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中国ドラマ「孤高の花 ~General&I~」第21話 あらすじ

2017年10月31日 08時23分07秒 | 孤高の花(中)

「生じた迷い」


王総管が楚北捷を呼び、北捷が線香を受け取る。しかし北捷の線香には火がつかない。もしや皇后様が拒絶を?という声や皇子の死に関わったのかもという声が聞こえ始め、司馬弘は「よさぬか」と止める。そして「法要は終わりだ」と言うと、その場を後にする司馬弘。


張貴妃が前から歩いてきた何侠に「駙馬となられたとか。祝いの品をお贈りします。世事に疎いものですから、遅くなって申し訳ございません」と話す。「感謝いたします。私からも貴妃様に祝いの品を贈ります。近いうちに」と意味深に言う何侠。


宗廟へ向かった司馬弘は皇后の霊位と皇子の霊位をじっと見つめる。そこに北捷が入ってくる。
ひざまずいた北捷は「皇后様、そして皇子様お二人に拝礼いたします。極楽浄土へ旅立たれた皆様の、ご冥福をお祈りします」と言う。北捷を見ながら「わが皇位を誰に継がせればよいものか」と言う司馬弘。北捷は「無論、陛下のお血筋にございます」と話す。司馬弘は「朕の血筋だと?見るがいい。一体、どこにいる?すでに灰となった」と言う。「お若い陛下ならば、今後も皇子に恵まれます」と言う北捷。

司馬弘は「今後だと?皇后は死んだ。もう二度と皇后との子は生まれぬ。朕と皇后は若くして夫婦となった。皇后ただ1人と最後まで添い遂げたいと願っていた」と涙を流す。「陛下」と言う北捷を止め「言い争うつもりはない。そなたは皇后に拒まれ、線香を供えられなかった。これは皇后からの忠告ではないのか。われらは互いに愛する者を失った。今までのようには、そなたを信じられぬ。そなたも同じだ。命懸けで仕えられまい」と言う司馬弘。そして司馬弘は「そなたは忠臣だが、心にわずかな迷いがある。そこが不安なのだ。そなたに、わが晋軍を預けられぬ。よって、本日、虎符を返してもらおう」と言う。信頼を得たくば身をもって示してみよと。

虎符をかかげながら「心より晋に忠誠を捧げます。この場で皇后様ならびに、ここに眠る皆様に誓います。決して晋の皇位を奪いませぬ。生あるかぎり、司馬氏に仕えます。誓いに背くことがあらば、天罰を下したまえ」と言う北捷。司馬弘は虎符を手に取ると「その誓いを忘れるな。信じさせてほしい」と言って宗廟を出て行く。


北捷が宗廟に座り続けていると、何侠が来る。「死んだ者はお前など見えぬぞ。悲しげなふりをするな」と言う何侠。北捷は「出ていけ」と言う。笑った何侠は「出ていくべきは、お前のほうだろう。女に惑わされ、皇后と皇子を死に追いやった。国の世継ぎを絶やすとは、この上もない大罪だ。お前が宗廟に入ることを先祖どもは許さぬぞ」と話す。「天に恥じることはなく、人に恥じることもない。お前とは違う」と言う北捷。何侠は「己が助かりたいばかりに、白娉婷を殺して潔白を示したそうだな。なんと残忍な男なのか。そこまでして晋王からは今もなお信頼されているか。今、心を占める思いは?後悔か?悲しみか?いい気味だ」と言う。

立った北捷は「何侠、無礼がすぎるぞ。命は取らないでやるから早く去れ」と告げる。北捷に剣を投げ「私が何をしに来たと?」と言うと、自分の持っていた剣で襲ってくる何侠。北捷は投げられた剣をさやから抜かず、何侠の攻撃をかわす。そんな中、何侠が皇后の霊位に剣を向ける。その剣から霊位を守ろうと、鞘から剣を抜く北捷。

北捷が宗廟の外へ行き、何侠が追いかける。互いに剣を向け合うが、何侠が両手を広げ「刺せよ」と言う。「喪に服しておる間は殺生はせぬ。見逃してやる」と北捷は剣を落とす。何侠は「寛容なふりはよせ。真の英雄ならば、保身のために娉婷を殺すはずがない。娉婷の痛みを思い知れ」と言うと、背中から北捷を蹴る。北捷が立ち上がると、さらに「かつて卑怯な策を弄して、敬安王家を滅ぼしてくれたな。楚北捷、父上と母上の恨みを受けてみよ」と北捷を前から両足で蹴り飛ばす何侠。何侠は「今、お前を殺すのは惜しい。弱々しく傷ついた姿は女のようだ。愛らしいぞ。もっと見ていたい」と言って、笑いながら去っていく。その様子を張貴妃が見ていた。


「なぜ何侠を帰した?」と司馬弘が怒る。張文征は「昨夜、白蘭より知らせが来たとか。駙馬殿は陛下に援軍を要請するはずが、謁見の許しを待たずに帰国しました。実は涼軍が雲安に迫っているようでして、駙馬殿は気が気でない様子でした。私はこれを火急の事態と見なし、お見送りしたのです」と話す。司馬弘は「尚書とは思えぬ浅はかさよ。白蘭は長らく涼の属国だ。耀天皇女は10年も人質となった。皇女は涼を憎みながらも孤立無援の状況にあった。だからこそ、晋との交易を承諾したのだ。白蘭は勇猛な駙馬を迎えたが、まだ晋を頼らねばならぬのだ。援軍を請わせる前に、なぜ国に帰らせたのだ」と怒鳴りつける。

張文征は「陛下の怒りは、ごもっともでございます。けれども私は兵権を持たず、残念ながら力が及びませぬ。昨日、鎮北王は駙馬殿にお会いになったとか。軍を動かすのは兵権を握る者のお役目では?私は手出しできませぬ」と言う。「どこにいる?」と司馬弘が北捷のいる場所を王総管に聞く。王総管は「昨日、起草した詔を、この場で奉読しても?」と司馬弘に聞く。「読め」と司馬弘が命じ、王総管が「参殿せよ」と北捷を呼ぶ。

拝謁する北捷に、王総管は「“天命に従い、晋の法に基づき、晋王より詔を下す。楚北捷は皇后と皇子の死に心を痛めるあまり責務をおろそかにしている。ゆえに鎮北王の官位を落とし、兵権を返上させる。よって三軍統帥の任を解くものとする。しかしながら、これまでの戦功を鑑みて温情を施す。わずかな懲罰をもって訓戒とする。今ここに楚北捷を鎮北将軍とし、従四品に落とす。以上、世に広く知らしめるものとする”」と詔を読み上げる。
司馬弘が「白蘭への援軍に意見は?」と北捷に聞く。

北捷は「涼軍は正当な理由なく出兵し、反撃も受けていません。何か裏があると思われます。慎重に事を進めるべきです」と言う。頭痛のする司馬弘が金丹を飲み「薬も過ぎれば毒となります」と北捷が心配する。しかし司馬弘は聞こうとしない。その時、張文征がすかさず「陛下、白蘭との同盟は、互いに利がございます。異国においては晋の絹は金にも等しい価値があります。白蘭と共に絹の道を開くべきです」と話す。白蘭が晋の援軍なしで涼に勝っても、占領されても不利益となる、白蘭を意のままに動かすには今が好機だと。

司馬弘は張文征を総帥に任じ、軍の全権を与える。張文征に虎符が渡され、北捷は「戦場に赴いたことのない者に、軍を任せるのですか」と司馬弘に訴える。しかし司馬弘は「楚北捷の意見は聞かぬ」と言って、退朝してしまう。

張文征は北捷に虎符を見せ「1万の兵を率い、白蘭へ向かえ。白蘭の領土から涼軍を追い払うのだ。すぐさま出立せよ」と命じる。北捷は「10万を超える涼軍に、1万の兵で立ち向かえと?」と聞く。「鎮北将軍、それは違うぞ。われらは援軍である。白蘭軍に付き従って戦をすればよい。まさか鎮北将軍ともあろう者が涼軍を恐れるのか」と言う張文征。北捷は「軍令に従います。なれど、不測に備えて他にも援軍の用意を」と言う。張文征は「無論のことだ、安心せよ。晋軍の総帥として、万全を期すつもりだ」と話す。


北捷の前に現れた胡坤(ここん)は「漠然将軍の命で参りました。どなた様もご無事です」と伝える。漠然に何と報告するか聞く北捷に「“北捷様が出兵なさる”と」と答える胡坤。北捷は「いや、こうだ。“鎮北王は陛下と話があり、帰りが数日遅れる”。軽挙は慎むよう漠然に伝えろ」と言う。余計なことを言えば、罰を受けると思えと。そして小箱を取り出し「これを酔菊に渡してくれ。中身を調べるよう伝えよ」と言う北捷。


北捷は兵たちに、この戦に加わる意義として「白蘭に涼は突如として攻め入った。おそらく涼の勢いは止まらず、白蘭を足がかりにいずれ晋まで攻めてこよう。他国が落ちれば、晋に攻撃の手が及ぶ。民が心安らかに暮らせる国を守るため、黙って見ているわけにいかぬ」と話す。


命の恩人の酔菊に、娉婷はお礼として新しい腰帯を贈る。その腰帯には菊の刺繍がされていた。「娉婷さんはすごいわ。私にも教えて。ずっと医療ばかり学んで、娘らしいことができない。嫁入りできるかしら」と言う酔菊。娉婷は「酔菊のような名医を娶る方は果報者だわ」と言う。

娉婷は蝋梅茶を入れ酔菊に飲ませる。「香りもいいし、色もきれいよ。でも、あまり味がしないわ。後味に苦みが残る」と言う酔菊。娉婷は「草木の育たない冬に、寒さに負けず花を咲かせるの。苦くて当然だわ。その凛とした姿に人は励まされ、反対に私は愚かだと笑う。楽に生きればいいのに、あえて苦難を選ぶのよ」と話す。酔菊が「まるで自分のことを言ってるみたいね」と言う。

くすっと笑った娉婷が、酔菊の口に砂糖漬けを入れる。「甘くておいしい」と酔菊が言い「蝋梅茶の苦みを感じたあとだから、より甘く感じる。人生も苦さと甘さの繰り返しよ。甘さを長く味わいたいものね」と言う娉婷。その時、戸を叩く音がする。
北捷から届いたという“鳳桐”の琴を持ってきた漠然。それは漢の時代の逸品だった。
娉婷の弾く琴の調べをみんなで聞く。


ーつづくー


線香の仕掛けはそういうことだったのね…。
北捷を陥れるために、殺してからも、まだ皇后と皇子を利用するなんて(;д;)

張文征に虎符が(∩˃o˂∩)
さっそく10万を超える涼軍に1万の兵で立ち向かえとか言ってるけど。
司馬弘、大丈夫!?
北捷のことを信じられないのはともかくとして、北捷も言ってたけど、戦場に赴いたことのない人に任せていいの!?(*´Д`*)

今度こそ金丹のことがわかるかも。
酔菊ならしっかり調べてくれそう。

北捷が嘘の報告を胡坤にさせるみたいだけど、賢い娉婷はだまされないような気がする。



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2 コメント

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人生の甘さと苦さ (time)
2017-11-03 23:00:51
蝋梅茶と砂糖漬けの話は、北捷と娉婷
それぞれ自身にとっても甘いと気が長く続くと
いいのにと願わずにはいられませんでした。
もちろん、漠然と酔菊も!

金丹の秘密が酔菊によって早く明らかになるといいですよね。
晋王も救われてほしいです。

それにしても、何侠、人の国の宗廟で争いごとをするのは
どうなのでしょうか?
強制的に燕に所縁がなくなってしまったので、
全然気にしない感じがちょっと残念でした。
返信する
お願いします! (のんのん)
2017-11-07 11:18:21
見逃してもこちらのあらすじを見れば丸わかり!
いつも楽しんでみてます。
孤高の花26話見逃しました💦
あらすじの更新をよろしくおねがいします!!
返信する

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