私の半生を簡単に振り返ると、大学を一年留年し、新社会人として働き始めた直後に職場恋愛、それからスピード結婚(当時でいう『ビビビ婚』ってやつだ)、そして長男が誕生して24歳で父となった。傍から見れば生き急ぐかのように見え、自分自身でもそれを感じた。確かに周囲の同年代に比べ、金銭的な余裕も気持ちの余裕も無かったが、とても楽しい20代を過ごし、さらに30歳に次男が生まれ、小さいながらも戸建ての家を構え、妻や子供たちと一緒に生活すること全てがどれも新鮮でもちろん多少の喧嘩や意見の食い違いもあったがとても輝いていた。
時は流れ、この春に長男は新社会人を迎えた。あわせて一人暮らしも始まり、昨日はミニバンに詰められるだけの荷物を載せ、次男と長男と私の三人で引っ越し作業。荷物を無事に運び込み、男三人で労をねぎらいながら、これまでの人生を振り返りつつ食べた横濱ラーメン。凄く美味しかった。
そういえば、長男と初めて行ったラーメン屋も神奈川だったね。
今日は人生の折り返し地点。
まだまだ続くこの道のりを、楽しく歩いて過ごしていきたい。