2日後に公文学院から出ていかなくてはいけなくなった宋文文は"これが私の運命?"と落ち込んでいた。そんな文文に蹴鞠で同じ班の生徒や小山が優しく接してくれる。文文は礼を言い、柳傲天と会うために医務室へ向かう。
「私に機会を与えて下さい」と文文は傲天に頼む。人はどのような道であろうと歩んで来た、前に進む理由があれば他にも道は開けるはず、学院に来る前はその日を生きることで精一杯だったが、ここに来て自分がどんな道を歩みたいか分かったと。さらに弘文学院に入ろうと決めたのは雨風をしのげると思ったから、でも私の間違いだった、初めて柳師範に会った時、私は世の中を恨んでいた、でも弘文学院に来てからこの世もそんなに悪くないと思った、私の人生に笑顔と希望が増えた、尊厳を与えてくれた学院の友達に感謝していると話す文文。
「君が選んだ人生には苦難が待ち構える。本当にいいのか?」と傲天は聞く。一時的な衝動に駆られてはいけないと。しかし文文は首を振り、衝動ではないと言う。女で男の生活をするのは大変だ、蹴鞠も本番前の今から疲れている、と傲天が言うと、文文は試合を通して男女平等を証明してみせると返す。もしも試合に勝てなければ自分から弘文学院を去ると。ちょうどその時、文文が医務室にいると知りやって来た范大同が、扉の前で"試合に勝てなければ自分から弘文学院を去る"という文文の言葉を聞いてしまう。
文文の話に納得し「分かった」と言う傲天。
誰もいない教室で「雲霏と一緒に、いたぶりやがって」と元芳に文句を言う張龍と趙虎。2人は元芳を殴ろうとするが、元芳は2人の拳を手で受け止め「もう乱暴したって無駄だ。これからは黙って耐えるつもりはない」と言い返す。さらに強気で「力ずくで来るなら、倍にして返してやる」と言う元芳。2人は後ずさりを始め、趙虎に後ろから飛んで来た球があたる。
コロコロと戻ってきた球を足で止める路雲霏。気配も感じないとは反応が鈍すぎる、真面目に練習しないと敵から集中攻撃を浴びてしまう、特訓してあげる、と雲霏は言い、張龍と趙虎を連れて行く。
今日の練習は終わったが「お前には特別に特訓を受けてもらう」と文文に言う大同。文文と大同が裏山へ行くと知った傲天は、万一のことを考え一緒に行くことにする。
劉瑶瑶をブランコに乗せ、背中を押す天宝。幸せを感じている瑶瑶に、天宝は「もっと幸せを感じたい?」と聞く。「ええ」と瑶瑶が答えると「よしきた」と返し、勢いをつけて駆けて来た天宝は思い切り押す。悲鳴をあげながらブランコから飛んだ瑶瑶は、木に引っかかってしまう。"これにて任務終了"と天宝は思い、助けを呼びに行くと言うとその場を後にする。
裏山での猛特訓は夜になっても続いていた。雨も降り出し、くたくたの文文を気遣った傲天は「少し休ませろ」と大同に言う。しかし主将の大同はやめようとせず、文文は倒れ込んでしまう。このままでは試合前に潰れてしまう、みんなを守ってやり各自の長所や短所を知ってこそ作戦も練れると叱る傲天。起き上がった文文は続けようとするが、傲天の言うとおりだと思った大同はここまでにする。
木まで飛ばされた瑶瑶は首を痛めていた。数日は安静にする必要があり「せっかく応援団長になれたっていうのに…」と瑶瑶は嘆く。
医術に詳しい傲天が裏山へ文文の特訓へ行っていると知った聶文星は「木こりの話によると、最近、裏山は地盤が緩んでいるとか。雨が降れば土砂が崩れる」と話し、生徒たちを集めるように天宝に言う。
雨宿りをするため傲天たちは洞窟の中へ。雨は激しくなる一方で、土砂も崩れている。傲天は少し休んでから山を下りようと考えていたが、文文はもう動けなかった。2人で山を降りてくれと言う文文。しかし大同は「山を下りる時は一緒だ。お前だけ置いていけない」と返す。柳師範から蹴鞠隊を任された時も全員で頑張ると誓った、試験の時、お前は僕を見捨てなかったのに、僕にお前を見捨てろと言うのかと。それでも動くことが出来ず、文文は諦めようとする。
傲天は頑張ってきたのは諦めるためなのかと文文に問う。希望を見いだすか絶望するかは君次第なんだぞ、自分を信じるか?それとも諦めるか?と。文文は大同の力を借り、立ち上がる。笑みを一瞬浮かべた傲天は、1人で助けを呼びに行くことを決め、文文と大同にはここで待機するように言う。
土砂降りの中、助けを呼びに行った傲天は、足を滑らせ崖から落ちてしまう。かろうじてツルをつかむことができる傲天。その頃、文星と生徒たちは別れて傲天たちを捜索しようとしていた。合流した雲霏は、金仁彬と一緒に捜すことに。
大同が捕まえてきた兎を手渡すと、文文はようやく笑う。「やっと笑ったな。ずっと元気がなかっただろ。お前らしくないぞ」と言う大同。文文は「お前の知ってる、宋文文ってどんな奴だ?」と聞く。乱暴で口が悪い、短気な上に頑固者、と大同は答え「お前にとって俺はそんな奴か」とがっかりする文文。しかし「乱暴なのは僕に活を入れて奮い立たせるためだし、本音で接してるから口が悪くなる。短気なのは負けん気が強いってことだ」と大同は続ける。お前って本当に偏屈な奴だよ、うれしいことも悲しいことも心の内に秘めてる、倒れそうになっても誰にも言わないと。
「それほどダメな奴じゃないんだな。嫌われてなくてよかった」と文文は言う。嫌ってないわけじゃない、すごく腹の立った時にはさすがにほんの少しは嫌いかもと冗談を言った後「なぜ何もかも自分で抱えようとする。打ち明けるのは嫌か?」と聞く大同。大同から傲天との約束も知っていると言われ、女だということも知られてしまったのではと文文は心配になる。しかし大同の言っていることが、"試合に負けたら学院を去る"という話しだと分かり、奨学金をもらっているのに文武両道でなかったら奨学金を出す意味がない、だから約束したと文文はごまかす。
傲天たちを捜していた金仁彬が崖から落ちそうになる。気づいた雲霏が金仁彬の持っていた傘を引っ張って助けたが、その時、ツタにつかまっている傲天を金仁彬が見つける。雲霏と金仁彬にツタを引き揚げてもらう傲天。
学院に戻った傲天は、文星から「今回は幸運だったが、生徒の身に何かあれば師範の責任は大きい」と言われる。今後は気をつけると言う傲天。
文星は文文の衰弱が心配で長安一の名医・趙先生を呼んだことを傲天に話す。
頑に趙先生の診察を拒む文文。しかし大同が手を押さえつけ、結局、診察されてしまう。
文文の脈を診て、まるで女性の脈だと言う趙先生。傲天は文文の秘密を知られまいと、本当に趙先生が名医なのか試すよう提案する。
傲天は屏風の後ろに2人を立たせ、脈で性別を当てるよう趙先生に言う。趙先生は右から出た手の脈と左から出た手の脈を診る。そして右から出た手は先ほどの生徒、左から出た手は武術の心得もあり脈も乱れず安定している、腕は細かったが男だと診断する趙先生。しかし、傲天と大同が屏風をどかすと、立っていたのは文文と雲霏だった。雲霏は武芸者なので当然、脈が力強く男だと診断しがち、文文は連日の練習に加え風邪を引き脈も弱っていたと話す傲天。勉強になったと傲天に言い、趙先生は帰って行く。
趙先生の間違いも不思議だったが、自分を見た文文の態度もおかしいと文星は感じる。折りを見て調べる必要があると文星は思う。
この数日、指示通りの練習をしてきたと路不凡に話す傲天。傲天が"一飛冲天"をもう一度見せてくださいと頼むと「絶技は簡単に拝めるものではないぞ。精神が最高潮に達した時に…」と言いながら不凡は球を掲げる。その瞬間、腰を痛めてしまう不凡。不凡は習得は難しいだろうとごまかし「別の技を教えるから、それで今日の勝負に臨め」と言う。
学院で雲霏とすれ違った傲天は呼び止める。雲霏は文星に差し入れしようと"天山雪蓮"を持っていた。
ーつづくー
ずっと雲霏に元芳を助けてほしいと思っていたけど、元芳は自分から立ち向かっていきました。
偉い!!
瑶瑶が(@_@;)
これで応援団長は無理だと思うけど、応援団長のことより天宝が近づいて来た本当の理由を知ったほうが傷つくと思う…(;_;)
大同は文文を最後まで見捨てずいい子(*´ー`*)
そんな大同が格好良かった!!
ちょっとやりすぎちゃった文文の猛特訓も、文文のためを思ってだものね。
傲天が崖から落ちてピーーーンチッヾ(・ω・`;)ノ
と思ったら雲霏と金仁彬が助けてくれました。
2人だけで引き揚げられるなんて、やっぱり雲霏ったら怪力(*´艸`*)
次回は傲天と大同の対決かな?
またまた楽しみ~(*´ー`*人)
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元芳は良い方向に向かいそうですね(^^)
明日も楽しみです。
私もscarpeさんと同じで天宝はお気に入りです。自分の得にはならない事でも友達のために
いろいろアイディア出して頑張ってくれるところ…まぁ~、やり方に問題ありますが…。
以前、雲霏の言葉でtimeさんが胸が熱くなったとコメントされておられましたが、私もそうでした。今回の文文への傲天の言葉、大同の言葉も涙出そうなほどでした。
大同のひたむきさに心打たれます。
でも、ちょっと度が過ぎていますが(苦笑)
それに応えようとする、文文も。
この大同と文文は役者さんの二人のキャライメージに
よく合っているような気がして、微笑ましいです♪
そして、みなさん仰っている、天宝と瑶瑶。
絵に書き過ぎたギャクで、大笑いしてしまいました。
(ごめんなさい、瑶瑶)