戦百勝がかなう」とシーファンは言う。「とにかく早く始末せんとな」と言うイェン・ソン。シーファンは「やつの手には陛下という駒がある。我々には3人の人質がいて2人はリーの仲間。そして1人はハイ・ルイ」とイェン・ソンの顔を見る。「救出に来ると?」とイェン・ソンが聞く。シーファンは「情にとらわれる愚か者は、たとえ人質が1人でも助けに来ますよ」と答える。イェン・ソンは「だが陛下がリーを信じたらどうする?天母を信じなくなるぞ。そうなれば計画は水の泡だ」と言う。責任を問われて死罪の可能性もあると。

シーファンは「リーのことは私が誰よりも理解しています。やつには揺るぎない信念がある。それは“人を信じる心”。人は変わると信じている」と笑う。イェン・ソンは「だからこそ我々が危ういのではないか」と言う。「だから私はやつと賭けをしたい。人の心は本当に変えられるものか。天や霊しか信じない皇帝を変えられるのか」と言うシーファン。イェン・ソンが勝つ自信があるか聞く。イーファンは「自分の弱点を見極めれば、どう責めるべきかおのずと見えてきます」と言う。


ゴーシャオとサンニャンは自分たちと一緒に皇帝を歩かせていた。「余は喉が渇いた。水を飲んで休む」と言う皇帝。サンニャンは冷たく「貧しい人は飲めない」と言う。皇帝が「余は貧しくない」と言うと「でもあなたのせいで民は貧しく苦しんでる」と尻を蹴飛ばして歩かせるサンニャン。ゴーシャオがそっと「皇帝を蹴るとは、度胸があるな」とサンニャンに言う。

皇帝は貧しさに苦しむ民を見かける。「どういうことだ」と聞く皇帝に「これが現実です」と話すゴーシャオ。皇帝は「あり得ぬ。天母の庇護を受け極楽となったはず。天母に背く悪事を働いたのだろう」と言う。サンニャンは「最低」と言って皇帝を叩く。皇帝が「以前、行幸した時はこんな光景などなく、誰もが明るく幸せそうであった」と言い、ゴーシャオは「考えてみてください。不都合なものを君主に見せますか?」と話す。それでも信じようとしない皇帝の胸ぐらをつかみ「あなたを殺して解決するならとうに殺している。だが別の愚か者が代わりに皇帝となるだけだ。この現状を解決できるのは、あなたしかいないのです」と言うゴーシャオ。


店に入り、ゴーシャオたちがマントウを皇帝に食べさせていると物乞いの子供がくる。他の民が与えてくれず、マントウを1つ渡す皇帝。「なぜ恵んでやらぬのだ」と皇帝が言い「元は善人です。でも、あまりの貧しさに、その心が消えている」とゴーシャオが話す。しばらくして他の物乞いたちが「俺たちにもくれよ」と騒ぎ出し「1つあげて終わりじゃない。もっとせがまれる。ただの民が全員を救えると思う?」と言うサンニャン。ゴーシャオは「天下はあなたのものです。あなたのひと言で、すべてが変えられる。その気にさえなれば」と言う。

皇帝はサンニャンに銀子を借り、マントウをあるだけ買って子供たちに配る。サンニャンはゴーシャオが皇帝自身を救いたいのだと気づく。
ゴーシャオはサンニャンに「ここは俺が」と言う。「フーたちの所へ行けと?」とサンニャンが聞くと「ああ、3人のことが心配だ」と言ってサンニャンを見つめるゴーシャオ。サンニャンは「そんなに見つめないで、分かったから」と言う。


フーが「お前には何度となく助けられた」と言うと「だけど今回は助けることが苦しめることに」と返すシャオメイ。「怖がるな。俺たちの頼れる兄貴が策を練ってくれている」とフーが言う。シャオメイはフーがインの拷問に耐えられないと思い「どうすればいいか、わかるよね。そうすれば責め苦を受けずに済む」と言う。しかしフーは「バカを言うな、仲間を売れと?」と言い返す。それでも「居場所を言えば死なずに済むんだ」とシャオメイが言う。「ふざけるな。もし言ったら縁を切るぞ。俺は死んでも言わねえ」と言ったフーは、シャオメイが自分だけを釈放させる気だと分かる。

2人の会話を聞いていたハイ・ルイが「私に1つ考えがある」と言い出す。私が話そう、すべてを話す、と。
「誰かおらぬか」と人を呼び、ハイは裁きの場へ連れて行かせる。

吏部で「刑部尚書殺害の件はまだ未解決のため、ここにおられるのは都御史、大理事卿、通政司使の8人だけだ。1人でも欠けては公正な裁きとは言えぬ」と言うハイ。その時、主審としてイェン・ソンが現れる。
「この国を守るためならば、命も捨てる覚悟だ。どんな脅しを受けようとも、事の真相をこの世に問うてみせる」と言い、ハイはイェン・ソンの罪を述べ始める。怒ったイェン・ソンが棒叩きの罰を与えるが、それでもやめようとしないハイ。


皇帝が全部のマントウを配ったあと、ゴーシャオは「真の不老長寿とは?」と尋ねる。「“寿命が尽きず、恵は地に満ち、老いることも滅ぶ事もない”。不老不死の心理だ」と答える皇帝。ゴーシャオが「秦の始皇帝は臣下に海を渡らせ、不老長寿の薬を求めた」と話すと、皇帝は「始皇帝も余には及ばぬ」と言う。「始皇帝は焚書坑儒を行い長城を築いたが、もし不老長寿だったら?」とゴーシャオが聞く。皇帝は「より大勢を苦しめた。生き長らえるほど、禍根を残す」と言う。「明君とされる堯や舜、名将の岳飛、文天祥も今は亡き人です。不老不死ではないが、永遠に彼らの名は残り、後世に語り継がれています」と言うゴーシャオ。真の不老長寿は肉体ではなく記憶の中にあると。

「分からぬ」と皇帝が言い、ゴーシャオは「では聞きますが、あんな笑顔を見た事がありますか」とゴーシャオがマントウを食べている人たちを見せる。皆の笑顔を見た皇帝は「一度もない。本物の笑顔だ」と言う。ゴーシャオは「マントウを渡した陛下を彼らは一生忘れない。陛下はなぜ、すべての民に笑顔を与えないのですか。政務に励み、民を愛すれば、あなたの名は永遠に残る。真の不老長寿です」と話す。


皇帝は「宮中に戻ったら余はよき皇帝となる。民が二度と苦しまず、笑顔でいられる世を作る」と約束する。「どうかその言葉を忘れず国を導いてください。投獄されているハイ様を釈放すれば、必ずや陛下の右腕となり国を建て直せます」と言うゴーシャオ。
ゴーシャオが「私の役目はここまでです」と言うと、出てきた兵たちが2人を囲む。「私が呼びました。宮中にお返しします」とゴーシャオが言う。

ゆっくりと兵たちの元へ行った皇帝は、兵たちの後ろへ行くと変貌する。「余が罪人を信じると思うか。解放させるため話しを合せた」とゴーシャオに言うと、兵たちにゴーシャオを殺すよう命じる皇帝。


フーたちのもとへ向かっていたサンニャンは、立ち止まると自分を見つめたゴーシャオを思い出し“あんな風に私を見るのは初めてよ。何かある”と思う。


吐血をしてもイェン・ソンの罪を言い続けるハイ。怒ったイェン・ソンは死罪を言い渡す。しかし
審問を聞いていた1人の重臣が「この九大臣による裁きは再審議を行なう場です。まだ審議もせぬうちから罪人の言葉だけで死罪とするのは、先帝の遺訓に背くことかと」と言って止める。裁きの結果が出たとしても、刑執行前には陛下の許可が必要です、しかし陛下はお戻りでないので…、と。他の重臣たも賛同し、イェン・ソンはハイを牢に戻す。


ゴーシャオは大勢の兵を1人で倒していた。そこに戻ってきたサンニャンが、皇帝の首もとに剣をあて「止めて」と言う。
皇帝に後ろを向かせ、蹴飛ばすサンニャン。皇帝が転び、兵たちが助け起こしている隙にゴーシャオとサンニャンはその場から消える。


「ウソつき」と怒るサンニャンに「違うよ、本当にフーたちが心配で」となだめるゴーシャオ。俺なら逃げられると思ったんだと。サンニャンは「少しは人の気持ちも考えて。すべてを1人で背負うのはやめて。二度と助けないわよ」と言って行こうとする。その手をつかみ「ごめん、俺が悪かった。一緒にフーたちを助けに行こう」とゴーシャオは言う。
ゴーシャオは皇帝を説得するつもりはなく、どの程度か試したと話す。「救いがたい男よ」とサンニャンが言うと「その方が好都合だ。彼を利用して仲間を救う」と言うゴーシャオ。
ゴーシャオは「行こう」とサンニャンと手をつないで歩き出す。


自分たちのために時間を稼ぐため、ハイが棒叩きを受けたと分かったシャオメイ。「何としても生き延びるのだ、信頼し合う仲間たちとまた会える日まで」とハイが言う。


ゴーシャオとサンニャンは酔生夢死へ帰る。「最も危険な場所こそ、もっとも安全。俺たちの家だ」と言うゴーシャオ。
ゴーシャオは残っていた白いハトが俺たちの唯一の希望だと言う。


イェン・ソンは皇帝と会い、天牢に天母の認めた最後の逆賊がいると話す。一枝梅と結託したハイ・ルイだと。「殺せ」と皇帝は命じる。


ゴーシャオとサンニャンは、明日、ハイたちがインに非公開で処刑されることを知る。

翌日。ゴーシャオが呼びかけ、ゴウとシャオイェン、ジャン・ジョン、サンニャンの母・ウーゴウ法師と先輩、リャン・リーとビンビンが集まってくる。
「世を変えられるかはまだ分からない。だが、諦めたらこの国に未来はない。今が一枝梅にとって最大の難関だ。手を借り、危機を乗り越えたい」とゴーシャオは皆に話す。皆がうなずき、ゴーシャオは感謝する。


ーつづくー


この皇帝…(*´Д`*)
ゴーシャオたちの気持ちを分かってくれたと思ったら、ただ話を合せていただけだったなんてー!!
あれだけ食べるものに民が困ってても、何もしようとは思ってくれないのね…。

フーの拷問もひどかったけど、ハイが(0д0‖)
お年のこともあるし心配。
打たれたところが痛々しいし、その治療も…。

ゴーシャオは今まで関わった人たちを呼んで、何をしようと思っているんだろう?


そういえば、この皇帝って若曦の皇太子だよね…廃された。


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1 コメント

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いよいよ大詰め (くるみ)
2017-06-09 15:12:02
皇帝ってジャクギの皇太子だったんですね。全然覚えてなくて(-"-;A ...さすがうささんです!

皇帝は情があるように見えたのに違ってたのかな?
ゴーシャオが言うように国民全員を笑顔にするのは皇帝にしかできないのに。
早く目を覚ましてほしいですね。

今回はハイ・ルイの決死の訴えがすごかったです。打たれた後の治療も・・痛々しすぎ( ;∀;)

最後、懐かしいメンバーが集結して、いよいよ戦いが始まるのでしょうか。
フーにも早く娘と再会させてあげたいです。
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