都庁百景007, 008


そして、第314冊
ゾラと言えば、長編小説が有名ですが、短編小説も最近注目されて、手頃に読めるようになってきました。
長編小説から入った身としては、短編を読むと長編のときのエッセンスが既に見出されていたのだな、とつくづく思います。
今回の文庫化のタイトルにも使われている「水車小屋攻撃」や、「シャーブル氏の貝」「一夜の愛のために」なんかを読んでると、なんともゾラっぽい作品のような気がします。
他にも光文社古典新訳文庫などからも出てますので、長編読む時間がない方は、こちらから入っても良いと思います。
もしゾラが生きていたら、いまのこの疫病流行の世の中を、どのように描いたんだろうと思ったりもします。


そして、第314冊
■エミール・ゾラ、朝比奈弘治訳『水車小屋攻撃 他七篇』(岩波文庫、2015.)
ゾラと言えば、長編小説が有名ですが、短編小説も最近注目されて、手頃に読めるようになってきました。
長編小説から入った身としては、短編を読むと長編のときのエッセンスが既に見出されていたのだな、とつくづく思います。
今回の文庫化のタイトルにも使われている「水車小屋攻撃」や、「シャーブル氏の貝」「一夜の愛のために」なんかを読んでると、なんともゾラっぽい作品のような気がします。
他にも光文社古典新訳文庫などからも出てますので、長編読む時間がない方は、こちらから入っても良いと思います。
■ゾラ、國分俊宏訳『オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家 ゾラ傑作短篇集』(光文社古典新訳文庫、2015.)
■バルザック『グランド・ブルテーシュ奇譚』にも似たような怖い作品もあるので、一緒に紹介
もしゾラが生きていたら、いまのこの疫病流行の世の中を、どのように描いたんだろうと思ったりもします。