Entre ciel et terre

意訳して「宙ぶらりん」。最近、暇があるときに過去log整理をはじめています。令和ver. に手直し中。

もう気分はクリスマス?

2023年11月03日 | 日々雑感
 先日、何かのTV番組を見ていたとき、スーパーマリオの新しいゲームCMをみた。
 別にそのCM自体は、特に変わった様子はなく、普通に画面上でマリオが軽快にとびまわっている、プレイ画面のCMだったのだが。

 ふと、その映像を見ていたときに、「あ、クリスマスが近づいたな」と思った。
 そして、そこから自分が小さかったときの、クリスマスの華々しい感じを、一瞬思い出してしまった。

 「サンタクロースはいるのだろうか?」
 「サンタクロースは来るのだろうか?」

 特段、普段から良い子でもなければ、悪い子でもなかったと思うが、サンタクロースを信じ、クリスマスプレゼントを切に願いつつ、クリスマスという響きだけに、イルミネーションにも煽られて浮かれまくっていた時代があったことに、自分でもなんて純粋な心を持った時期があったことだろう、と思う。
 むかし、ダウンタウンの松本人志さんが、TVの企画(だったと思うが)で作った「♪チキンライス」の世界を思い出した。

 はてさて。
 現代っ子たちは、クリスマスをどう感じているのだろうか。すべてがすべて、とは言わないが。邪推をさせてもらえば、私は、先にあげたマリオのゲームなどは、クリスマス前に買われているんじゃないかと思ってしまう。(根拠はありませんよ! あくまで邪推です)
 そして、クリスマスはクリスマスで、また違う何か欲しいものを買ってもらっているんだろうな、なんて思ったりする。

 それが悪いとは言わないが、おそらく私が子どもだったときと、現在は、ゲームや玩具のとらえ方が違かろう。
 すぐにゲームが入手出来てしまう、そんな状況に、世代のせいか、首をかしげてしまう自分がいる。
 つまり、私も着々と齢を重ねたんだと、実感せざるを得ない。笑

 よく親に連れられ、大手家電量販店に買い物に行った。あのタイミングで買い物に連れていかれていたのだから、明らかに親はプレゼントを確認し、買うために私を連れていっていたことだろう。ただ、それを言ったらネタばらしになるから、「今日は必要なものを買いに行くだけだからね!」という「てい」で買いものに行く。
 そして、いろいろ巡ったあげくに、「お会計してくるから、人ごみの少ない階段のベンチで待っとけ」と言われ、時間をつぶす。
 このあいだに、プレゼントが買われていたであろうことだが、小さいときは階段の踊り場で遊んだりできたので、何も気にすることなく時間をつぶしていた気がする。
 今は、こんなことすらできない。下手すれば「人さらい」。下手すれば、クレームつけられて、事件に巻き込まれかねない。
 なんという時代じゃ。
 そもそも、配達ができるので、家電量販店に行く必要さえないかもしれない。

 そんな昔に思いを巡らし、勝手に「やっぱり現代は何かを見失っている気がする」と思う。(あくまで個人の意見です)

 まさか、マリオのCMを一瞬見ただけで、こんな気持ちになるとは。笑
 ということで、この気持ちを、皆様の前で大変恐縮ではありますが、吐露させていただきました。



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