Entre ciel et terre

意訳して「宙ぶらりん」。最近、暇があるときに過去log整理をはじめています。令和ver. に手直し中。

学校司書を増やして!

2023年12月25日 | 日々雑感
本日はクリスマス。
それにしても、まぁ、スーパーではチキンがたくさん。世界で何羽、食されていたことでしょう。むかしからこんな風でしたっけ?

さて、話は変わり、今朝の新聞に学校司書の専任が圧倒的に足りない、との記事を見つける。
少しだけ図書館で働いたことがある管理人としては、とても目を引く記事でした。

そして個人的には、学校司書はちゃんと設置すべき、だと思っています。非常勤等ではなく。
新学習指導要領となり、探究的な活動をうながす割には、現場の教職員やボランティアでまかされていて、非常勤の司書はいれど、継続発展的な指導には繋がっていない、という現状。
また、司書教諭だけでは学校図書館などを運営することも現実には難しく、その代わりに端末は子どもたちが1人1台持っているので、デジタル化だけが進んでいく...
自治体によっては、電子図書館を推進しているところもあり、図書館よりもタブレットで本を読む時代に突入しています。
そりゃ、視力低下するって。(いや、タブレットだけのせいではないか。)

学校図書館を多用して過ごしてこなかった大人たちが、学校図書館を多用させようとあれこれ考えている現実。
これはやっぱり推進力は低そうです。偉そうに申していますが、私だって多用できていない大人のひとりなんですけどね。ただ、本が好きなだけ。
でも、居場所としての学校図書館や、情報検索やコミュニケーションの場としての図書館って、大事だと思うのですよね。
学校での生活が、先生と子どもたちの、継続的な生活であるのと同じように、こういう探究活動も専任の学校司書がいてくれるからこそ、支えてもらったり、違うアプローチをかけることができたり、だと思うのですよね。

こんな著者がいるのか、とか。むかしだったら、本の後ろに借りた人のカードを入れるところがあったり、借りられた日付をみたり。
実は最近ではそういうのすら、バーコードで管理しているのでわからないものが増えてきていますね。個人情報保護?

つまるところ、そろそろ本腰入れて社会全体で、人にお金をかけましょうということのような気もします。
学校司書だけじゃなく、非正規雇用はなくして、様々な職種を主たる職業とする...
(非正規雇用をすべてなくすのは、その状況に応じて、というのがあるようですから、難しいのかもしれないけれど。)
そうすると、you tuberとかは、何になるんだろう? 自営業? はたまた映像作家? うーむ。

話がそれました。まぁ、理想主義といわれてしまえばそれまでなのですが、今日の新聞記事をみつけて、いろいろ転々と思いあぐねてしまいました。
この記事の隣に、国際ランキングによる日本の労働生産性が低下している記事も載っていました。
人口減少もそうですが、こういう記事を見ると、いろんなものが崩壊していくガラガラガラガラ~ という音が、加速度的になっていると感じてしまいます。

うーん、クリスマスの雰囲気を味わえるだけ、まだましと見るべきなのか。

そして気づけば除夜の鐘が鳴る日に近づいてゆきます。鳴りやむのでしょうか。笑
(この時期になると、中島みゆきさんの歌「百九番目の除夜の鐘」を思い出す。笑)


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