先日、映画『どろろ』を観て来ました。
手塚治虫の同名漫画が原作で映画化されたものですが、なかなか個人的には好きでした。
ちょっと前まで妻夫木くんは好きでもなければ嫌いでもないという曖昧な見方しかしていない管理人でしたが、改めてやっぱ彼はカッコいいなぁ~と思いましたw
思えばオレンジデイズで二人が共演していたとき、なぜか管理人が通う大学が撮影地になっていたとか・・・。ついこないだも華麗なる一族でキムタクがうちの大学に来ていたとかで、ちょっとずつ知名度があがってきてるみたいwww
『どろろ』の漫画の存在すら知らなかった僕は、最初は時代劇かと思ったし、噂になっている二人の共演だから恋愛物の映画かと思っていたけれど、これまた第一印象を覆すようなアクションや、化け物世界が展開されて管理人は魅了されまくりでした(爆)
特にオオサンショウウオが出てきたときなんか「あの着ぐるみ妖怪・・・( ´_ゝ`)プっ」とひとりでニヤケながら映画を見ていました。
『陰陽師2』での中井貴一さんの怪演も素敵でしたが、さすがに親が俳優だからか最近の中井さんの演技も渋みが出てきた感があって素敵ですね。原田芳雄さんもでているところにキャスティングの豪華さを感じます。
映画のパンフレットには、養老孟司さんがコラムを書いています。すっごく簡単に映画のテーマを書いているところにこの人の観察力の鋭さみたいのを思わせますが、エンターテインメントですからぶっちゃけ楽しめればいいような気もします。
エンディングにMr. Childrenの「フェイク」という曲が流れました。今となってはあの曲はエンディングで流れて正解だったのかもな~と思いますが 映画を見ているときは「ここでミスチルの曲を使う必要はあるのかな?(´-ω- `)グゥ… 」と思ったり。
ただここで映画の時代とは違うミスチルの曲のポップさがくることで(製作者側による)時代劇の姿も以前に比べて大分現代チックになってきたんだ・・・と久方に時代劇をみた管理人は思いました。そもそも原作はファンタジーに分類されることが多いみたいですが、ファンタジーは日本人の目から見ると妖精の出てくるものだったり、ロード・オブ・ザ・リングのような物語を想像してしまいがちなような気がします。だからエンディングにミスチルのポップな曲を持ってくることで、ファンタジーと現代を結びつける役割になっていると言えそうです。だから養老さんはあんなコラムを書いたのかな~なんて勝手に推測してみたりしました。
ぜひ見に行ってください。面白いです。
興行成績が良いのも頷けるかとw