Ｆ－Ｘ

実はかつて戦闘機大好き少年だった。

住んでいたところが神奈川県の中央部だったために厚木基地に離着陸する軍用機を近くに見ることが多かったことも影響しているかもしれない。

何といっても当時のひいきはグラマンＦ－１４トムキャット！！
映画「ＴＯＰＧＵＮ」で有名になったときは複雑な気持ちだった・・・。
その時は「猫も杓子もトムキャット」状態だったから。
でも今でも一番好きである。

ところで日本の次期戦闘機Ｆ－Ｘがなかなか決まらないようである。
日本はアメリカのＦ－２２ラプターを採用したいらしいが、アメリカは情報漏洩に無頓着な日本には軍事機密満載のこの戦闘機を輸出したくないらしい。
これは当然だな。

だが一方でこれほどの儲け話を他国に取られることもイヤだということらしい。

日本はアメリカからは属国として扱われていて圧力もかけられているから、この件もおそらく他国の機体を採用することはほとんど検討されず、アメリカが重要機密部分を抜いたそこそこの機体で決定することになるだろう。

けれども個人的には日本の国土を考えてみると、ぜひ検討してもらいたい機体としてはスウェーデンのＪＡＳ３９グリペンが挙げられる。
これは高速道路から離陸できるほどの短距離離陸（ＳＴＯＬ）性能を有している。
また整備性も良く、まさに日本にぴったりと思うのだが・・・。

日本がこれをＦ－Ｘの最有力候補として検討すると表明すれば、きっとアメリカは慌ててＦ－２２の簡易版を用意してくると思うのだが・・・どうだろうか？

それともＦ－３５ライトニング２を推してくるかな？

そろそろアメリカに振り回されない賢明な判断を下してもらいたいものだ。