◆第311冊 京極夏彦『前巷説百物語』(角川文庫、2009.)
シリーズものです。ただ、0シリーズ的な位置づけの作品でもあるような気がするので、これはこれで単独で読んでもありか。
と勝手に考えてみます。妖怪もの、推理もの、です。
◆第312冊 青木健『ペルシア帝国』(講談社現代新書、2020.)
世界史をやった人であれば、興味深い話がいくつかあります。他の国の歴史や故事成語をたとえに出してくれる部分もあり、興味深い反面、ペルシア語読みで名前を書いていたりするので、人名・地名が最初、しっくりこない場合もある。(けどちゃんと読むと、有名な地名・人物を紹介していた、なんてことが多々あり。)
◆第313冊 高森顕徹『歎異抄をひらく』(1万年堂出版、2008.)
ゆっくり余裕があるときに読むべきだと思った。とりあえず、初読の感想は、「なんでこれがベストセラー?」という感じ。
おそらくこの本の「解説」部分に惹かれている読者が多いからだろう・・・が。もう一度、どこかで読み直す予定。