「マリッジブルーかも?」
「私、本当に子供が産めるのかな?」と言うシャンシャン。「僕を信じろと言ったろ。食事に不満でも?」とフォン・トンは返す。シャンシャンはすねたみたいな顔をして黙ってしまう。ケーキを食べたことでhCGの値が高かったため「反省してるよ。ケーキが入るほど胃袋が空いていたとは」と言うフォン・トン。「もう許してよ。ユエユエに言われたの、ドレスを美しく着たいならダイエットしろって」とシャンシャンは言う。
「以前、帰省する時、誰から刀剣類を預かった?」とフォン・トンが聞く。「アージアよ」とシャンシャンは軽く答える。「ケーキをくれたのは?」とまたフォン・トンが聞く。「それもアージアよ」とシャンシャンは言う。シャンシャンの顔を真面目な顔で見つめ、うなずくフォン・トン。慌てて「彼女をどうするつもり?ちょっとマヌケだけど、いい人なのよ。仕事もマジメで努力家だし」と言うシャンシャン。フォン・トンは「心配するな。彼女は…」と言って人差し指を上に向ける。
会社。神動ゲームの経理主任になるアージア。アージアと昇進を喜びながら“ボスの想像力のおかげね。刀剣類を預かり旧宅に泊ったからボスと交際を始め、ケーキを食べて妊娠と誤診され結婚が決まった。アージアは、ある意味、縁結びの神様よ”とシャンシャンは思う。
シャンシャンはシュアンイーとリウリウと食事に行く。「私はフォン夫人の親友になる運命なのよ」とご機嫌で言うシュアンイーに「実は…本当に結婚するべきか、まだ迷ってるの」とシャンシャンは話す。妊娠が判明したから結婚を決めたけど妊娠はしていなかった、結婚式のことも全く話し合わない、と。「何もしなくてもいいからでしょ。あなたとフォン・トンがすべきことは、きれいな衣装を身にまとい登場するだけ」と言うリウリウ。シュアンイーもユエに任せておけばいいと言う。
「ユエユエからも、2日、連絡がない」と落ち込むシャンシャン。シャンシャンは「今後もフォン・トンから結婚式の相談がなく、ユエユエに任せっきりだったら結婚しない」と言う。本当に彼が結婚を望んでいるか分からないし、私も心の準備ができてないかも、と。「まさかマリッジブルーとか?」と言うシュアンイー。シュアンイーは右手を胸に置かせ「自問しなさい。彼を愛してる?」と聞く。「当たり前でしょ」とシャンシャンは答える。「なら悩まずに結婚しなさいよ。フォン・トンは決めたんでしょ、あなたを一生の伴侶にするって。災難は想像してるだけじゃ遭遇しない」とシュアンイーは言う。
マンション。3つのブライダル会社から資料をもらってきたと、フォン・トンに見せるユエ。ユエは「祖父が亡くなって以来、恋愛に無関心だったから心配してたのよ。でも、よかった。この1年で恋人もできて結婚も決まった。子供が生まれたら、また、賑やかになるわ」と言う。しかし「子供はしばらくつくらない」と返すフォン・トン。シャンシャンは若すぎると。「まさか、この前の手術の影響?」と聞くユエに「僕の責任は分かってる。だが跡継ぎの問題と結婚を結びつけないでくれ」とフォン・トンは言う。
「そんなつもりはないけど、私に相談くらいしてよ。シャンシャンは子供が産めるの?」と言うユエ。フォン・トンは「もちろん」と返す。そこにシャンシャンが帰ってくる。
ユエは3社のカタログを取り寄せたことをシャンシャンに話し「どんなのが好み?じっくり見て、明日中に連絡して」と言う。「明日中?」とシャンシャンが驚くと「焦る必要はない。ゆっくり決めろ」と言うフォン・トン。「年が明けたら、すぐ結婚すると言ってなかった?」と聞くユエに、フォン・トンは「例えばの話だ。無理することない」と言う。“やっぱり結婚はうやむやにされそうな気がする”と思うシャンシャン。
社長室でお弁当を食べながら、シャンシャンは「結婚式の日取りは決まった?何日くらい必要?課長に有給を申請しなきゃ」という。「妹に聞くよ。だが焦ることない」と答えるフォン・トン。シャンシャンは“有給の申請を焦るな?”なのか“結婚を焦るな?”なのか悩んでしまう。結婚式が楽しみじゃなさそうだけど嫌とも言わない、本当に結婚したいの?と。
ユエとリーシューとウェデングドレスの試着に行ったシャンシャン。メイリー先生に自分のドレスを作ってもらうリシューは、シャンシャンもオーダーメイドにしたら?とユエに話す。「でもメイリー先生の予約は1年待ちよ。年明けに間に合うかしら?」と言うユエ。リーシューは自分から頼み、シャンシャンと先生を会わせようと思うが、予定を聞こうとしたシャンシャンは疲れて眠ってしまっていた。
ユエに連れられ、婦人科・不妊症専門の漢方医とシャンシャンは会う。
旧宅。ユエの運転する車に乗って来たシャンシャンが漢方薬を持っていると気づいたフォン・トン。「体調管理のためよ。母体が健康でないと丈夫な子供は…」とユエが話している途中で、漢方薬の入った紙袋を乱暴にユエに渡したフォン・トンは「お節介め」と言って家の中に入ってしまう。“どうして怒るの?子供がすぐ欲しくないのは私に問題があったらつらいから?それとも私とは結婚も子づくりもしたくない?”思うシャンシャン。
リーシューは結婚式に呼ぶリストの中にジョン・チーの元カノの名前を見つける。ジョンは親友のジェリーの同伴者として来るとリーシューに説明するが、元カノを呼びたくないリーシューは怒ってしまう。
さらにメイリー先生がドレスを作れないという連絡が入り、パニックになるリーシュー。そんな時も、ひとごとのようなジョンの態度がリーシューは許せない。
ジョンとリーシューたちと違い、結婚式について話し合った事もないシャンシャンたちは静かすぎるくらいだった。
お手伝いさんが持ってきた漢方薬を飲もうとするシャンシャンを「飲むな」と止めるフォン・トン。やっと口を開いたフォン・トンに“結婚式は延期?それとも…キャンセルするの?”とシャンシャンはドキドキしてしまう。そんなシャンシャンに「病気じゃないだろ。君に必要なのは僕だ。薬じゃない」とフォン・トンが言う。
シャンシャンは「やっぱり子供はすぐ欲しくない?」と聞く。「新婚の間は2人きりで過ごして、生活に順応すべきだ」と言うフォン・トン。薬の入った器をテーブルに置いたシャンシャンは「私たちの子供がどんな子か考えたことある?」と言う。フォン・トンは「ない。でも、たぶん僕に似てる」と言って笑う。“うぬぼれるのもいいけど、その自信が私を苦しめるのよ”と思ったシャンシャンは「だとしたら、全然、可愛くないわ」とぼそりと言う。シャンシャンを見たフォン・トンは「今、何と言った?」と聞き返す。「私に似てる子供のほうが、絶対、可愛い」と言うシャンシャン。フォン・トンはふざけて襲いかかる。
そろそろ結婚のことを両親に報告したほうがいいかも、と考えたシャンシャンは母に電話をかける。しかし母がまだフォン・トンのことを父に話していないと分かり、話すことをやめてしまう。
お昼。お弁当を食べながら、あなたを故郷に連れていくべきか、両親を上海に呼ぶか考えていると話すシャンシャンに、フォン・トンは「当然僕たちが行く」と言う。しかし「じゃあ、いつにする?」とシャンシャンが聞くと「急がない。日取りを決めてからだ」と言うフォン・トン。“それがいつなのか知りたいのに…”とシャンシャンは思う。
バスケコートで「女は本当に面倒だ。黙ってると無関心と怒られ、発言すると煙たがられる」とフォン・トンに話すジョン。「リーシューはしっかり者だ。そこに惹かれたのでは?」とフォン・トンが言う。ジョンは「お前はいいよな。面倒なことはすべて妹に任せてるし、シャンシャンも理解がある」と返す。
ジョンは自分から謝ってばかりいるのも嫌だと感じていた。しかしフォン・トンは「なら、あと1回謝ろうと大差はない。丸く収めたいなら仕方のないことだ」と言う。シャンシャンは利口でフォン・トンを立ててる、ツイてる奴だ、とジョンは思う。
風騰の社内でフォン・トンと偶然会ったリウリウ。リウリウは「シャンシャンが最近悩んでるようなの。結婚は妊娠をきっかけに決めたんでしょ?でも実際は妊娠してなかった。女っていろいろ考えてしまうの。結婚するのは子供ができたからか、愛してるからかってね。シャンシャンはたぶんそのことで悩んでるんだと思うわ」と話す。
リーシューがジョンの家に来ると“許してくれ”とキャンドルで書かれていた。驚いてそれを見つめているリーシューに花束を渡すジョン。「俺は永遠に君の支えになる。結婚式の花や音楽、ワインや料理は何でも構わない。君さえいれば…」とジョンが言い、笑顔でリーシューは「ありがとう。怒ったりしてごめんなさい」と謝る。
最高の結婚式にしたいリーシューのために、ジョンはメイリー先生が約束どおりドレスを作ってくれることも話す。
シャンシャンとマンションに戻ってきたフォン・トンは、何も言わず窓まで歩いて行ってしまう。
着替えたシャンシャンは、窓の外に目を向けたままのフォン・トンの近くまで行く。「1つ聞いていい?もし、妊娠してなくても結婚を決意してた?」と聞くシャンシャン。シャンシャンを見たフォン・トンは「妊娠してなかったら、こんなに早く決意してない」と答える。「だったらどうして準備を進めるの?白紙に戻せばいいでしょ。私が構わなければ…」とシャンシャンは言う。「僕が結婚を望んでない、そう思ってるのか」と言いフォン・トンは行ってしまう。
ーつづくー
フォン・トンがユエにあんなに怒るのって珍しいかも(@_@;)
子供はすぐにいらないと言うのも、結婚を急がないのも、シャンシャンを思うフォン・トンの優しさだよね?(;△;)
「私に似てる子供のほうが、絶対、可愛い」とシャンシャンが言った時のフォン・トンが可笑しくて可笑しくて。
最後は襲いかかかっちゃう(?)し(*´艸`*)
でも、そのちょっと前の、薬を止めた時のフォン・トンが何げに好きだったり。
リーシューとジョンも仲直りできて良かった♪
あと、ちゃんとドレスを先生に作ってもらうよう手配していたのもさすが(*´ー`*人)
シャンシャン母と父のやり取りも好きー♪
特にお母さんがo(≧▽≦)o
シャンシャンの悩みは尽きないという感じヾ(・ω・`;)ノ
フォン・トンはちょっと言葉が足りないと思うし、シャンシャンはその不安を言わなさすぎかな?
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