仙台MF)ルリビタキは定期的な少ない渡り鳥が絶滅

ルリビタキは本州中部以北の高い山で繁殖、本州中部以南の低地や山麓の暗い藪で越冬するとフィールドガイド日本の野鳥に書いてある。山形県出身、宮城県在住の私、これまでの観察経験からは繁殖については異論なし、越冬は追加情報があると感じる。私が思うルリビタキの越冬は、根雪のない本州以南、更に詳しくは根雪のない関東以北では低地や山麓の暗い藪、関東以南ではそれに付け加え大き目の都市公園。

以下が、その経験談の記事。

■根雪のない関東以北の低地や山麓の暗い藪
　・2020)初撮り蝶(2020-01-05)　県民の森
　・七福神初詣で青い鳥(2018-01-07)　県民の森
　・見っけ！、ルリタン！(2012.01.29)　館公園
　・里山の暗がりに潜む鳥(2008.02.03)　県民の森

■関東以南の大き目の都市公園　葛西臨海公園
　・ところ変われば鳥相が違う(2015-02-15)　
　ここ以外でも見た記憶があるが、その当時の記事が見つからず..........(^^;。

そんな生態のルリビタキ、通勤・昼休み散策の都市公園、通称MFでも渡りの時期に稀に出逢えることがある。観察記録をまとめてある歳時記から、以下にその記録を拾ってみた。

[2011]11/18(V1)　[2010]11/17(V1)
[2009]04/23(V1),05/01(V1),10/29(V1)
[2008]04/07(V1),11/10(V♂1)
[2007]11/08(V1)
[2006]11/02(V1),11/16(V1)
[2005]11/28(V1)　[2004]12/17(♂V1)

結果は2011までは定期的な少ない渡り鳥だったが、その後は記録なしなので絶滅したと言える、正確には通過しなくなってしまったということだが。たぶん原因は、生き物に優しい、生き物が棲める、休める安心できる暗い藪をことごとく撤去してしまったからではないかと思う。貼ったのは、2006/11/26のMFのルリビタキ。