Entre ciel et terre

意訳して「宙ぶらりん」。最近、暇があるときに過去log整理をはじめています。令和ver. に手直し中。

『新・もういちど読む山川世界史』を読む(その8)

2017年12月03日 | 世界史あれこれ





 久しぶりの更新です。この本自体はだいぶ前に読み終わっていましたが、更新は今のペースで行うことに・・・。

☆ p.176 ロバート・オーウェンのコラム

 オーウェンが、ニューハーモニーなどの設立をこころみた紹介を経て、
 「ただ注目すべきは、このコミュニティを建設しようとする背景には「千年王国」的発想がその基礎にあったことである。オーウェン支持者が各地の都市に建設した「科学会館」では、オーウェンが聖職者のように儀式を主催し、式辞を述べ、社会主義をたたえる賛美歌がうたわれるなど、組織や行事には宗教的な装いがほどこされていた。」

 ・・・想像するだけで、なんか怖いですね。でも、現代にも似たような組織はありそうな・・・。



☆ p.179 ビーダーマイヤー : ここを参照のこと。



☆ p.195 ヨーロッパ諸国のアジア進出 の世界地図は、見やすいと思います。こういう地図が、図表にも欲しい。



☆ p.212 コラム 中国の半植民地化
☆ p.218 コラム 移民の流れ
 
 19世紀の中国の半植民地化の状況が、3段階にわけられて捉えられている点は、考慮に値する。
 移民の流れも、コラムに当たり前のように載るようになりました。グローバル化が強調されている気がします。



☆ p.225 西太后の真価 : 西太后の評価も、まちまちなので、こういうのがあると参考にできます。



 そして、最近きづいたんですが、この本で目についたところを紹介しているのは、「コラム」のところが多いということ。
そりゃ、最新の動向をコラムという形で盛り込んでいるから、しょうがないんでしょうが、コラムのところを楽しみに読み進めていた感あり。


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