『2011.3.11』
その時 ぽてとタウンはみぞれが降っている中
ぽてとの散歩のために車で走っていた。
ラジオで訳の分からない信じられないことを言っているので
急いで家に帰りテレビにかじりついた。
信じられないような画像
娘は山側に住んでいるがそこも前日震度7の地震
1週間後「帰りたい」と娘に言われ
その日の夕方までに下の娘が全部準備をしてくれて
家族が乗れる車をリースして ぽてとタウンを出た。
本州は高速は使えず
夜の町は看板もコンビニも
ガソリンスタンドもやってはいず
光はなかった
娘の家にたどり着いた。
水道も電気も止まり
携帯はバッテリーが切れたら連絡ができなくなると。
前年暮生まれた子は今年4月で小学校2年生。
その年4月に小学校入学だった子は4月には中学2年生になる。
年月の経つのは早いのか
復興の速度が遅いのか
ぽてとタウンの森の防風林を見ては
あんな高波が来たらと「絶望感」しかない。