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中国ドラマ「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」第44話 あらすじ

2019年08月01日 19時21分17秒 | 霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~(中)

【登場人物】
錦覓(きんべき)…楊紫(ヤン・ズー) 花女神の娘
旭鳳(きょくほう)…鄧倫(ダン・ルン) 天帝の息子
潤玉(じゅんぎょく)…羅云熙(レオ・ロー) 天帝の息子 旭鳳の兄
鎏英(りゅうえい)…陳钰琪(チェン・ユーチー) 魔界の王女



固城王が一網打尽にしようとした時、旭鳳が来る。
「真相も分からぬのに罪を決めてはならぬ」と言う旭鳳。固城王は「これは魔界の内部のこと。天界が口を挟むのは出過ぎたことだ」言う。しかし旭鳳は「魔界が不安定であれば、天界にも累が及ぶやも。魔尊の死は重大ゆえ、魔界は天界に知らせる責がある。それに魔尊の権利を行使し、己の一存で処分する権限など固城王にはないはずだ」と言い返す。

「魔尊が死に魔界は首領を失った。私が正義の名の下、率いるのは当然だ」と言う固城王。旭鳳は「正義か否かは調べてから述べよ。魔尊の訃報に天帝は悲しみ、固城王と共に真の下手人を暴けと私に特命を。不服なら、まずは天界へ行き父と話し合ってくれ」と言う。固城王が「天帝の特命とあらば徹底的に調べるがよい。下手人を見つけられねば卞城王を追及する」と言い、旭鳳は3日で真相を調べ上げると告げる。


焱城王(魔尊)が毒殺された現場にいた魔医から、使われた毒について「絳珠草の毒のようでした」と聞かされる旭鳳や鎏英たち。絳珠草の原産は魔音谷だったが、魔族を害する草のため7万年前に天火で焼き払われていた。「絳珠草は絶滅したはずよ」と言う鎏英。暮辞が「だが700年前、薬王・離川が再生を試みて投獄された」と話す。離川は今も行方知れずだと。

魔音谷は極寒の地だったが、天火で焼かれたあとは灼熱の荒野に。絳珠草は極寒の地でしか育たないため、旭鳳たちは探しに行く。


弥山の麓に内部が低温になっている結界を暮辞が見つける。
旭鳳が結界を破り鎏英や暮辞と中へ。そこで旭鳳たちは育てられている絳珠草を目にする。離川をおびき出すため、絳珠草を焼き始める旭鳳。しばらくして慌てた様子の離川が「わしの絳珠草に何を」と言いながら駆けてくる。
旭鳳が意識を失わせ、倒れる離川。皆で離川の側へ行くと、鎏英がある物を見つける。


月下仙人は新しい書物を持って錦覓のもとへ。錦覓が読み終わったばかりの人間と仙人との愛の物語「仙凡奇情」は、月下仙人が書いた物語だった。
錦覓が「1つ分からないの。仙人の内丹は霊力の修行の結晶よね?仙人は内丹が壊れると消滅するけど、物語では人間に足の指を貫通させられて消滅を」と言う。

月下仙人は「内丹は仙人の命に関わるのものだ。だから仙人たちは自分だけの秘密の場所に内丹を隠している。身を守るためだ。物語の中の仙人は足の指に隠していたことを愛する人間に教えたゆえ、この悲劇が起こった」と話す。


一緒に酒を飲んでいた旭鳳に「火神殿下、調査で何か分かったのか?」と固城王が聞く。「魔尊は絳珠草の毒で命を落としたようだ。絳珠草は弥山で栽培されていた」と話す旭鳳。離川が結界で定温の状態を作り、絳珠草を栽培していたと。固城王が「つまり卞城王は離川から絳珠草を入手し、魔尊を殺したと?」と言う。旭鳳は「卞城王と離川が関わっていた証拠はない。だが結界の中で興味深い物を見つけた」と固城王に見せる。それは窮奇の瘟針だった。

「瘟針の毒は結界の中の低温によって絳珠草の生育を促す。知っての通り瘟針は窮奇の物。だが窮奇は天界に封印され、離川とは手を組めぬ。窮奇を数百年間監視した固城王なら瘟針を入手できても不思議ではない」と話す旭鳳。固城王が「何が言いたいのだ。この私を下手人だと疑っているのか?」と聞く。旭鳳は「離川に尋ねれば分かる」と答える。

「錯乱している者の話は信頼できん」と言う固城王。旭鳳が「会ったことが?」と尋ねると「一度もない」と固城王が言う。「なぜ錯乱していると?」と言う旭鳳。旭鳳を見た固城王は「噂で聞いたのだ」と言う。旭鳳は「いずれにせよ明日までに真相を調べ上げ、きちんとした結論を出してやる」と告げ席を立つ。
固城王は配下に離川の口を封じるよう命じる。そして自身は天界へ行くことに。


屍解天蚕に苦しむ暮辞を見て、旭鳳に助けを求める鎏英。暮辞はつらい体で跪くと「どうか天蚕を燃やしてください」と頼む。鎏英は余命が10年になってしまうと反対する。しかし暮辞は、10年間生きられる、傀儡の人生などごめんだ、正々堂々と生き君を愛したい、余命が短かろうと私の一生を君に捧げる、と話す。暮辞が望んだ方法を尊重するよう旭鳳からも説得され、鎏英は納得する。

旭鳳が屍解天蚕を燃やし、暮辞が倒れる。霊力も徐々になくなっていく暮辞を、一生世話をすると言う鎏英。旭鳳は「寿命が短くとも、共に過ごす時間に価値がある。大切にするのだ」と話す。


離川が毒によって亡くなる。「手がかりが消え、どうやって父の冤罪を晴らせばいいの?」と言う鎏英。


固城王を訪ねたあとに離川が死に、旭鳳は「牢獄の守衛を調べる必要がある」と卞城王と鎏英に話す。そこに燎原君が来る。
「殿下が下手人を捕らえたと天帝が知り、天界に戻るようにと」と伝える燎原君。旭鳳が「まだ報告していないが、なぜ知っている。それに毒を精製したのは離川だが、黒幕はまだ捕らえていない。なぜ戻れと?」と聞く。燎原君が「とにか天帝のご命令です」と言い、卞城王もひとまず天界へ戻るよう勧める。

旭鳳が天界に戻って行き「火神は文武両道で六界を案じている。天帝となった暁には六界に平穏が訪れるだろう。ただ…」と言う卞城王。鎏英が「何なの?」と聞くと、卞城王は「夜神殿下の実力も軽視はできぬ。今の天帝の考えは深い。火神と夜神の均衡を取るため火神から兵権を奪った。いずれ天帝の座につくのは夜神か火神か全く分からぬ」と話す。


戻ってきた旭鳳を労う天帝。旭鳳は「離川を捕らえましたが黒幕の駒の1つにすぎず、固城王が関与しているかと」と報告する。天帝は「魔界で固城王の力が強大ならば天界は不利になる。だが卞城王でも均衡は崩れる。卞城王の嫌疑を晴らしたことで十分だ。魔界の平穏は保たれる」と話す。旭鳳が「ですが父上…」と言いかけるが、天帝にさえぎられそれ以上は言えない。
天帝は「今日より兵権を再びそなたに託す。二度と失望させるな」と言う。


旭鳳の知謀が侮れないと思った固城王。天界への善後策が間に合わなければ今頃どうなっていたか、と。今は卞城王を殺さず、時機をうかがうことにする。


「朝令暮改で兵権も戻したのですよ。天帝には失望しました」怒る鄺露。しかし潤玉は「権力の均衡を図るためには当然の決断だ」と冷静に言う。気にするなと。


天帝は潤玉に「兵権を旭鳳に戻したが、そなたはどう思う。不満であるか?」と尋ねる。「妥当な采配かと。旭鳳は軍でも威厳があります。私は軍務の管理を託されただけですし、万一の時は指揮できませぬ」と答える潤玉。天帝は「8つの天将府を掌握した際、軍ではどんな議論が?不満などは?」と聞く。潤玉は「すべて私が力不足なゆえ」と言う。天帝は自ら天将府での件を調べることに。

固城王が魔尊の地位を継ぐことになり、天帝は固城王への言づてを潤玉に頼む。潤玉が「魔界の件は旭鳳が責を負ってきました」と言うと「固城王は旭鳳を憎んでいるやもしれぬ」と言う天帝。
潤玉が下がる時、太巳仙人来る。

天帝に「12個の封印を」と窮奇を封印した器を見せる太巳仙人。


花界。旭鳳は錦覓に会いに行くが、長芳主から「錦覓は喪に服し、雑事に気を取られぬよう3年間、誰にも会いませぬ」と言われてしまう。本人の意思だと。


三年後。錦覓と潤玉の婚儀が近くなる。忙しい中、将棋に付き合ってくれる潤玉に「疲れてるなら帰って休んで」と気遣う錦覓。潤玉は「平気だ。君は喪に服し全く外に出なかった。その間の出来事を話して聞かせれば君も元気になるかと思って。私にとっては公務の余暇に君のそばにいられることは、人生最大の幸福なのだ」と言う。

「3日後は天帝が定めた私たちの婚儀よ」と言う錦覓。潤玉が「不満でも?」と聞くと、錦覓は「あなたは優しいわ。でも私の心には穴が。そんな私でも喜んで娶ることができる?」と言う。「いい夫になるゆえ、その心の穴を私で埋めればよいのだ」と言う潤玉。二人は心の中で互いに“ごめん”と謝る。


七政殿。潤玉が戻ると、天帝から水が茶になるという杯が届いていた。手に取って見ながら、潤玉は「父上、愛情を示すのが遅すぎました。滑稽なことに忠誠心を示していた時には軽蔑されていた」と言う。「天帝陛下は殿下を重要視されています」と言う鄺露。

潤玉は「私が自分に似ていると気づいたのだ。だが父にとって私は汚点で、大切なのは私よりも完璧な息子・旭鳳だ」と言う。心が広く正直者なうえ何の策を立てずとも諸仙から賞賛を浴びる、男としては天帝は嫉妬をするやも、しかし父親として旭鳳を偏愛している、と。鄺露が「どうか慎重に」と言う。「必要ない。この3年間の計画を放棄はできぬ」と言う潤玉。潤玉は「鳥族と天兵に伝えよ」と鄺露に命じる。


旭鳳に燎原君が「三方の天兵が集結し、鳥族も不穏です。企みがあるやも」と伝えに来る。「兄上が武装を始めたのだな」と旭鳳が言う。


花界。旭鳳が錦覓と会う。「3年ぶりだ。私には会ってくれぬかと思った」と言う旭鳳。錦覓は「いろいろなことを考えたわ。父を殺したのはあなたではない」と言う。旭鳳は「だが私は関与している。だが兄上には嫁ぐな」と錦覓の手を握る。お父上のことは、ゆっくり君に説明すると。錦覓は旭鳳から自分の手を離し「夜神との婚姻は父と天帝が決めたことよ、拒めない。婚姻を破棄したら、あなたはまた天帝に罰せられ前途も閉ざされる。私は責任を負えないわ」と話す。それでも旭鳳は「何が何でも君を嫁がせぬ」と言う。


ーつづくー


旭鳳は離川のそばに誰かを置くことはできなかったのかなヾ(・ω・`;)ノ
そこまで魔界に関与できない?
固城王に先に言ってしまったら、やっぱり殺されちゃうよね(*´Д`*)
そして天界に行った固城王。
旭鳳をすぐに戻したりなどなど、天帝の行動も怪しすぎる。

暮辞が(இωஇ )
他の道があったらよかったのに。
残りの時間をどう過ごすかも大事だけど…。
ずっと辛い思いばかりしてきた暮辞が可哀想(ノ_・。)

あんなに明るくて元気いっぱいだった錦覓が、今は笑顔を全然見せない(;д;)
それだけで切なくて仕方ない。

そういえば、ずっと洛霖たちが亡くなってから穂禾の姿が見えないけど…。



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