9時ちょっと過ぎに男子国際チャンピオン出場選手が通過していきました。例年より10分ほど早い通過らしく、市民100kmのスタートが早まりそうだというアナウンスで皆が盛り上がりました。(市民レースは足切り時間が決まっているため、スタートが早ければ早いほど完走できる可能性が高くなります)女子国際レースが10分早くスタート。いいぞいいぞ。そして10時予定だった市民100kmオーバー40は9時53分にスタートしました。
スタートして「与那入り口」まではパレードランと聞いていたけどなんだか殺気立っています。中央線にパイロンが並んでいるけど、反対車線も走行可能とのことで、皆が横に広がりつつ、与那入り口に入っても集団が加速。勾配がキツイのに。そーいえばアップらしいことしてなかったなぁ。と思いつつ、ケイデンスを高めにして筋肉への負担を軽減しながら、少しづつ前に行ってみました。
下り坂に入ると、集団は縦に伸び始め、先頭集団が見えなくなりました。そして、平坦に入る頃にはおそらく第3集団じゃないかという話。ローテーションを回して先頭集団に追いつこう!と誰かが声を掛けてくれて、宣名真トンネル直前で第2集団に追いつきました。トンネルを抜けたところで前の人の様子がおかしい・・・サドルをしきりに触っています。と思ったら路面の凹凸を拾ってサドルが吹っ飛んだ!「あああっ!サドル飛んだ?!」と思わず声に出してしまいました。(その方はさすがに停車してサドルを取りに行きましたが、完走できたんでしょうか)
そんなメカトラがありましたが、普久川ダム手前で第一集団に追いつきました。
完走が目的なのに、第一集団にいて良いのだろうか?!と思うまもなく、普久川ダムの上りでついていけなくなって、また第3集団あたりに落ち着いてマイペースで登っていきました。
普久川ダムの山岳ポイントを過ぎて最初の補給所。100km出場者は補給所では無いと聞いていたけれど、水を受け取って体に掛けました。
その後、安波ダム、新川ダムのアップダウンで脚を削られ、高江で単独走行となってしまいます。こういうときはムリをせず、あとから来るイキの良い100kmアンダー39を待つのが得策と、しばらく我慢の走り。宮城公民館あたりで良い感じの集団を見つけて乗車。ローテーションにも混ざりつつ、番越トンネルへ。このトンネルを抜けたらいよいよ羽地ダム。足が残っていない中、激坂を登ります。声援やチョークペイントで元気を貰い、かろうじて登りきり、58号線で市街地ルートに入りました。片側三車線の大きな道路。普段は道の端っこを走るけど、この日は特別。真ん中を堂々と走りました。ところがここに来て脚が痙攣しはじめ、ウワサのイオン坂で右足太ももが攣ってしまいました。片足でペダリングをしつつ、そのままゴール。スプリントも何も出来なかったけど、大きな声援の中をゴールして感動。
ゴールしてすぐの写真。ウルウルしています。
早速記録証を貰いに行く途中でシーク―サーが無料で配られていました。
立派な記録証。プラス400円でラミネート加工してもらいました。
しばらくすると、仲間から完走とDNFの連絡が。
色々あるよねぇ。また来年頑張ろうよ!
三十五歳、ツール・ド・おきなわ始めました | |
伊藤仟夜里 | |
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